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廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向
全国49,5002024-05-20
治具製造~加飾機構の紹介と今後の展望
~成形品粉砕再成形で強度物性が変わらない~
セミナー趣旨
プラスチックは日常生活に浸透しており、その廃棄物量から「プラスチック資源循環促進法」が立ち上げられている。加飾された成形品も例外ではなく、リサイクル可能なことが求められつつある。然しながら製造時の加飾不良品は、リサイクルできず廃棄されることが多い。
三次元ホットスタンプ法は、プラスチックのめっき調加飾もできるが、不良品は現場で再加飾による良品化が可能であり、廃棄物はほとんど出ない。さらに加飾時に良品化ができない成形品は、粉砕再成形で材料に戻すことが可能である。また使用後においても粉砕再成形によるマテリアルリサイクルが適用できる加飾方法である。その加工方法・必要治具類・量産使用例及び、リサイクル再成形後の物性などについてご報告する。
習得できる知識
・プラスチックの種類と加飾方法などについて
・三次元ホットスタンプ(3DHS)とは
・技術ポイント(治具製造方法・三次元ホットスタンプ機構造・加飾条件など)
・三次元ホットスタンプ品がリサイクルできるデータ紹介
・めっきと三次元ホットスタンプの比較
・プラスチック資源循環促進法及びプラスチック製品のリサイクルなど
セミナープログラム
1.環境問題であるプラスチック <樹脂の仕分け>
1-1 熱可塑性樹脂
1-1-1.PE
1-1-2.PP
1-1-3.PS
1-1-4.PVC
1-1-5.ABS
1-1-6.HIPS
1-1-7.PET
1-1-8.PMMA など
1-2 熱硬化性樹脂
1-2-1.SI
1-2-2.EP
1.2-3.PF
1-2-4.PUR など
2.プラスチックの加飾方法
2-1.塗装
2-2.インモールド成形
2-3.インサート成形
2-4.水圧転写
2-5.ホットスタンプ(熱転写) など
3.ホットスタンプ(HS)とは ※ホットスタンプ=HS
3-1.原理
3-2.HS箔
3-3.平面HS
3-3-1.ロール転写HS
3-3-2.アップダウンHS
3-4.三次元HS
4.三次元ホットスタンプ
4-1.加工方法特徴
4-2.加工手順
4-3.量産
4-3-1.エアコン
4-3-2.小物類
4-4.試作 など
5.鏡面加工他加工例写真
6.三次元ホットスタンプを構成する「型・材料・設備」
6-1.凸型
6-2.凹型
6-3.受け治具
6-4.プラスチック三次元形状品
6-5.ホットスタンプ箔
6-6.三次元ホットスタンプ機
6-6-1.小型機
6-6-2.大型機
6-7.付属品
6-7-1.シートヒーター
6-7-2.箔カッター
7.三次元ホットスタンプ機量産時の動き
7-1.一連動作
7-2.加工の特徴
7-3.加工のポイント
7-3-1.高温
7-3-2.高圧
7-3-3.短時間
8.三次元ホットスタンプ品のリサイクル性
8-1.粉砕成形品物性試験
8-2.物性試験方法
8-2-1.引張試験
8-2-2.曲げ試験
8-2-3.アイゾット試験
8-3.リサイクル可能な三次元ホットスタンプ回数の見極め
9.めっきとの比較
9-1.物性
9-2.加飾価格
10.三次元ホットスタンプの位置づけ
10-1.加飾方法として
10-2.特許及び実用新案
11.治具のコストダウン方法確立
12.まとめ
12-1.プラスチック製品の取り扱い
12-2.プラスチック資源循環促進法
12-3.今後の可能性
12-4.終わりに
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セミナー講師
近藤 浩子 氏
(日本技術士会中部支部、プラスチック成形加工学会、中部環境計量士会)
<略歴>
大学卒業後、総合化学技術商社に入社。以来、一貫して新技術開発・新製品開発に携わる。治具・金型設計歴20年。
国城金型工業(株)時代に樹脂加飾用プレス機を設計、3次元ホットスタンプ法を発明し、加飾量産を行った。樹脂加工法関連で特許提出10件、権利化3件取得した。同社閉鎖後パテントを外資に買われ、ともに研究開発し、その後国内の加飾メーカーに技術売却した。自身は樹脂複合材料の新加工法開発を自動車メーカーで行った。
再度射出成形を手がける決意をし、名古屋精密金型(株)に入社。同社では研究開発室室長として、経済産業省管轄サポートインダストリーにエントリーした。プロジェクトリーダーとして取りまとめ、金型構造解析・樹脂流動解析などを行った。このサポインでは、アルミ金属に関する表面処理を検討し、アルミ鏡面金型を完成させた。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
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開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
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開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂加工/成形 環境負荷抑制技術 省資源
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