社会課題・環境問題と自社との接点の見つけ出し方!
R&Dテーマへの落とし込み方を大公開!!

セミナープログラム

<10:00〜11:10>

【第1部】SDGs視点での新規研究開発テーマ発掘

旭化成(株) 加藤 仁一郎 氏

【講演趣旨】
 SDGsやデジタル化に代表される、事業に大きな影響を及ぼす劇的な時代変革が起こっている。特に、SDGsの重要な位置づけとなる環境問題を意識した研究開発が、大きなポイントとなろう。多くの企業がこの動きを強化しており、新規な研究開発テーマを推進することが急務となる。このような考え方をベースに、主に化学製品を中心に、特に環境関係を意識したSDGs関連のテーマ探索についての考え方について概説する。併せて、研究開発の基礎ステージから製品化・事業化に到達するまでの様々なステージで検討すべき内容や、具体例についても触れる。

【講演項目】
1.SDGsを意識したうえで、どのような研究開発テーマを考えるべきか
2.旭化成グループの取り組みの考え方
3.新規な研究開発テーマを発掘
4.基礎から事業化までの研究開発ステージ
5.用途の見つけ方
6.ユーザー対応での注意事項
【質疑応答】


<11:20〜13:30>

【第2部】SDGs、社会課題を起点とした新事業/研究開発テーマ企画の進め方

(株)日本能率協会コンサルティング 小田原 英輝 氏

【講演趣旨】
 世界的なESG投資の拡大や各国のカーボンニュートラルへの取組み加速などを背景に、持続可能な開発目標(SDGs)などの社会課題を、CSR(企業の社会的責任)の文脈ではなく、新事業を生み出すビジネスチャンスとして捉えようという企業が増えています。しかし、社会課題と自社との接点を見出すことや、収益を見込めるビジネスモデルまで描くことに苦戦するケースも見受けられます。本講演では、SDGsなどの社会課題を起点とした新事業企画を成功させるために押さえるべき考え方や、具体的な進め方・フレームワーク・事例などを織り交ぜてお伝えします。

【講演項目】
1.サスティナブル発想で生み出すイノベーションとは
 1-1.数字で見る SDGsビジネス
 1-2.社会課題を解決するビジネスは儲からない?
 1-3.サスティナブル発想で生み出すイノベーションとは
2.SDGs、社会課題起点の新事業/研究開発テーマ企画
 2-1.企画の進め方
 2-2.社会課題解決に必要な機能を展開する
 2-3.自社コア技術の応用
 2-4.社会の応援に基づくビジネスモデル構想
3.コンサルティング事例の紹介
 3-1.プロジェクト事例
 3-2.ワークショップ事例
【質疑応答】


<13:20〜14:30>

【第3部】SDGsを起点とした事業創造
     〜SDGsに貢献し得る特許技術可視化の挑戦〜

モニターデロイト  田中 晴基 氏

【講演趣旨】
 「2030年までに12兆ドルの新しい事業機会を生み出す宝の山」と謳われて久しいSDGsだが、残念ながら17のゴールや169の詳細目標を眺めているだけで新たな事業の構想が生まれてくるような魔法のツールではない。しかし、正しい使い方をすれば、社会的にも経済的にもインパクトを与えるような骨太な事業のヒントを得うる。本講演では、モニターデロイトが数多くの企業支援の中から見出したSDGs起点新事業創造の考え方と、SDGsと特許技術の関連性を可視化する新たな試みの概観に触れながら、アプローチの全体像を紹介する。

【講演項目】
1.環境/社会課題がもたらす経営環境の変化
2.SDGsがもたらす経営の未来
3.SDGsを起点とした新事業創造アプローチ
4.SDGsと特許技術の関連性可視化への挑戦
【質疑応答】


<14:40〜15:50>

【第4部】アサヒグループにおけるSDGsを意識したイノベーション推進活動

アサヒグループホールディングス(株) 伊藤 義訓 氏

【講演趣旨】
 SDGsは今やBuzzワードの域を超えて話題とならない時はない。SDGsに取り組むことは企業経営を行う上でなくてはならない必要条件であることに疑問を持たれておられる方はいないであろう。しかしながら「SDGsに取り組むことで企業がサステナブルになるか?」というという問いに自信を持ってイエスをこたえられる企業経営者はどの程度いるでしょうか。しかしながら、SDGsの実現と企業のサステナブルな成長は同時実現が可能であると強く感じています。本講演ではアサヒグループがどのようにしてSDGsを意識したイノベーション推進活動を推進していったかについてお話させていただきます。

【講演項目】
1.SDGs経営を進めていくうえでの課題
2.サステナビリティとパーパス
3.短期ゴールと長期ゴールのジレンマ
4.イノベーションを生み出すための土台作り
5.新結合を実現するためのたゆまない情報収集
6.セレンディピティを実現するためには
7.「森のタンブラー」開発背景
8.「森のタンブラー」社会実装試験
9.UPCYCLE Bブランド展開 ECOALF社とのコラボレーション
10.森のタンブラーをきっかけにした生ジョッキ缶の開発
11.今後のサステナブル事業展開
【質疑応答】


<16:00〜17:10>

【第5部】OKIのイノベーション・マネジメントシステム"Yume Pro"と
     SDGsの目標達成を目指す研究開発事例

沖電気工業(株) 藤原 雄彦 氏

【講演趣旨】
 OKIは、国際標準ISO 56002に基づくイノベーション・マネジメントシステム(IMS)”Yume Pro”にて「全員参加型のイノベーション」を推進。「社会の大丈夫をつくっていく。」ために、SDGsの社会課題解決に向けたイノベーション戦略を設定し、新たな事業開発を行っている。本講演では、OKIのIMSの概要とそのための企業文化改革活動、その成果としての開発事例を紹介する。

【講演項目】
1.ESGを軸としたOKIの経営戦略…OKIレポート2021より
2.イノベーション戦略
3.OKIのイノベーション・マネジメントシステム ”Yume Pro”概要
4.OKIの企業文化改革活動…イノベーション研修、ダイアログ、Yume Proフォーラム、Yumeハブ、Yume Proチャレンジ
5.IMSに基づく研究開発プロセス…Yume Pro B/T STEP
6.SDGsの目標達成を目指す研究開発事例
【質疑応答】

セミナー講師

1.旭化成(株) 上席理事 兼 富士支社長 加藤 仁一郎 氏
2. (株)日本能率協会コンサルティング R&Dコンサルティング事業本部
   技術戦略センター チーフ・コンサルタント 小田原 英輝 氏
3. モニターデロイト CSV/Sustainability Lead シニアマネジャー 田中 晴基 氏
4. アサヒグループホールディングス(株) 日本統括本部 イノベーション担当 執行役員 伊藤 義訓 氏
5. 沖電気工業(株) 執行役員 イノベーション責任者 兼 技術責任者 藤原 雄彦 氏

セミナー受講料

1名につき66,000円(消費税込み、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
  • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
     → https://zoom.us/test
  • 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
    セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
    Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
  • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

66,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

SDGs   技術マネジメント総合   事業戦略

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

66,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

SDGs   技術マネジメント総合   事業戦略

関連記事

もっと見る