
薬物動態の基礎・ADME編 -生体膜通過/吸収/分布/代謝/排泄/薬物相互作用-
☆薬物動態の基本となる「生体膜透過」「吸収」「分布」「代謝」「排泄」「薬物相互作用」を基本から徹底解説!
☆きちんと学び直したい企業勤務/研究開発担当の方も、薬剤師を目指す方にもオススメ。
☆練習問題の解説まで丁寧に。問題を解きながら知識を付けていくことができます。
■動画の総視聴時間:約3時間24分
★この講座はLMS型のe-ラーニングです★
過去開催したセミナーの中から、ニーズの多い講座や人気の高い講座をe-ラーニング用にカスタマイズしたものです。
決められた順番に沿って、動画の視聴やテストを進めていきます。
<受講の流れについて>
受講開始日
当月15日までのお申し込みの場合:
当月25日から視聴開始
月末までのお申込みの場合:
翌月10日から視聴開始
※土日・祝日の場合は翌営業日扱いとなります
受講期間
4ヵ月間
※期間延長の場合、別途追加料金が発生します。受講料の項目をご確認ください。
(延長は1回限り、最長で6か月まで。終了前日までにお申し出ください。)
セミナー趣旨
薬物動態の変動要因:
薬物の吸収、分布、代謝、排泄、相互作用の基本を説明し、薬物の生体内動態に影響を与える要因の全体像を解説する。
特に本講座では以下を目標とする。
①薬物の代表的投与経路の意義が理解できる。
②薬物の体内動態と薬効・毒性発現の相関が理解できる。
③薬物が全身循環血に入り、組織に分布し、作用点に到達するまでの障害、および同時に起こる排泄を総合的に理解することで、創薬の基盤概念が理解できる。
④薬物動態速度論の基礎が習得できる。
<講義の構成について>
この講義は、
「薬物の生体膜透過・吸収」
「分布・代謝」
「排泄・薬物相互作用」の3部構成となっています。
※各部、約15分講義×5回…計15回
<練習問題の流れについて>
各講義毎に練習問題が設定されていますが、
各講義動画終盤で練習問題の説明
⇒動画視聴後、練習問題解答・自動採点
⇒次の講義動画冒頭で解説
という流れで進んでいきます。
セミナープログラム
「薬物の生体膜透過・吸収」
①薬物の生体膜透過
1日目 薬剤学の基礎
1 薬物の投与経路の意義
2 剤形の意義
種々の薬物の投与方法とその特徴
①経口剤
②注射剤
③貼付剤
④吸入剤
⑤点鼻剤
⑥点眼剤および眼軟膏剤
⑦坐剤
2日目 薬物の生体膜透過(1)
1 単純拡散・Fickの法則
2 pH分配仮説
3日目 薬物の生体膜透過(2)
3 特殊輸送
①能動輸送
②トランスポーターの分類
③促進拡散
④膜動輸送
②薬物の吸収
4日目 消化管からの吸収
1 消化管の構造と機能
2 小腸における薬物の吸収
3 リンパ管への移行
5日目 初回通過効果
4 経口投与以外の投与経路による薬物の吸収
5 吸収に影響を与える因子
6 Caco-2細胞
7 新しい研究領域
「分布・代謝」
③薬物の分布
1日目 薬物の分布
1 組織間での薬物の濃度差の原因
2 体液中での薬物の存在状態と組織への移行
3 リンパ管系への移行
4 薬物の脳への移行機構
2日目 リンパ管、脳、胎児への移行
4 薬物の脳への移行機構(前回の続き)
5 薬物の胎児への移行機構
④薬物の代謝
3日目 薬物代謝の基礎
1 薬物の体内での化学変化
2 薬物の代謝が薬効に及ぼす影響
3 薬物の代謝様式と代表的な代謝酵素
4日目 薬物の代謝様式
4 シトクロムP450(CYP)及び酸化反応
5日目 変動要因
5 薬物代謝酵素の変動要因
・代謝阻害
・誘導
・人種差
6 薬物動態に影響する遺伝的要因
7 肝初回通過効果
8 薬物代謝酵素の誘導様式
「排泄/薬物相互作用」
⑤排泄
