初心者向けセミナーです メタバースの基礎知識と今後の展望 ~ビジネスチャンスと事業構想に際して知っておくべきこと~

メタバースを巡り、ビジネスプレイヤーが考えなければならないこと
その“仮想空間”で、何が、どのように始まろうとしているのか?

セミナー趣旨

  このセミナーでは、おそらく4回目くらいのブームを迎えているメタバース=仮想空間の起源と発展の経緯、現状の動向、ビジネスとして見た場合のその特性と課題、そしてメタバースが本質として有しているコアな可能性について解説します。講師は2000年代初頭より各種のメタバースを用いて、大学としてのトライアルを学術研究や公的事業、ビジネスなどの様々なフィールドにおいて実践してきました。その経験を踏まえつつ、メタバース=仮想空間を新しいビジネスのチャンスとして考えようとしている皆様に、これまでの経緯から、踏まえておかねばならない前提条件や陥穽を実践的な観点からレクチャーします。

受講対象・レベル

・メタバースをキーワードに、新規事業を検討・構想している方・着手し始めた方
・メタバース関連の技術・研究開発を担っている方 等

習得できる知識

・メタバースの起源・言葉の定義等の基礎知識
・メタバースの今までの事例・実例
・メタバースの今後の活用アイデア・ビジネスやマネタイズのポイント 等

セミナープログラム

1.メタバースの起源と定義:時代ごとの代表作を例示しつつ
   1.1 「ハビタット(Habitat)」1986年
 1.2 「シムシティ(SimCity)」1989年
 1.3 「ウルフェンシュタイン(Wolfenstein3D)」1992年
 1.4 「クロケット(Croquet)」1994年
 1.5 Neal Stephensonのメタバース(Metaverse)とEdward Castronovaの仮想世界(Virtual Worlds)
2.メタバースの成立と発展:1990年代から今日に至るまで
 2.1 目標設定型仮想空間:ヴィデオゲーム
  2.1.1 「ウルティマオンライン(Ultima Online)」1997年
  2.1.2 「ファイナルファンタジーXI(FINAL FANTASY XI)」2000年
 2.2 半目標設定型仮想空間:サンドボックス指向のオープンワールド
  2.2.1 「マインクラフト(Minecraft)」1989年
  2.2.2 「あつまれどうぶつの森(Animal Crossing: New Horizons)」2020年
 2.3 非目標設定型仮想空間:メタバース指向のオープンワールド
  2.3.1 「セカンドライフ(Second Life)」2003年
  2.3.2 GAFA(特にMeta Platforms)のサービス 2022年
3.メタバースの活用:立命館大学アート・リサーチセンターのトライアル
   3.1 学術(文化資源研究)
  3.1.1 能舞と吉本新喜劇
  3.1.2 京都型友禅
  3.1.3 伊勢型紙
  3.1.4 根付け
 3.2 ビジネス(ファッション)
  3.2.1 上田安子服飾専門学校メタバース
  3.2.2 メタバースお国染め(石川県・加賀)
 3.3 ビジネス(都市・不動産)
  3.3.1 産学公連携(Kyoto 3Di Metaverse)
  3.3.2 産学協同(株式会社ジアス)
  3.3.3 産学協同(株式会社ハウスセゾン)
  3.3.4 大学(立命館大学)
4.メタバースの特性と課題:ビジネスプレイヤーが考えなければならないこと
   4.1 GAFAの動向
  4.1.1 Meta
  4.1.2 Apple
  4.1.3 その他
 4.2 レアリティ(Rarity)について
  4.2.1 セカンドライフ・バブル「集団的な記憶喪失」
  4.2.2 チューリップ・バブル(Tulipomania)
 4.3 インタラクティビティとサービスのデザイン
  4.3.1 成功例としてのヴィデオゲーム
  4.3.2 失敗例としてのスマート端末
5.メタバースの展望と可能性
 5.1 社会空間の拡張と結合
  5.1.1 物理空間拡張
  5.1.2 デジタルツイン
  5.1.3 バーチャルプロダクション
 5.2 非代替性トークン(NFT=non-fungible token)の意義
  5.2.1 NFTとその原理
  5.2.2 メタバースにおけるNFTの意義
 5.3 オリジナリティとレアリティの陥穽
  5.3.1 価値評価の毀損
  5.3.2 技術的陳腐化
  5.3.3 プラットフォームの消滅
 5.4 アウラ(Aura)を担保する装置としてのメタバース
  5.4.1 キュレーション(curation)
  5.4.2 総合知としてのアカデミズム
 5.5 ハイパーワールドとしてのメタバース
<質疑応答>


*Zoomウェビナーの機能「Q&A」をご利用いただけます。
*口頭質問も可能です。希望者のマイクを適宜開放致します。
*セミナー後の講師へのメール質問も可能です。
 (量や内容次第では回答しかねることもございます。ご了承くださいませ。)

セミナー講師

 細井 浩一 先生   立命館大学 映像学部 教授/アート・リサーチセンター センター長 博士(経営学)

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

情報マネジメント一般   情報技術

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情報マネジメント一般   情報技術

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