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★ μ-LEDは次世代ディスプレイ技術の一番手になり得るのか?
★ 競合技術との比較をしながら、ディスプレイ開発の変遷をなぞりながら解説
次世代のディスプレイ技術としてマイクロLED(μ-LED)がにわかに脚光を浴びている。数々のディスプレイ技術にマイクロLEDは競り勝ち覇権を取ることはできるのか?
本セミナーでは、LCD(液晶ディスプレイ )や有機EL等の先行するディスプレイ技術、またQLED(量子ドットLED)やGaNナノコラム発光デバイス等次世代ディスプレイ技術等との比較をしながら、また自発光型ディスプレイ開発の変遷をなぞりながら、マイクロLEDの開発動向と今後の展望を解説する。
講師
(有)アイパック 代表取締役 越部 茂 氏
1974年 大阪大学工学部卒業
1976年 同大学院工学研究科 前期課程終了
1976年 住友ベークライト(株)入社 フェノール樹脂、半導体用封止材料等の開発に従事
1988年 東燃化学(株)入社 半導体用シリカ、民生用シリコーンゲル等の開発に従事
2001年 有限会社アイパック設立
技術指導業を担当、寄稿及びセミナー等で新旧技術を紹介
半導体および光学分野の素部材開発において国内外の複数メーカーと協力を行っている
受講料
43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり定価半額 の21,600円)】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
得られる知識
・μ-LEDの開発動向、開発状況と課題
・ディスプレイ業界の相関図
・自発光型ディスプレイ開発の変遷(SED、PDP、OLED等)
対象
・ディスプレイ業界の関係者
・光伝送(光信号による情報伝達)関連の技術者
・化合物半導体(特にGaN on Si)関連の技術者
趣旨
マイクロLED(μ-LED)が、OLEDに代わる民生用の次世代ディスプレイ用自発光型光源として注目されている。OLEDは輝度、耐湿性等で問題があり、大型画面や屋外使用の面で限界が指摘されている。また、OLEDディスプレイは変形固定できるが、折り曲げ対応=フレキシブル化は難しいと認識されてきた。このため、これら課題を解決すべくμ-LEDに関心が集まってきた。但し、μ-LEDの製品化には実用面およびコスト面で高い障壁があるとされている。
今回、μ-LEDの開発状況、技術課題およびその対策に関して説明する。また、OLEDからμ-LEDに走る業界事情等についても解説する。そして、過去のディスプレイ開発経緯および競合技術(QLED等)についても概要を述べる。
プログラム
1.既存のディスプレイ技術;特徴と比較
1.1 LCD
1.2 LED
1.3 1.3 OLED;白色OLED,RGB-OLED
1.4 LCD vs OLED
2.μ-LED;概要の説明
2.1 発光原理
2.2 自発光型ディスプレイ
2.3 課題;発光(遮光)、集積化(回路)
3.μ-LEDの製法;技術提案、試作例の紹介
3.1 スモール化 (小型LED)
3.2 マイクロ化 (集積LED:㎜→μm)
4.OLEDの課題;μ-LEDに関心が集まる理由および背景
4.1 技術面;発光性能、耐湿性
4.2 事業面;韓国 vs 米国(台湾) そして中国大陸
5.競合技術;過去の歴史および今後の技術案件紹介
5.1 SED (表面伝導型電子放出素子ディスプレイ)
5.2 PDP (プラズマディスプレイ)
5.3 QLED (量子ドットLED)
5.4 GaNナノコラム
6.実用光源の開発経緯;μ-LED実用化への課題を成功例に学ぶ
6.1 LED
6.2 OLED
6.3 単面発光源(RCLED、VCSEL(垂直共振器面発光レーザ)、LD(レーザーダイオード) )
□ 質疑応答 □
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