車載用ディスプレイの最新技術・市場動向と課題・要求・採用例

★ドライバーへの情報伝達手段の一つとして、ヘッドアップディスプレイを含む新しい表示システムをご紹介!
★次世代自動車用ディスプレイの市場動向についてわかり易く解説!
★車載用静電容量タッチパネルの最新動向と要求性能について説明!

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナープログラム

    第1部 自動車用ディスプレイの技術動向と採用例

    【11:00-12:15】

    山根健オフィス 代表 山根 健 氏

    【講演主旨】
    自動車用メータは、かつては速度計、距離計及び数種のインディケータランプのみであったのが、現代では自動運転技術開発などで培われたセンシング、判定技術が搭載されており、それを基にした情報表示機能が車載され、最良最適なドライバーへの情報伝達手段の一つとしてヘッドアップディスプレイを含む新しい表示システムが導入されている。

    【キーワード】
    2秒先、道路標識、ヒヤリハット、警報、案内表示、ナビゲーション、デジタルディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、デジタルミラー

    【講演ポイント】
    近年の自動車にはドライバーをサポートするための様々なセンシングシステムが搭載され、状況認知の補助や運転補助が提供されている。自動運転の導入が進む中でも自律走行レベルとなるまでは運転の主体はドライバーにあり、必要な情報を適切にドライバーに提供するディスプレイの求められる姿を紹介する。

    【習得できる知識】
    自動車のディスプレイ等に関する法規動向
    最新のデジタルディスプレイ
    自動運転システムに関しての知識

    【プログラム】

    1. 自動車に搭載されているメータ類
      1. 初期の自動車用メータ
      2. 現代のメータに関連した自動車法規
      3. 現代のメータの課題、表示システム選択コントローラなどセンターディスプレイやコンソール等総合的な設計。
    2. 情報表示と関連技術 (前方視界=ライト、ナイトビジョン)(安全補助)(ナビゲーション)(道路標識、交通情報その他)(交通システム、自動運転システムとの連携)
      1. 必須とされる車両情報と周辺情報の表示
      2. 運転時に多用される情報の表示
      3. 前方視界の補助(ライト関連)
      4. 自動運転システム
      5. 安全運転補助と予防安全技術(交通システム、自動運転システムとの連携)
    3. ヘッドアップディスプレイ技術
    4. ヘッドアップディスプレイ技術への期待と今後
      1. 運転者への適切な情報提供
      2. 交通安全への積極的な貢献
      3. 自動運転技術との融合(自動運転レベルごとの表示課題)
      4. 今後の展望

    【質疑応答】


    第2部 車載ディスプレイの市場動向と技術トレンド

    【13:00-14:15】

    Tianma Japan(株) 営業本部 車載営業部 プロダクトマネージャー 羽原 啓史 氏

    【講演主旨】
    近年、快適な移動の提供を目的とした車内インテリア デザインの向上が加速する一方、脱炭素社会の実現にフォーカスした製品を求めるTier1、OEMが増加、製品開発が高度化・複雑化している。電気自動車(EV)では車載ディスプレイの大画面化に加え、ディスプレイの曲面化、低消費電力化(Local Dimming)など設計の自由度を広げる需要が拡大、達成手段としてOLEDなどのデバイスを採用する流れも出てきている。
    本講演では、まず、次世代自動車用ディスプレイの市場動向についてわかり易く解説する。
    続いて、車内インテリアの快適性、低消費電力化に関する要求事項、技術課題および今後について述べる。

    【キーワード】
    車載ディスプレイ、トレンド、大型ディスプレイ、低消費、ローカルディミング

    【講演ポイント】
    パネルメーカが直面している課題、次世代自動車用ディスプレイの市場動向についてわかり易く解説。
    新たな開発テーマを生み出すお手伝いをさせていただきます。

    【習得できる知識】
    次世代自動車用ディスプレイの市場動向に関する知識

    【プログラム】

    1. 次世代車載ディスプレイの市場動向
      1. Intelligent
      2. EV化
      3. Application Trend(Application別のサイズ、解像度動向)
        1. Cluster
        2. CID
      4. Product Trend
    2. 多様化する車載ディスプレイ と課題
      1. 大型ディスプレイ
      2. Any Black(Seamless,低反射)ディスプレイ
      3. Any Black(Local dimming)ディスプレイ
      4. Privacyディスプレイ
      5. Shy Techディスプレイ
      6. その他

    【質疑応答】


    第3部 車載用静電容量タッチパネルの要求性能と開発事例・最新動向

    【14:30-15:45】

    ホシデン株式会社 表示部品生産統括部 統括部長 滝川 満 氏

    【講演主旨】
    自動運転を見据え、電動化が急激に進む自動車において、ディスプレイの役割が大きく増している。デジタルネイティブ世代にとって、スマートフォンと同等の操作性を持つ、静電容量タッチパネル機能は、ヒューマンマシンインターフェイスとして、不可欠なものとなっている。車載用静電容量タッチパネルの最新動向と要求性能およびホシデンの取り組みを報告する。

    【キーワード】
    車載用 静電容量タッチパネル 非接触タッチパネル ハプティックス技術

    【講演ポイント】
    会社に入社依頼、一貫して海外向けを中心とした航空機・車載コックピットディスプレイに携わってきた。
    特に欧州向けの車載用ディスプレイについては、市場要求を熟知しており、各国の自動車メーカーの特徴も肌感覚で
    理解している。その上で、車載用タッチパネルの開発を行っており、最先端の動向を報告したいと考える。

    【習得できる知識】
    自動車業界の動向、その中で求められる車載用ディスプレイ、そしてそこに搭載されるタッチパネルに求められる、基本的な性能から、サプライチェーン、最新開発品の動向までをカバーする。

    【プログラム】

    1. 自動車業界の動向
      1. 自動運転
      2. 電気自動車
      3. 車載用ディスプレイ
      4. コックピットの情報
    2. タッチパネルについて
      1. なぜタッチパネルか
      2. 求められる性能
      3. 抵抗膜式の問題点
    3. ホシデンについて
      1. 会社概要
      2. 製品群
      3. 市場売り上げ動向
      4. 車載実績
    4. 静電容量方式について
      1. 基本構造
      2. 代表構造
      3. サプライチェーン
    5. 市場からの要求について
      1. 地域別の要求
      2. カバーパネルへの要求
      3. インセルについて
      4. 大型化、曲面化への取り組み
      5. 開発事例

    【質疑応答】

    セミナー講師

    第1部 山根健オフィス 代表 山根 健 氏

    第2部  Tianma Japan(株) 営業本部 車載営業部 プロダクトマネージャー 羽原 啓史 氏

    第3部 ホシデン株式会社 表示部品生産統括部 統括部長 滝川 満 氏

    セミナー受講料

    【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
    2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


     

    受講料

    44,000円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    11:00

    受講料

    44,000円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    自動車技術   電子デバイス・部品   UI/UX/ヒューマンインターフェース

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    キーワード

    自動車技術   電子デバイス・部品   UI/UX/ヒューマンインターフェース

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