半導体封止材料の設計・製造技術 総合解説 ~2日間コースセミナー~

11月29日(火)基礎編 / 12月7日(水)応用編

進化を続ける半導体パッケージングへの対応に向けて絶えず改良が求められる封止材料―
日本企業がシェアを確保し続けるために、封止材料の基礎から製造・先端応用技術まで、2日間にわたり総合解説します。
本分野の開拓時代から現在まで封止材料および関連素部材(原料等)の開発に携わり続けている講師が、要素技術の伝承を最近の半導体パッケージング事情も交えて語ります。
封止材料・構成原料の開発者様から封止材料ユーザ技術者様まで、ぜひ本セミナーをご活用ください。

日時

[基礎編] 2022年11月29日(火) 10:30~16:30 基礎編のみのお申込みはコチラ
[応用編] 2022年12月7日(水) 10:30~16:30 応用編のみのお申込みはコチラ

セミナー趣旨

 半導体は、「樹脂封止」の採用(1980年代)により急成長し汎用化した。日本は、樹脂封止用の「封止材料」の分野で市場を制圧し続けている。今回、封止材料の基本技術および応用技術を2日間にわたり徹底解説する。講師は、封止材料およびその関連技術の開拓および改良に最前線で40年以上携わっている。
 1日目の講義では、封止材料の基本技術を、2日目の講義では応用技術を分かり易く説明する。今後も、封止材料の成長は続くと予想されるが、これまでの開発経緯や要素技術の伝承が危惧されている。また、パッケージング技術は進化を続けており、これに対応できる新しい封止材料の開発に期待がかかっている。
 本講演では、2日間の講義を通じて、半導体パッケージング関係者への技術伝承とともに今後の開発指針について議論したい。

セミナープログラム

2022年11月29日(火) 基礎編 10:30~16:30 

【封止材料の情報】
 1.封止材料の概要
   1.1 開発経緯
   1.2 種類
   1.3 用途
   1.4 封止材料会社
   1.5 その他
 2.樹脂封止の概要
   2.1 封止方法
   2.2 開発経緯

【封止材料の諸元】
 3.封止材料の組成
   3.1 開発経緯
   3.2 基本組成
 4.封止材料の製造
   4.1 製法・設備
   4.2 管理方法
   4.3 検査方法
   4.4 取扱方法
 5.封止材料の評価
   5.1 一般特性
   5.2 成形性
   5.3 信頼性
   5.4 その他

【封止材料の原料】
 6.フィラー(シリカ)
   6.1 開発経緯
   6.2 原料体系
   6.3 種類・特性
   6.4 製造諸元・製造会社
 7.エポキシ樹脂
   7.1 開発経緯
   7.2 種類
   7.3 製造諸元・製造会社
   7.4 含有塩素
 8.硬化剤
   8.1 種類・製造会社
   8.2 製法(フェノールノボラック)
 9.硬化触媒
   9.1 種類・製造会社
   9.2 開発経緯
   9.3 潜在性触媒
 10. 封止材料用機能剤
   10.1 改質剤(シラン系処理剤)
   10.2 応力緩和剤
   10.3 界面密着剤
   10.4その他
 11.高熱伝性フィラー

 「基礎編」単独のお申込みは コチラ 


2022年12月7日(水) 応用編 10:30~16:30

【封止材料の設計技術】
 1.封止材料の設計
   1.1 材料成分の確認
     (1)主成分:フィラー,樹脂(エポキシ,硬化剤),触媒
     (2)機能剤:改質剤,応力緩和剤,密着剤,他
   1.2 材料成分の寸法
     (1)界面:触媒,機能剤
     (2)課題:凝集・集合
     (3)検証
   1.3 材料成分の配置
     (1)分散:分散媒
     (2)分散方法
     (3)分散性評価
   1.4 材料成分の管理
     (1)品質変化(変質)
     (2)制御方法(品質安定化)
   1.5 材料設計の焦点
     (1)機能剤
     (2)処理:表面,界面

【半導体の開発状況】
 2.半導体の開発経緯および開発動向
   2.1 パッケージング
     (1)開発経緯
     (2)軽薄短小化
     (3)高速化
   2.2 半導体パッケージ
     (1)WLP
     (2)PLP
     (3)2.X-DP
   2.3 封止材料の課題
     (1)組成
     (2)製法
     (3)封止

【次世代パッケージング】
 3.次世代パッケージング技術への対応
   3.1 高速化対応
     (1)接続短縮
     (2)対象半導体
     (3)用途
   3.2 次世代パッケージ
     (1)個人(FOPKGs) 
     (2)ビジネス(2.X-DPs vs MAPs)
   3.3 次世代パッケージとパッケージング技術
     (1)新規パッケージング材料
     (2)新規パッケージング方法

 「応用編」単独のお申込みは コチラ 

セミナー講師

(有)アイパック 代表取締役 越部 茂 氏

【経歴】
 1974年 大阪大学工学部卒業
 1976年 同大学院工学研究科 前期課程終了
 1976年 住友ベークライト(株)入社 フェノール樹脂、半導体用封止材料等の開発に従事
 1988年 東燃化学(株)入社 半導体用シリカ、民生用シリコーンゲル等の開発に従事
 2001年 有限会社アイパック設立

現在は技術指導業を担当、寄稿・セミナー等で新旧技術を紹介(「日経マイクロデバイス」、「機能材料」、国内・韓国版「電子材料」誌で長期連載)。
半導体および光学分野の素部材開発において国内外の複数メーカーと協力を行っている。
また海外の研究機関や業界団体(サムスンSAIT、台湾工業技術研究院、台湾TDMDA等)でも活動中で半導体・電子機器分野の最新情報に明るい。
本分野での特許出願多数(約200件)、日本のパッケージング分野で、創生期から現在そして今後も最前線で活動し続ける数少ない技術者の一人である。

セミナー受講料

定価:82,500円(オンライン受講価格:49,500円)

<セミナー主催者のメルマガ登録をされる場合>
特別割引価格:
1名:78,370円(オンライン受講価格:46,970円)
2名:82,500円(1名分無料:1名あたり41,250円)
3名以上のお申込みの場合、1名につき41,250円で追加受講できます。

※オンライン受講価格は、Live/アーカイブ/オンデマンドの受講を1名様でお申込みいただいた場合の価格です。複数お申込みでは適用されません。

※複数割引はお申込者全員のメルマガ登録が必須です。同一法人内(グループ会社でも可)によるお申込みのみ適用いたします。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

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  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
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  • 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
    ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
    ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

82,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

半導体技術   高分子・樹脂材料   複合材料・界面技術

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10:30

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82,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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キーワード

半導体技術   高分子・樹脂材料   複合材料・界面技術

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