粒子分散技術の実践セミナー

分散プロセス設計・分散評価の実際、分散剤・分散機の選定と上手な使い方

現場でよく起こる問題(分散工程トラブル、貯蔵トラブル)と対応策とは!

ビーズミルによるナノ粒子分散を中心に!


講師


郷司技術士事務所 代表 技術士(化学部門) 郷司 春憲 先生

■ 主経歴

1978年4月 日本ペイント(株)に入社
 顔料分散などの界面化学に関する研究開発や生産技術開発に従事
 生産技術研究部長 粒子分散技術に関する開発プロジェクトマネージャーなどを歴任
2008年~2013年 (社)色材協会理事
2014年6月 日本ペイント(株)を退職後、技術士事務所を開設。
 技術コンサルタントととして活動中。

■ 専門・得意な分野・研究
・顔料や機能性粒子のナノ分散技術開発
・顔料分散剤の設計や選択
・分散プロセス・分散装置の設計開発
・洗浄プロセス・洗浄装置の設計開発
・塗料や樹脂の生産技術開発 工程管理技術 品質管理技術


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


■ 講演ポイント
 主にビーズミルによるナノ分散を題材にして、ミルベースの配合設計から分散剤選定などのソフト面、および分散機の選定や運転条件の設定などのハード面まで総合的に習得していただくことにより、分散技術の実務に長けた中堅技術者の育成を目指します。
 分散理論の理屈面だけでなく実際に直面するトラブル事例を、できるだけ多く取り上げて実務にすぐ役立つ講座を目指します。また、最新動向(ナノ分散における分散剤の使い方や分散プロセス)にも触れたいと思います。

■ 受講後、習得できること
・分散配合の設計方法
・分散プロセスの設計方法
・分散の良否の評価方法
・顔料表面の評価技術と分散剤の選定方法
・分散機の選定と目的に応じた分散条件の設定方法
・分散プロセスでのトラブルと対応策


セミナー内容


1.分散プロセス設計の実際 〜事前に何を調べておくべきか〜
 1.1 分散プロセスの単位過程
 1.2 つかんでおくべき原材料の特性と評価方法
 1.3 ミルベース配合設計の留意点とポイント
 1.4 分散条件が分散品質へ及ぼす影響

2.分散評価の実際 〜正しい評価のための留意点〜
 2.1 分散状態評価の重要性
 2.2 粒子径の評価;直接法と間接法
 2.3 粒度分布測定の留意点
 2.4 分散安定性の評価

3.分散剤選定の実際と上手な使い方
 3.1 分散剤と粒子間の相互作用力
 3.2 分散剤の機能と分類
 3.3 分散剤の構造と分散性能
 3.4 分散剤の選択方法
 3.5 分散剤を利用した分散配合設計

4.分散機の選定と上手な使い方 〜ビーズミルを中心にして〜
 4.1 様々な分散機と特長・選定基準
 4.2 最近のビーズミルの動向
 4.3 目的に応じた分散機の条件設定
  ・微粒子化と低粘度の両立をしたい
  ・分散速度を向上させたい
  ・粒度分布を狭くしたい
  ・コンタミ(着色)を防止したい
  ・高粘度品を分散したい
  ・スケールアップをしたい

5.ナノ分散での留意点
 5.1 微粒子化のためのポイント
 5.2 安定化のためのポイント
  ・液中での安定化
  ・塗膜中での安定化
  ・粒子間距離の影響
 5.3 過分散の防止方法
 5.4 最近の特許にみる分散プロセスの動向

6.現場でよく起こる問題と対応策
 6.1 分散工程でのトラブル
  ・沈降性顔料の分散方法
  ・凝集 ブツ ゲル化
  ・粘度異常 温度・圧力異常
  ・磨耗 コンタミ
  ・レットダウン(溶解工程)の注意点
 6.2 貯蔵でのトラブル
  ・沈降 相分離
  ・凝集 増粘 経時変色
 6.3  塗装,膜形成時のトラブル
  ・色安定性 外観不良
  ・粒子の帯電制御と混合時のヘテロ凝集防止
 
 <質疑応答>