種々の推算・計算機シミュレーションによる相溶性予測の精度、実用性、
および実際に計算・推算を行っていく上でのノウハウを詳説!
講師
(国研) 産業技術総合研究所 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター
総括研究主幹 博士(工学) 青柳 岳司 氏
<ご専門> 高分子計算機科学、高分子材料解析
<学協会> 高分子学会、日本化学会、レオロジー学会
<ご略歴>
1987/3 京都大学薬学研究科博士前期課程終了
1987/4 旭化成工業(株)(現 旭化成(株))入社
1991/10-1992/9 カリフォルニア工科大学 客員研究員 (派遣)
1998/8-2002/3(財)化学技術戦略推進機構 研究員(出向)
NEDOプロジェクト「高機能材料設計プラットフォームの研究開発」に従事
2002/9 博士(工学)学位取得
2016/5 産業技術総合研究所入所
受講料
■ R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
習得できる知識
・SP値/溶解度パラメータの推算法とその精度
・高分子材料の相溶性の基礎と予測法
・SP値/溶解度パラメータを用いた高分子材料の相溶性予測の精度、実用性
趣旨
SP値/溶解度パラメータの定義、測定法、推算法および基礎的な適用事例などを解説した上で、高分子材料の相溶性予測への適用に関して解説する。
高分子溶液、ブレンド/アロイの相溶性予測、ランダムコポリマーの場合の取り扱い、あるいはブロックコポリマーのミクロ相分離構造予測などに関して、SP値の利用を中心に解説するが、分子シミュレーション、平均場理論の利用など、より進んだ方法論の紹介まで話題を広げたい。さらに、種々の推算・計算機シミュレーションによる相溶性予測の精度、実用性、および実際に計算・推算を行っていく上でのノウハウ的な内容に関しても解説したい。
プログラム
1.SP値/溶解度パラメータの基礎
1-1.SP値の定義
1-1-1.HildebrandのSP値
1-1-2.混合の熱力学
1-1-3.HansenのSP値
1-2.測定法
1-2-1.低分子のSP値測定
1-2-2.高分子のSP値測定
1-3.適用事例
1-3-1.耐溶剤性
1-3-2.相溶性
1-3-3.コンポジット分散性
2.高分子材料のSP値の計算・推算方法
2-1.原子団寄与法による推算
2-1-1.原子団寄与法の特徴
2-1-2.原子団寄与法によるSP値予測の例
2-2.グラフ理論(Bicerano法)による推算
2-2-1.Bicerano法の概要
2-2-2.Bicerano法の精度
2-3.分子シミュレーションによる推算
2-3-1.分子シミュレーションの種類
2-3-2.分子動力学シミュレーションの概要
2-3-3.高分子非晶モデルによるSP値推算の手順
2-3-4.高分子非晶モデルによるSP値推算の例
3.SP値を用いた高分子材料の相溶性予測
3-1.Flory-Huggins理論
3-2.χパラメータの予測
3-2-1.χパラメータとは
3-2-2.SP値からの予測
3-2-3.分子シミュレーションからの直接的な予測
3-3.高分子溶液の相溶性予測
3-4.高分子ブレンドの相溶性予測
3-5.コポリマーの取り扱い
3-5-1.ランダムコポリマー間のχパラメータ
3-5-2.Miscibility Window
3-5-3.ブロックコポリマーのモルフォロジー予測
4.高分子材料の相溶性予測の実用性
4-1.SP値の精度
4-1-1.低分子のSP値の例
4-1-2.高分子のSP値の例
4-1-3.各種SP値推算法の精度比較
4-2.相溶性予測に求められる精度と現状の予測精度の比較
4-2-1.ポリマーブレンドの相溶性予測
4-2-2.ブロックコポリマーの場合
4-2-3.高分子材料の相溶性予測の実用性
キーワード
SP値、溶解度パラメータ、高分子、相溶性、計算、推算、予測、シミュレーション
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開催日時
10:30 ~
受講料
49,980円(税込)/人
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