
アクリル樹脂の特性から、性能・機能の改良法、構造制御重合法まで短時間で学習できます!
~モノマー合成・ポリマー製造・高性能化・分子設計~
こちらは10/13実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます
セミナー趣旨
アクリル樹脂を中心とするメタクリル系ポリマーは、その優れた耐候性、透明性および表面光沢などの特性により、車両部材、光学部材、土木・建築部材、塗料用樹脂などの分野で幅広く使用されている。
まず、アクリル樹脂についてその原料であるモノマーの合成法、工業的ポリマー製造法を説明する。具体的製品例によりアクリル樹脂を紹介するとともに、性能・特性を他樹脂との比較において解説する。 その際、劣っている性質(技術的課題)及びその解決の考え方、新しい機能付与など構造制御重合によるメタクリル系ポリマーの分子設計の現状について概説する。
習得できる知識
・アクリル樹脂の特性(他の透明樹脂との比較)
・ラジカル重合法の基礎
・アクリル樹脂の改質法
・構造制御重合法の基礎
セミナープログラム
1.アクリル樹脂の基礎知識
1-1.アクリル樹脂とは?
1-2.アクリル樹脂の歴史
2.アクリル樹脂に使用されるモノマー
2-1.メタクリル酸メチル(MMA)の工業的製造方法
2-2.各種メタクリレートモノマーとそのポリマーの特性
3.アクリル樹脂の工業的製造法
3-1.重合の基礎
3-2.各種工業的製造法(塊状重合、懸濁重合、乳化溶液重合、光ラジカル重合)
4.実用製品例
・成形材料、シート、フィルム、樹脂添加剤、塗料用樹脂、UV硬化樹脂、
・土木部材、光学部材など
5.アクリル樹脂の特性
4-1.他の透明樹脂との特性比較(光学的性質、耐候性、色調、硬度、吸水特性など)
4-2.メタクリル系ポリマーの特性から見た課題
6.アクリル樹脂の高性能化
6-1.改良方法
6-2.性能・機能の改良(耐衝撃性、耐熱性、難燃性、表面特性など)
7.アクリル樹脂の分子設計
7-1.構造制御重合の基礎(アニオン重合、ラジカル重合)
7-2.分子量制御、立体規則性制御
7-3.ブロック・グラフトポリマーとその応用
アクリル、メタクリル、樹脂、ポリマー、ラジカル、重合、分子、設計、構造、制御
セミナー講師
三菱ケミカル(株)広島研究所 機能材料グループ グループマネジャー 岡本 英子 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合39,600円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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受講について
・こちらは10/13実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日までに、セミナー資料はPDFでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
・動画のURLはメールでお送りします。
申込締日: 2022/10/25
受講料
49,500円(税込)/人
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