グローバル医薬品開発における効果的なプロジェクトマネジメント手法 ~コミュニケーション・交渉・チームマネジメント・リスク対策等のスキル習得を目指す~

医薬品開発を進める上で必要となる
「実践的な問題解決能力」が身に付く!
約20年のPM経験を踏まえて、豊富な経験談と共に解説!

本講座は、事前演習(任意)をご用意しております。ご回答頂いた内容を皆さまと共有し、より良い時間にできれば幸いです。

セミナー趣旨

 本セミナーでは数多くのプロジェクトマネジメントを担当した講師が、18年間の現場経験を踏まえて、教科書的な紹介ではなく、現場の実態に即した経験に基づく対応・対処方法について数多くの事例を紹介し、まず、あなたが当事者だったらどう処理するかを確認した後、それぞれのリスクについて解説することで、経験値として認知してもらいます。
 プロジェクトマネジメントという言葉を聞くと、タイムマネジメントやコスト管理を想像される方が多いと思います。しかし、その両ファクターはソフトの裏打ちがあって、初めてハード部分が活かされます。例えば、臨床試験(FSI)が○週間前倒しで達成した場合、確かにこのこと自体は喜ばしいことです。しかし、実際にはpivotal 臨床試験間で、社内合意が得られなければ、半年程度の期間は瞬く間に過ぎ去り、数週間の前倒しは一瞬のうちに消し去られます。一つでもプロジェクトを経験した方なら、ハード面のスケジュール管理よりも、ソフトスキルの重要性を身に染みて感じておられることでしょう。
 突然、「某PJのPJリーダーを任命する。」と辞令を受けた瞬間から、リーダーとして多くのスキルを要求されるものの、一度に全てを身につけることは不可能です。そこで、本講座は必要とされるスキルを優先順位でお話しします。
 その中でも、チームマネジメントが最も重要と考えます。チームメンバーの最大価値を引き出せるか否かはPJリーダーの力量に掛かっているからです。更に、確実に結果を出すためには、個々の長所は勿論のこと、短所を知ることで、補完する手立てを講じる必要があります。
 また、プロジェクトを早期に市場に送り出すためのスケジュール管理が重要となりますが、プロジェクトのスケジュール遅れが生じやすい要因をいくつかに分類することは可能ですので、その遅れやすい要因を未然に防ぐことができれば、最短で承認申請にこぎつけることができます。
 なお、一方的な講義とならないために、事前に演習問題を提供し、当日、出題の意図と共に皆様の回答にコメントしつつ、回答案を共有し、できる限り双方向とし、より理解を深めていただけたら幸いです。

習得できる知識

・リスク管理も含めた俯瞰的なプロジェクトマネジメントが可能
・実践的なリーダーシップや問題解決能力が身につく
・グローバル開発の極意が明らかとなる

セミナープログラム

1. プロジェクトマネジメントとそのマネージャーが持つべきスキル
 ・プロジェクトマネジメントの必要性
2. 有能なプロジェクトリーダーとは?
 ・有能なプロジェクトリーダーになるための見本
 ・良い上司とダメな上司の見極め方
 ・真のリーダーシップ
3. チームマネジメント
 ・チーム運営におけるリーダーの重要性
 ・チームチャーターの作成とコミュニケーション
4. 個々の能力の見極め方
 ・仕事ができる人とは?
 ・頭の良い凡人
 ・「薄っぺらの人」か否かの判断基準
 ・「知的」か否かの判断基準
5. 確実に依頼仕事を実施してもらう方法
6. プロジェクトスケジュールが遅れる要因とリスクマネジメント

 ・実態に合わない開発計画
 ・曖昧なタイムラインマネジメント
 ・コミュニケーション不足
 ・リスクの特定が曖昧
 ・合意形成に手間取る
7. 効果的な意思決定
 ・3つの視点から意思決定
 ・意思決定を歪めるバイアスの排除
 ・自由闊達な意見交換
 ・全体の最適化
 ・意思決定プロセスを正確に認知
 ・決定後も更にブラッシュアップ
 ・新規事業プロジェクトの場合
 ・共同開発プロジェクトの場合
8. ストレスマネジメント
9. プロジェクトを進めていく上でのコミュニケーションの重要性

 ・具体例を踏まえた迅速なトラブル(クレーム)処理
10. コミュニケーション能力開発
11. KOLと良好な関係を築くためのコミュニケーション

 ・KOLは何故必要なのか?
 ・適切なKOLの選定
 ・当局への相談
12. 質問力
13. 交渉のテクニック

 ・自分が決定の代替者となる
 ・相手にストレスを与えずに説得する
 ・反対給付の価値向上の具体例
14. グローバル開発の必要性
15. あなたのグローバル感覚は?
16. グローバルビジネスにおける日本人の強みと弱みは?
17. グローバル交渉に向けて

 ・日本人は何故、グローバル環境で苦戦を強いられるのか?
 ・日本人の勘違い
18. 洞察力を養う
19. 仕事の効率化
20. 人材育成の留意点

 ・企業の目的と人材育成との関係性
 ・創薬における効率の考え方
 ・MECEの概念
21. 医薬品の市場予測
 ・既存領域と新規領域
 ・薬価算定の方法
 ・アンメットメディカルニーズ
22. まとめ
23. 質疑応答


■講演中のキーワード
・PJマネジメントに必要なスキル
・グローバルコミュニケーション
・効果的な意思決定法
・チームマネジメント
・ストレスマネジメント
・交渉スキル開発・効率の良い仕事術
・共同開発のポイント

セミナー講師

 梶井 寛 先生   膳Laboつくば株式会社 代表取締役 (元アステラス製薬株式会社)

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   プロジェクトマネジメント一般   人的資源マネジメント総合

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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10:00

受講料

47,300円(税込)/人

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医薬品技術   プロジェクトマネジメント一般   人的資源マネジメント総合

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