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規格適合へ向けた実践的セミナー!
セミナー趣旨
この規格への適合に向けて、規格要求事項をさらに理解する、各作業(構想・設計・検証・妥当性確認)ステップにおけるポイント、文書記録(計画書・記録類)の整備の仕方、などに加えて対応事例の紹介し、さらにはユーザビリティ規制の日本と欧米の違いについても解説します。
習得できる知識
・ユーザビリティエンジニアリング(UE)規格の要求事項
・UEが要求する形成的評価・総括的評価の方法
・UE報告書に記述する事項
・リスクマネジメント規格やQMS規格との連携
・欧米のユーザビリティ規格の主な要求事項
セミナープログラム
1.ユーザビリティとは?
~ユーザビリティとは、単なる「使いやすさ」ではなく、「医療機器の安全」にフォーカスしている。
これをふまえて基礎的なことを解説。~
①医療機器におけるユーザビリティの意味
②ユーザビリティが求められる背景
③ユーザビリティと製造業者
2.ユーザビリティエンジニアリング(UE)とは?
~UEの各要求事項の解説とともに、用語の正しい理解に加えて、
リスクマネジメント(ISO 14971)との密接な関係を示す。~
①エンジニアリング=工学
②プロセスとしてのUE
③ISO 13485の設計・開発で明記されたUE
④UEは医療機器の使用を分類する-通常使用、正しい使用、使用エラー、異常使用
⑤リスクマネジメントと不可分のUE
⑥IEC62366-1 UE規格全般および各箇条の概説
・規格の概要など(箇条1~3)
・重要な用語とその定義
・要求事項全体に係る部分(箇条4)
・要求事項の主要部分(箇条5)
・解説など(附属書A~E)
⑦ガイダンス文書IEC 62366-2との併読
⑧62366-1最新版、ISO 14971最新版との整合性、および「使用の困難さ」とは
3.UEの実務-計画、設計、検証、妥当性確認
~実際のUEプロセスについて箇条5のポイントを示し、ユーザインターフェース(UI)について考察する。~
①3.1 使用関連仕様の作成
②3.2 安全に関連するUI特性及び潜在的な使用エラーの特定
③3.3 既知の、又は予見可能なハザード及び危険状態の特定
④3.4 ハザード関連使用シナリオの特定及び記述
⑤3.5 総括的評価のためのハザード関連使用シナリオの選択
⑥3.6 UI仕様の確立
⑦3.7 UI評価計画の確立
3.7.1 一般
3.7.2 形成的評価の計画
3.7.3 総括的評価の計画
⑧3.8 UI設計、実装及び形成的評価の実施
⑨3.9 UIのユーザビリティに関する総括的評価の実施
⑩3.10 UOUP(由来不明のUI)の評価(附属書C(規定))
4.UEプロセスの文書化
~実際の記述例を交えて、各書類の記載項目や留意事項のポイントを述べる。~
①計画書およびUEファイル
②UEファイルに含める文書
a)安全に関連する特性を特定した結果
b)ハザード及び危険状態を特定した結果
c)ハザード関連シナリオの選択方法、使用の根拠、適用結果
d)UI仕様
e)UI評価計画
f)ユーザビリティ総括的評価の結果
g)使用関連仕様
h)製造後情報のレビュー結果
i)残留リスクの評価結果
5.UEの事例紹介
~62366-1適合への参考として演者の医療機器開発事例よりクラスⅡ機器のUEに係る部分を紹介する。~
①クラスⅢ機器
②クラスⅡ機器
③クラスⅠ機器
*以下、6.と7.では、アメリカとイギリスのUE関係文書の概要を述べ、
UEに対する考え方や62366-1との相違点を説明する。
6.UEの海外規制
①アメリカFDA:Applying Human Factors and Usability Engineering to Medical Devices
- Guidance for Industry and Food and Drug Administration Staff
②イギリスMHRA:Guidance on applying human factors and usability engineering to medical devices
including drug-device combination products in Great Britain
7.ヒューマンファクターエンジニアリング(HE)
①基本的な考え方-
・ユーザビリティのリサーチ、分析、設計および評価
②IEC 62366-1との相違
③特定16製品群
④報告書に含める項目
<参考資料>
・UE計画書サンプル
・UE報告書サンプル
・UEとリスクマネジメントのサンプル
・UEファイルのサンプル
・海外規制文書のポイント集、など多数
・UE関連規格と参考資料リスト、など多数
(質疑応答)
セミナー講師
宇野 宏志 先生 (株)ファーレックス 技術・薬事部マネージャー
■主経歴
・医療機器輸入の大手商社のフィールドサービス部にて人工透析装置、人工呼吸器、麻酔器、輸液ポンプ、
心電図モニタ等の保守/修理業務に従事した後、同社マーケティング部にて前記機器類を含む取扱い製品の
市場開拓及び営業サポート。
・新生児用高頻度人工呼吸器を扱う医療機器会社に移り、セールスエンジニアとして従事した後、
同社の分離独立会社に移り、呼吸関連機器の開発・製造・販売に携わると同時に品質管理業務に従事。
・現在、(株)ファーレックスにて技術・薬事コンサル業として活動中。
■専門・得意分野
・電気・電子工学、機械工学(主に圧縮気体)
・組込みプログラム、Windowsアプリの製作経験あり
・英語(技術資料、標準規格類などの翻訳、海外企業との交渉)
■本テーマ関連の学会・協会・団体等
・医工連携推進機構登録コーディネータ
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
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- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
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開催日時
13:00 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
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開催場所
全国
主催者
キーワード
医療機器・医療材料技術 医薬品・医療機器等規制 UI/UX/ヒューマンインターフェイス
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