精密ラジカル重合の基礎と機能性高分子の精密合成

ラジカル重合・精密重合の基礎から、
リビングラジカル重合よる高分子合成・応用展開までを詳しく解説。

さらに今回は「微小プラスチック問題」と、
高分子科学からの取り組みに関しても解説します。


セミナー講師


中部大学 総合工学研究所 教授
京都大学 産官学連携本部 特任教授 工学博士(京都大学) 澤本 光男 氏

【専門】 高分子化学,高分子合成,精密重合,機能性精密高分子

【略歴】
(1976) 昭和 51 年 3 月 京都大学大学院 修士課程 高分子化学専攻修了
(1979) 昭和 54 年 3 月 京都大学大学院 博士課程 高分子化学専攻修了
(1979) 昭和 54 年 7 月 工学博士 (京都大学)
(1979) 昭和 54 年 4 月 京都大学工学部高分子化学科 日本学術振興会研究員
(1980) 昭和 55 年 5 月 米国 アクロン大学 高分子科学研究所 客員研究員
(1981) 昭和 56 年 10 月 京都大学工学部高分子化学科 助手
(1991) 平成 3 年 4 月 京都大学工学部高分子化学科 講師
(1993) 平成 5 年 8 月 京都大学工学部高分子化学科 助教授
(1994) 平成 6 年 7 月 京都大学工学部高分子化学科 教授
(1996) 平成 8 年 4 月 京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻 教授(改組)
(2017) 平成 29 年 3 月 京都大学 定年退職
(2017) 平成 29 年 4 月 京都大学 名誉教授
(2017) 平成 29 年 4 月 中部大学 教授(総合工学研究所)
(2017) 平成 29 年 6 月 京都大学 特任教授(産官学連携本部)
(2017) 平成 29 年 6 月 国立研究開発法人 科学技術開発機構(JST)研究主監
・日本学術会議 連携会員(元会員)
・公益社団法人 高分子学会 前会長
・公益社団法人 日本化学会 常務理事,国際交流委員長
・Advisory Editor, Journal of Polymer Science, Part A: Polymer Chemistry

【受賞歴】
(1992) 平成 4 年 5 月 高分子学会 高分子学会賞 (平成 3 年度)
(1999) 平成 11 年 3 月 日本化学会 学術賞 (平成 10 年度)
(2002) 平成 14 年 4 月 米国化学会 The Arthur K. Doolittle 賞
 (平成 13 年度: PMSE部門)
(2012) 平成 24 年 7 月 王立英国化学会 Macro Group UK Medal for Outstanding
Achievement in Polymer Science( 平 成 24 年度: The Pure and Applied
Macromolecular Chemistry Group, Macro Group UK) 「高分子科学への顕著な貢献」
(2013) 平成 25 年 5 月 高分子学会 高分子科学功績賞 (平成 24 年度)
(2014) 平成 26 年 7 月 NIMS 賞(独立行政法人 物質・材料研究機構)
(2015) 平成 27 年 11 月 紫綬褒章
(2016) 平成 28 年 4 月 フンボルト研究賞 (Humboldt Research Award) (ドイツ外務省)
(2017) 平成 29 年 5 月 ベンジャミン・フランクリンメダル(米国フランクリン研究所)


受講料


48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


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2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


得られる知識


1、高分子合成に関する基礎的知識
2、高分子精密合成の考え方と最新の展開
3、機能性高分子の開発状況
その他、高分子と社会の関係・貢献・課題についての知識と現状認識


対象


・企業研究者・技術者、大学研究者
・大学学部、大学院修士、大学院博士のいずれかで、化学(有機化学、材料科学、
 高分子化学など)を履修した方々


セミナー趣旨


 ラジカル重合は工業的に配位重合とともに最も広く用いられ、学術的にも長く詳細な基礎研究が蓄積されている。これに基づいて、これまで困難とされてきたリビングラジカル重合(精密ラジカル重合)が 1990 年代に相次いで開発され、ラジカル重合の研究と開発は産学で国際的に新たな展開を迎え,現在に至っている。精密ラジカル重合の応用展開も世界的に進みつつある。
 本講演では、ラジカル重合と精密重合の基礎を概説し、次いでリビングラジカル重合の発見、開発、展開、および将来展望を実例ととも解説し、応用展開の現状についても述べる。また,「微小プラスチック問題」と高分子科学からの取り組みなど,現在注目されている課題にも議論を進めたい。


セミナー講演内容


1.ラジカル重合の基礎
 1.1 付加重合とラジカル重合
 1.2 ラジカル重合の特徴、モノマー、および開始剤
 1.3 ラジカル重合の課題

2.精密ラジカル重合
 2.1 重合の精密制御の考え方
  2.1.1 精密重合・リビング重合の開発
  2.1.2 重合の精密制御の一般原理(ドーマント種)
 2.2 精密ラジカル重合
  2.2.1 精密ラジカル重合の開発
  2.2.2 精密ラジカル重合の発展(触媒と実例)
  2.2.3 精密ラジカル重合の展開(新手法など)
  2.2.4 精密ラジカル重合による精密高分子合成

3.精密ラジカル重合による精密高分子合成
 3.1 精密重合の特徴と課題
  3.1.1 精密重合でしか得られない高分子材料とは何か?
 3.2 精密ラジカル重合の応用展開
  3.2.1 精密ラジカル重合の実用化の実例
  3.2.2 ブロックポリマーとその応用(色素分散剤,固体電解質,熱可塑性弾性体など)
  3.2.3 末端官能性ポリマーとその応用(シーラント,建築材料など)
  3.2.4 星型ポリマーとその応用(水浄化剤,分子認識など)
 3.3 精密重合と精密高分子合成の未来

 □ 質疑応答・名刺交換 □  


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