ポストノーマル時代におけるサステナビリティ経営の勘所

セミナー趣旨

コロナ禍に加え、ウクライナ危機と、企業を取り巻く外部環境はより一層、不確実かつ不透明な時代となりました。持続可能な社会を憂い、国連は2015年SDGsを採択し、「SDGsを解決する企業にESG投資を集める」というエコシステムを構築しようとしています。
本講演では混沌とするこれからの時代における必要な経営戦略のあり方について、ESG/SDGs、TCFD、等のキーワードに基づき、解説したいと思います。

セミナープログラム

1. ESG/SDGsの社会的要請
   1. 日本における長期的なデフレの功罪
   2. ウクライナ危機による影響
   3. インフレ転調による不況到来の可能性
   4. ポストノーマル時代に求められる付加価値とは
2. 待ったなしの脱炭素化
   1. 脱炭素に向けたこれまでの流れ
   2. COP26に見る世界の足並み
   3. IPCC第6次評価報告に見る世界的な気候危機
   4. TCFDで理解する脱炭素の難しさと喪失するFCF
3. これからの経営戦略の要諦
   1. デジタルテクノロジーでレバレッジする経済価値
   2. ダイバーシティと生物多様性の本質で再考する社会価値
   3. TCFDで見直す環境価値
   4. デジタルもサステナビリティも必要な経営にどうトランスフォームするか
      ①DXの現在地と到達地点
      ②SXの現在地と到達地点
      ③DXもSXも必要なCX（コーポレートトランスフォーメーション）
4. ウォッシュにならないESG/SDGsの経営のあり方
   1. ミッション、ビジョン、バリューとパーパスの関係性
      ①散見される言葉遊びの理念体系
      ②Ｚ世代が求めるパーパス経営
      ③ポストノーマル時代に定めるパーパスの真意
   2. ウォッシュになるSDGsへの貢献
      ①「もともとSDGsに貢献する事業でした」の嘘
      ②アウトプットとアウトカムの違い
      ③良いことばかりいうお飾りのマテリアリティ
   3. ポストノーマル時代に必要な価値創造ストーリー
      ①適切な外部環境分析による解決すべき社会課題の見極めとリスク
      ②自分事として捉える「持続可能な社会」とは
      ③「持続可能な社会」をけん引するためのあるべき企業の姿の設定
      ④持続可能な社会をけん引する企業になるための課題としてのマテリアリティの設定
      ⑤ゴーイングコンサーンを担保するアウトプットと環境/社会と調和するアウトカムの設定
5. 関 連 質 疑 応 答
6. 名 刺 交 換 会
   ■講師及び参加者間での名刺交換会を実施しますので、人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
   ■オンライン受講の場合も、会場受講と変わらぬお取次ぎを致しますのでご安心くださいませ。

セミナー講師

株式会社日本総合研究所
リサーチ・コンサルティング部門　
シニアマネジャー
大森　充 氏

セミナー受講料

1名：33,620円（税込）2名以降：28,620円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)

受講について

会場またはライブ配信受講

1. ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
   ※会場またはライブ配信受講後、3営業日後から4週間何度でも、アーカイブもご視聴いただけます。
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アーカイブ配信受講

1. セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
2. 収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
3. 質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
   ※視聴URLは、お申し込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。