自社保有技術をベースとした筋の良いテーマ・製品アイデアの創出方法


~要素技術機能展開法を利用して~


<価値づくり特集セミナー>

★ 技術の棚卸&コア技術の設定、そして自社が保有する技術で何ができるか!

★ 市場が特定されていない、市場ニーズや用途の探索ができない、筋の良いテーマを見つけることできない・・・
  根本的なこれらの問題を払拭し、価値のあるテーマを創出するために!

★ 自社保有技術を活用・転用していくための、その有効性の理論的な裏付けや顧客価値の見つけ方。



講師


ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役 浪江 一公 氏


受講料


48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
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※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※「価値づくりセミナー専用クーポン」以外の割引は適用できません。


趣旨


 革新的テーマ創出において、多くの企業の方々が関心を持たれているのが、自社が保有する技術をベースとしたテーマの創出です。しかしながら、自社の技術をベースとしたテーマ創出には、市場が特定されていないため、市場ニーズや用途の探索ができず、筋の良いテーマを見つけることが難しいという、基本的な問題を抱えています。この問題を払拭し、自社保有技術に基づきテーマを創出するには、自社が保有する技術で何ができるか?(すなわち『機能』)に展開し、そこで発想を広げ(『頭を耕す』と呼んでいます)、その広げられた発想に基づき製品アイデアを創出する方法が有効です。それが、要素技術機能展開法です。

 本セミナーでは、どう自社コア技術をベースとしてテーマ創出を行うかについて、その有効性の理論的な裏付けや顧客価値の見つけ方など重要な概念を踏まえながら紹介し、また実際の作成ワークシートなどを提示しながら、具体的なプロジェクトの進め方を議論していきます。


プログラム


1.要素技術展開法を使ったテーマ創出とは
 1.1 自社技術を活用しての製品アイデア創出ニーズの存在
 1.2 既存技術を他用途に展開した例
 1.3 自社技術の用途を見つけることの難しさ
 1.4 自社技術で実現できる機能を明らかにする
 1.5 要素技術機能展開法の背景の3つの概念
  1.5.1 技術を機能で表現する
  1.5.2 「隣接可能性」
  1.5.3 発想法としてのMECE(もれなく、だぶりなく)
 1.6 要素技術機能展開図のイメージ

2.革新的テーマ(製品アイデア)創出の基本メカニズム
 2.1 ドリルメーカーは何を売っているか?
 2.2 企業が提供しているのは顧客価値
 2.3 革新的テーマの定義
 2.4 革新的テーマ創出のための「新結合」
 2.5 スパークのための2つの原料

3.要素技術機能展開法の全体のプロセス
 3.1 要素技術機能展開法を使った製品アイデアの創出のための7つのステップ

4.ステップ0:目的の共有
 4.1 なぜ目的の共有が必要か?
 4.2 メンバーのエネルギーレベルを高める
 4.3 目的の共有の方法

5.ステップ1:対象市場の設定
 5.1 ある程度の市場知識の必要性
 5.2 「ステップ1:対象市場の設定」の構成タスク
 5.3 事業ドメインとは
 5.4 タスク1:事業ドメインの対象市場への展開
 5.5 タスク2:対象市場の評価・選定
 5.6 タスク3:対象市場のサブ市場への分解

6.ステップ2:対象市場のプロファイリング
 6.1 プロファイリングの対象
 6.2 市場調査の目的:どのような顧客価値提供機会がありそうかを調べる
 6.3 顧客価値拡大モデル:VACES
 6.4 顧客価値創出源としてのゲインとペイン
 6.5 市場のプロファイリング(ワークシート提示)
 6.6 市場のプロファイリングの目的
  -市場を見る目の拡大と顧客の姿をありありと想像

7.ステップ3:対象コア技術の選定
 7.1 コア技術戦略とは
 7.2 コア技術とは
 7.3 コア技術設定の企業事例(3M、クレハ、富士フイルム)
 7.4 コア技術の設定の構成タスク
 7.5 コア技術の設定の考え方:選定軸
 7.6 コア技術設定は過度に分析的に考えない
 7.7 対象コア技術の選定

8.ステップ4:対象コア技術の機能への展開
 8.1 コア技術の機能への展開の前提
  8.1.1 「隣接可能性」
  8.1.2 MECE(もれなく、だぶりなく)
 8.2 コア技術の機能への展開の目的
 8.3 機能展開のフレームワーク
  8.3.1 1つの組み合わせから
  8.3.2 機能の表現の構成要素
  -「何を使って」
  -「何に対し」
  -「何をする」
  -「その結果どうなる」
  8.3.3 「そうではないもの」などで網羅的な図を
 8.4 要素技術展開図の例:火薬技術
 8.5 MECE(もれなく、だぶりなく)
  8.5.1 分割
  8.5.2 統合
  8.5.3 並列
 8.6 「妄想する」
 8.7 ツリー構造を決しておろそかにしない
 8.8 言語化の重要性
 8.9 ネガティブをポジティブに転換して考える
 8.10 記述場所について
 8.11 各象限の重要度
 8.12 コア技術の設定との関係

9.ステップ5:製品アイデアの創出
 9.1 「ステップ5:製品アイデア創出」の構成タスク
 9.2 「良い製品アイデアとは」の共有
 9.3 タスク1:製品アイデア『発想』 
 -ブレーンストーミングを効果的に行うには
 -アイデア発想ミーティングの効果的運営法
 9.4 タスク2:製品アイデアの『進化・集約』
 9.5 タスク3:製品アイデアの『評価・選択』
 9.6 タスク4:製品アイデアの『まとめ』
 9.7 タスク5~7:発散→集約:2次の活動

10.ステップ6:技術への展開
 10.1 中核技術への転換
 10.2 中核技術実現技術オプションを考える
 10.3 対象「中核技術実現技術オプション」の選択

11.演習
  演習テーマ:活性炭技術の要素機能展開

12.最後に

 □質疑応答□


講師のプロフィール

プロフェッショナリズムと豊富な経験をベースに、革新的な製品やサービスを創出するプロセスの構築のお手伝いをいたします。

浪江 一公

専門家専門家A なみえ かずきみ / 東京都 / ベクター・コンサルティング株式会社

ベクター・コンサルティングは、Bridging technologies and markets toward creating innovationsを目指し、クライエント企業様に技術と市場との間の橋渡しによりイノベーションの...続きを読む

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