ラジカル重合 活用のための基礎と分子量・立体構造の制御、最新の重合手法


~材料の新規開発・改質、製造法の改良、課題の克服等に向けて~



ラジカル重合を40年余りご研究されてきた講師が、
実務で活用するための基礎知識から、制御法、最新の重合手法までを分かりやすく解説します

講師


徳島大学 名誉教授 工学博士 田中 均 氏
専門

 :高分子科学
経歴
 :高分子化学、特にラジカル重合の研究に40年余り携わり、現在ではごく少数となった
ラジカル重合基礎研究者の一人である。キャプトデイティブという新しい概念の導入によって
新たな高性能・高機能高分子材料を開発したほか、最近では、ラジカル重合の分子量と立体構造の
連続的な同時制御に世界で始めて成功するなど従来のラジカル重合の概念を大きく変え、
その成果は国際的にも高く評価されている。

受講料


49,500円:消費税10%、昼食・資料付】 ( S&T会員受講料 47,020円 ) 
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で49,500円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,750円)


【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


セミナー趣旨


 ラジカル重合は、高分子材料(ビニルポリマー)製造の80%以上を占めるなど
必要不可欠な反応となっている。また、最近のリビングラジカル重合及び
立体特異性ラジカル重合の発見によってラジカル重合の可能性はさらに拡がり、
この重合法の利用拡大、新しい展開に大きな期待が集まっている。しかし、現在、
ラジカル重合を基礎から学ぶ機会は残念ながらほぼ失われている。
 本講では、ラジカル重合の基礎を中心に、最新の重合手法までを分かり易く説明する。
また、新しい概念「キャプトデイティブ効果」を取入れた新規材料開発・改質についても述べる。
 このセミナーがラジカル重合の理解を深め、直面する課題の克服等に役立てば幸いである。

セミナー講演内容


1.単独重合
 1.1 重合とは-基本用語とラジカル重合の特徴
 1.2 モノマーの種類と特徴
 1.3 開始剤の種類と選び方
 1.4 重合の素反応と課題、課題克服の工夫
 1.5 重合速度とポリマーの分子量を決める因子
 
2.共重合
 2.1 共重合の種類と反応解析
 2.2 モノマーの構造と反応性
 2.3 工業化の課題 
 
3.キャプトデイティブ効果を利用した重合 
 3.1 キャプトデイティブ効果とは
 3.2 重合
 3.3 ポリマーの特性と機能
 
4.重合妨害因子とポリマーの耐候性 
 4.1 酸素、禁止剤
 4.2 着色誘引物質
 4.3 耐光性の付与
 4.4 生分解性
 
5.分子量の制御法
 5.1 リビングラジカル重合の原理と種類
 5.2 具体例と課題
 5.3 新しいリビング重合
 
6.立体構造の制御法
 6.1 立体化学の基本用語
 6.2 重合の立体化学 
 6.3 立体規則性及びラセン高分子の合成法

 □ 質疑応答・名刺交換□

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料

関連記事

もっと見る