確実に成果を生む実験結果の活用と実験ノート(記録)の取り方

効果的な実験記録の取り方・残し方、取った記録の運用方法を考える


効果的な実験ノートの取り方教えます

ノートの取り方や使い方にお困りではありませんか?
入社して誰かに実験記録の残し方や残した記録の運用方法を教えてもらいましたか?

本セミナーでは、実験の考え方や実験データの解析、記録の仕方、まとめ方について、特に実験ノートに代表される"記録"に重点を置いて解説します!

セミナー講師

ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 氏
略歴
大手化学メーカー、電器メーカーでの研究開発及びにマネジメント業務に携わる。現在は、ベンチャーから上場企業まで様々な業種の顧問や技術コンサルタントとして、研究開発、製造における課題解決、戦略策定から人事研修などの人材育成などを行っている(詳細はHP参照)。また、学会等での招待講演や国プロにおけるキャリア形成プログラムの講師なども行っている。

その他 所属・役職
大阪産業大学 情報システム学科 非常勤講師
大阪市産業創造館 技術・経営相談員
滋賀県産業支援プラザ 相談員
知財管理技能士

セミナー受講料

49,500円( S&T会員受講料47,020円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

セミナー趣旨

 研究開発においては、適切な実験方法を考えることはもちろん、適切なデータ解析や現代では知財化、権利化が必須であり、そのためには記録が重要となることは言うまでもない。加えて、チームや社内における情報共有、開発本人の思考のためにも記録は必要不可欠である。また近年は様々な機器類の発達で実験データを得ることが容易になってきている反面、無計画に実験を行ってデータを積み重ね、日々増えていくデータに溺れてしまっている状況が生まれている。目的に合わせて実験を計画してデータを取得して解析し、それらを記録、まとめるといった様々なことを正しく行なわなければならない。
 しかし、残念ながら大部分の企業、開発現場ではこういった実験の考え方や、実験結果の解析、記録の残し方、実験のノートの書き方などの実験実務に関する教育はほとんど行われていない。そのため、各自が我流の方法に頼っており、人員間、部署間でのレベルのバラつき、共有性の欠如といった問題、そして、最悪の場合権利化におけるevidenceと成りえないような状況まで生まれている。
 本セミナーでは、このような状況を打開して、確実に結果を成果へと昇華させる、より効率的な開発を実現するために必要となる、実験の考え方、実験データの解析から、記録、そして、まとめ方を、基本から様々なケース、対象について、特に実験ノートに代表される記録に重点を置いて詳細に解説する。

セミナープログラム

1.イントロダクション
 1.1 実験と開発
 1.2 実験とは何か
 1.3 開発とは何か

2.実験の考え方
 2.1 計画の考え方
 2.2 シナリオメイク
 2.3 時間の重要性
 2.4 リソースマネジメント
 2.5 実験条件の考え方
 2.6 実験計画法の意味

3.実験の基本、心得と実験ノート
 3.1 実験の基本プロセス
 3.2 実験を始める前のポイント
 3.3 実験中の心構え
 3.4 実験終了後
 3.5 実験が上手くいかない時
 3.6 良くある失敗パターン
 3.7 実験の絶対的タブー

4.実験ノート
 4.1 実験ノートとは
 4.2 実験ノートの役割
 4.3 実験ノートに求められること
 4.4 実験ノートに書くこと(項目)
 4.5 実験前に書くこと
 4.6 実験中に書くこと
 4.7 実験後に書くこと
 4.8 書き方のルール
 4.9 定性的情報、状態情報の記録
 4.10 リアルタイム
 4.11 データ・情報の整理、保存
 4.12 名前の付け方
 4.13 電子データの保管
 4.14 実験ノート・記録の使い方
 4.15 修正・加筆・削除
 4.16 付箋の使用
 4.17 機器出力シート
 4.18 写真の活用
 4.19 参考資料
 4.20 アドバイス
 4.21 ちょっとしたコツ
 4.22 記録、証拠としての保全
 4.23 絵コンテノート
 4.24 実験シート例
 4.25 表紙とインデックス
 4.26 最初の2ページ
 4.27 実験テーブルの作成
 4.28 ノートの例
 4.29 ページの使い方
 4.30 ノートの選択
 4.31 ノートのサイズ
 4.32 実験ノート以外の記録
 4.33 チェック
 4.34 データの保存

5.データ解析
 5.1 視ること
 5.2 データ解釈における認知バイアス
 5.3 観点の重要性
 5.4 アウトライヤー
 5.5 情報次元の拡張
 5.6 解析・解釈
 5.7 データの伝え方
 5.8 数字(データ)の取り扱い
 5.9 5大解析視点+1
 5.10 データと解析の記録

6.研究開発のための思考
 6.1 計画と考察のための考え方
 6.2 目的志向
 6.3 アウトプット志向
 6.4 仰望視点と俯瞰視点
 6.5 逆走型思考の併用
 6.6 メタフィールド思考
 6.7 逆説的思考
 6.8 失敗からのリカバリー
 6.9 認知バイアスの罠
 6.10 目利き力
 6.11 ヒラメキの種
 6.12 イノベーションを生む発想と行動
 6.13 思考プロセスの記録

7.コミュニケーションと情報発信
 7.1 結果は伝わってこそ成果になる
 7.2 コミュニケーションとは
 7.3 技術者の報連相
 7.4 伝聞と報告
 7.5 ミーティング

8.仮説思考による研究開発と問題解決
 8.1 仮説が必要な理由
 8.2 実験の本当の意味
 8.3 実験を考えるとは
 8.4 仮説の考え方
 8.5 仮説の精度と確度
 8.6 結論の条件
 8.7 仮説モデルの構築
 8.8 仮説→課題設定→計画
 8.9 2種類の事実

9.今後の流れ

10.まとめ:研究者の心得
 10.1 企業の技術力のポテンシャル要素
 10.2 4つの基本力
 10.3 2種類の感
 10.4 研究者の成功要素
 10.5 知識と知恵
 10.6 実験の神髄
 10.7 研究開発フロー

11.質疑