
以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
新人とベテラン設計層の再教育へ取り組む場合に必須の実務技術知識紹介講座
セミナー趣旨
あなたの所では、最近入社した新人の仕事上のマナーとモラルに違和感を感じていませんか?上司からテーマが与えられても、周りで総てお膳立て・準備をしてやらないと、手を着けない。判らないことがあっても、自分から進んで先輩や上司へ聞こうとしない。判らないことや知らないことは、教えられるまでは、手を着けない。仕事に必要な基礎知識とルールは、会社の上司や先輩が就業時間内で全て事前に教えるのが当然だと思っている。
以上は、企業の大小に関係なく、多くの職場で最近顕著に見られる傾向です。これら新人と経験年数に関係なく時々不具合を繰り返すベテラン層の再教育に必要な実務上の経験則は、しっかり修得するまで繰返しの再教育が大切になります。
これらがきちんと行わない結果として、多くの技術部門で手戻りによる時間浪費が、全投入時間の30%を超える現実があります。
本セミナーでは、新人と時々問題を繰り返すベテラン層に対する設計取組み時に必要な実務知識としての設計原則を50のケーススタディでご紹介致します。
ここで浪費時間と損失費用の半減化とは、30%を手戻り時間を15%以下へ節減化すること、市場・客先クレーム対策費と製造仕損費(計3%以上を1.5%以下へ節減)する取組みで、実現する為に必要な実務面の基礎技術ルールを言います。
日頃新人教育と時々問題を繰り返すベテラン層の再教育に悩んで居られる設計部門の管理者とリーダー層の方は、この機会に是非ご参加を、おすすめ致します。
講義のポイント
・経験則上の間違い防止のポイント
・技術基準上の間違い防止のポイント
・時間節約設計のルールとポイント
・納期確保設計のルールとポイント
・低コスト設計上のポイント
・トラブル・クレーム防止上のポイント
・技術基準設定上のポイント
・技術標準化上のポイント
以上の技術実務に必要な経験則を、50のケーススタディで分かり易くご紹介致します。
セミナープログラム
- 「10℃温度上昇寿命半減則」
- 「嵌め合い隙間1/5000最適則」
- 「硬さ対疲れの比18則」
- 「切欠き0.5?疲れ半減則」
- 「引っ張り対衝撃強さ逆比則」
- 「疲れ強さ最大HRC45則」
- 「耐疲労表面仕上げ有効則」
- 「引っ張り対疲れの比45則」
- 「腐食下の疲れ無抵抗則」
- 「硬さ向上C(炭素=カーボン)有効則」
- 「−(マイナス)60℃耐衝撃無抵抗則」
- 「焼き入れ度対衝撃比例則」
- 「低温時の対衝撃焼き入れ度影響則」
- 「硬さ対引っ張り(HB×31)+18則」
- 「低温時の対衝撃焼き入れ度合い影響則」
- 「中圧・中速接触時の耐摩耗C0.9選択則」
- 「高圧・低速接触時の耐摩耗C0.9回避則」
- 「高圧・高速接触時の耐摩耗C増加有効則」
- 「切欠き部材の焼き戻し温度と疲れ関連則」
- 「焼き戻し温度対衝撃強さ関連則」
- 「引っ張り対切欠き感度比例則」
- 「耐衝撃確保C0.7以上回避則」
- 「鋼板の限界絞り比2以下確保則」
- 「プレス打ち抜きせん断は抗張力確保則」
- 「打ち抜き時のだれ・かえりとクリアランス関連則」
- 「抜き型寿命角隅R/t0.25以上確保則」
- 「抜き穴・外径精度クリアランス影響則」
- 「スプリングバック量と曲げR/t比関連則」
- 「プレス最小曲げ半径R/t比1.5以上確保則」
- 「箱曲げ角隅止め穴必然則」
- 「板材曲げ加工時の反(そ)り必然則」
- 「抜き穴間隔最小2倍則」
- 「十字隅肉溶接強度70%則」
- 「突合せ継手開先1/2確保則」
- 「溶接熱影響部衝撃低下則」
- 「誤差防止は記号・実形併用則」
- 「溶接熱影響部引っ張り強さ向上則」
- 「溶接リブ・フランジ接合個所分散則」
- 「溶接熱影響回避板厚2倍則」
- 「接合部破損防止同寸確保則」
- 「溶接後表面仕上げ疲れ防止有効則」
- 「溶接部欠陥度と機械的性質逆比則」
- 「鋳物L字部内側半径T/3確保則」
- 「鋳造品の仕上げ代(しろ)外形寸法比例則」
- 「鋳造品の長さと肉厚公差外形寸法比例則」
- 「抜き勾配型割り面からの寸法に比例則」
- 「鋳造品の最小肉厚外形寸法比例則」
- 「変質層の深さ切削速度影響則」
- 「残留応力速度切り込み影響則」
- 「表面硬さ増加ショットピーニング有効則」
- (注.セミナーでは,以上の50テーマを簡潔にご紹介致します。)
- ◎ 質疑応答
セミナー講師
伊豫部技術士事務所所長 伊豫部 将三 氏
技術士・機械部門 設計力向上委員会代表
セミナー受講料
25,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
受講料
25,000円(税込)/人
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