熱可塑性CFRPの航空・自動車等各種産業分野への適用【名古屋開催】

~ 現状と展望および課題 ~


★ 熱可塑性CFRP(CFRTP)の最新鋭航空機への応用事例や、名古屋大学NCCのCFRTP自動車適用プロジェクトを詳しく解説!


講師


名古屋大学 ナショナルコンポジットセンター
特任教授 工学博士 石川 隆司 氏


受講料


R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。


(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


習得できる知識


 以下に紹介するように、熱可塑性CFRP(CFRTP)と熱硬化性CFRPの違いから始めて、航空機構造への適用事例、自動車構造への適用事例、CFRTPの自動車構造適用を目指して実施している名古屋大学NCCでのプロジェクトの内容など、広範な知識を系統的に習得できる


趣旨


熱可塑性CFRP(CFRTP)と熱硬化性CFRPの違いとそれを生む力学特性
CFRTPの航空機適用事例紹介
CFRTP(一部CFRTSを含む)の自動車への最新の適用事例紹介
名古屋大学NCCでのCFRTPの自動車適用のためのプロジェクト実施内容の紹介


プログラム


1.炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の技術全体の概観
 1-1. CFRPを構造に適用する理由
 1-2. CFRP成形技術のロードマップ

2.熱可塑性CFRP(CFRTP)の種類、性能と価格、粘度の特徴

3.CFRTPと熱硬化性CFRP(CFRTS)の比較
 3-1. 圧縮強度はCFRTPの方が低くなる: その理由の説明
 3-2. 粘り強さ(破壊靭性)はCFRTPの方が高くなる: その理由の説明
 3-3. 疲労強度はCFRTPの方が高くなる: その実例紹介

4.航空機構造へのCFRTPの適用事例紹介: オランダのFokker社が先導
 4-1. フォッカー社のCFRTP技術ロードマップ
 4-2. CFRTPの成形方法の概略
 4-3. 大型旅客機(エアバスA380)主翼前縁(J-Nose)へのガラス繊維/PPS構造の適用
 4-4. ガルフストリームG650を対象としたCFRTP尾翼デモ構造の開発
 4-5. 舵面などへ適用するCFRTP「折り紙」技術の開発
 4-6. CFRTPを胴体全体に適用するための技術開発事例
 4-7. アグスタ- ウェストランド社製ヘリAW169の尾翼のCFRTP構造
 4-8. Fokker社以外のCFRTP部品の開発: エアバスA350のClip

5.自動車構造へのCFRTPの適用: 
  名古屋大学ナショナルコンポジットセンター(NCC)の技術開発プロジェクト紹介
 5-1. プロジェクトの背景と欧州の技術動向
 5-2. 我が国でのCFRTP(CFRTSも含む)の自動車への適用事例
 5-3. 2017年3月のJECショーでの欧州の最新のCFRTP適用事例紹介
 5-4. NCCプロジェクトでの実施目標と実施体制
 5-5. 基礎技術としているLFT-D技術の概要と長所・欠点
 5-6. NCCプロジェクトの開発目標と技術課題、研究開発の進捗状況
 5-7. NCCプロジェクトで使用する設備とシャーシ部材成形例、フロアパネル成形のビデオ
 5-8. 各部材の接合方法: NCCでは超音波融着を使用: その原理と接合例
 5-9. プロジェクト目標であるLotus Elise シャーシ完成品の紹介

6.結言

【質疑応答・名刺交換】  


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

49,980円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

愛知県

MAP

【名古屋市中村区】ウインクあいち

【JR・地下鉄・あおなみ線】名古屋駅 【名鉄】名鉄名古屋駅 【近鉄】近鉄名古屋駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂技術   繊維・炭素系素材技術   自動車技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

49,980円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

愛知県

MAP

【名古屋市中村区】ウインクあいち

【JR・地下鉄・あおなみ線】名古屋駅 【名鉄】名鉄名古屋駅 【近鉄】近鉄名古屋駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂技術   繊維・炭素系素材技術   自動車技術

関連記事

もっと見る