1日目 腎における排泄
1 薬物の排泄経路
2 腎における排泄機構
3 腎機能の指標
①糸球体ろ過速度
②腎血漿流量
2日目 胆汁排泄、腸管循環、乳汁移行
4 胆汁中排泄
5 腸管循環
6 唾液中への排泄
7 乳汁への排泄(移行)
⑥薬物相互作用
3日目 定義、吸収・分布過程
1 薬物相互作用の分類
2 薬物動態に起因する相互作用
①吸収過程における相互作用
②分布過程の相互作用
4日目 代謝・排泄(分泌)過程
2 薬物動態に起因する相互作用(前回の続き)
③代謝過程における相互作用
④排泄過程における相互作用
5日目 排泄過程・薬力学的
2 薬物動態に起因する相互作用(前回の続き)
⑤p糖タンパク質との薬物相互作用
3 薬効に起因する相互作用
セミナー講師
名古屋市立大学薬学部 土井孝良 先生
■経歴
武田薬品工業㈱医薬研究本部で、33年間薬物動態、安全性評価及び研究戦略情報研究を担当、その後日本薬科大学教授として臨床薬剤学及び一般薬学を7年間担当、現在名古屋市立大学薬学部客員研究員及び非常勤講師
■専門および得意な分野・研究
薬物動態と安全性評価、医薬品開発論
■本テーマ関連学協会での活動
日本薬学会会員
日本薬物動態学会会員
日本毒性学会評議員
日本法中毒学会会員
日本社会薬学会会員
安全性評価研究会会員
J. Toxicol. Sci.のEditional Board
Fun. Toxicol. Sci. のAssociate Editor
セミナー受講料
1社1~9名でのお申込み : 1名あたり 27,500円(税込、資料付)
1社10名以上でのお申込み : 1名あたり 22,000円(税込、資料付)
1社30名以上でのお申込み : 1名あたり 16,500円(税込、資料付)
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
*13名以上お申込みの場合は、申込みフォームの備考に追加受講者をご記入ください。
*受講者とは別に管理者を立てたい場合は、申込時に備考欄にてお申し出ください。
●管理者を設定する場合:4,400円(税込)
*管理者ご自身が受講する場合、別途受講料がかかります。
●期間延長の場合:1ヶ月あたり4,400円(税込)
受講にあたっての留意点
※受講期間終了後はIDを削除致しますので予めご了承ください。
①受講開始日までに受講に必要なID、パスワードとURLをメールにてご連絡します。
【ご注意】
本講座で使用される資料は著作物であり、複写・転載・配布・販売を禁止致します。また、一つのIDにつき使用できるのは1名であり、一つのIDを複数名で使用することを禁止致します。
②必ず以下のURLより動作確認をしてからお申込みください。
情報機構 動作確認ページへ→
サンプルページ内の動画の視聴とテストの回答をお試しいただき、正常に動作するか各自にてご確認ください。動作環境以外のPCで受講すると、正常に受講できない可能性がございます。 動作確認やシステム設定に関するサポートは弊社では行っておりませんので、PC設定等のお問い合わせはご遠慮ください。
③受講の流れ
・講座開始日から、コンテンツの動画またはPDFを視聴・閲覧できます。
・Chapterの順番に沿って視聴・閲覧をしてください。前のChapterを終了せずに、次のChapterへは進めません。
・確認テストは、Chapter内の動画は最後まで視聴、PDFは閲覧しないとテストへ進めません。
なお、回答について講師による添削はありません。
・全てのChapterを終了し、最終テストで一定の基準を上回った方には、修了証(画面上で表示)を発行致します。
受講料
27,500円(税込)/人