透過性、直進性、水に無効など、
テラヘルツ波の波長としての諸特性への対応
6G、Beyond5G部材への応用の可能性

セミナープログラム

【12月13日(月) 13:00〜14:10】

第1部 テラヘルツ波の基礎知識と産業応用

●講師 Tera-eyes技術研究所 所長 博士(工学),技術士 (電気電子部門) 尾内 敏彦 

【講座の趣旨】
  近年,次世代の6G通信技術の開発などでテラヘルツ波が再び脚光を浴びるようになってきた。本講座では新規産業を創出する観点からテラヘルツ波で何ができるのか,どのような産業が創出できるのかを基礎から開発事例まで含めて解説する。

【セミナープログラム】
1.テラヘルツ波の基礎
  1.1 テラヘルツ波の特徴
  1.2 テラヘルツ波センシング・イメージング
  1.3 テラヘルツ波光源
  1.4テラヘルツ波検出器
2.テラヘルツ波システムと産業応用
  2.1 産業応用分野とシステム
  2.2 安全安心応用
  2.3 通信応用
  2.4 バイオメディカル応用
3.まとめと今後の展望
【質疑応答】


【14:20〜15:20】

第2部 カーボンナノチューブによる
          シート状フレキシブルテラヘルツ帯イメージャーと検査分析応用

●講師 東京工業大学 科学技術創成研究院 特定教授 博士(工学) 河野 行雄 氏

【講座の趣旨】
  カーボンナノチューブ材料の光・熱物性制御,並びに形状可変なシート状テラヘ ルツ帯マルチビューイメージャーについて,その応用事例も含めて解説する。

【セミナープログラム】
1.カーボンナノチューブ材料の光・熱物性制御
  1.1 テラヘルツ素子応用としてのカーボンナノチューブ
  1.2 熱構造設計
  1.3 フェルミ準位チューニング
2.シート状テラヘルツイメージャー
  2.1 セルフアライン式架橋センサアレイパターニング
  2.2 カプセル型反射系イメージャー
  2.3 内視鏡型透過系イメージャー
3.マルチビューイメージングとその応用
  3.1 工業製品
  3.2 インフラ
  3.3 移動体との結合
  3.4 情報処理技術の利用
【質疑応答】


【15:30〜16:30】

第3部 水酸化アルミニウムのテラヘルツ波特性とその応用について

●講師 三重県工業研究所 窯業研究室 主査研究員 博士(工学) 新島 聖治 氏

【講座の趣旨】
 テラヘルツ帯域では,糖類やアミノ酸など様々な物質が固有の吸収スペクトル(指紋スペクトル)を示すことが知られており,水酸化アルミニウムもそのひとつです。本講演では,水酸化アルミニウムのテラヘルツ波吸収特性と,それを活用した材料評価技術への応用について説明します。

【セミナープログラム】
1.はじめに
2.水酸化アルミニウムのテラヘルツ波吸収特性
3.材料評価技術への応用
  3.1 樹脂中の水酸化アルミニウム含有量の定量
  3.2 樹脂中の水酸化アルミニウムの加熱分解の評価
4.テラヘルツ波を用いた非破壊検査技術への取り組み
  4.1 セラミックス材料への応用展開
  4.2 文化財関連への応用展開
【質疑応答】


【12月14日(火) 10:10〜11:10】

第4部 藻類めっきから金属マイクロコイルの製造:次世代電波吸収シートへの展開

●講師 同志社大学 ハリス理化学研究所 教授 博士(工学)  彌田 智一 氏

【講座の趣旨】
 らせん藻類スピルリナから金属マイクロコイルの量産プロセスを開発した。この分散シートは,ミリ波・テラヘルツ帯の電波吸収に有効であり,次世代情報通信のインフラ材料として期待される。

【セミナープログラム】
1.藻類から金属マイクロコイルの製造
  1.1 藻類スピルリナの無電解めっき
  1.2 らせん形状の制御
  1.3 バイオテンプレート技術
2.金属マイクロコイルの分散シート電磁波応答
  2.1 ミリ波・テラヘルツ帯電磁波応答
  2.2 左巻き金属マイクロコイルのテラヘルツ帯旋光性
  2.3 金属マイクロコイル1本のテラヘルツ波吸収と再放射
3.金属マイクロコイル研究の展開
  3.1 >300GHz広帯域高効率電波吸収シート
  3.2 THzイメージングによる特性評価の高速スクリーニング
  3.3 微小電極間のマイクロコイル運動
  3.4 光学活性,力学特性,今後の展望
【質疑応答】


【11:20〜12:20】

第5部 テラヘルツ分光による高分子高次構造の解明とその応用

●講師 (国研)理化学研究所 テラヘルツイメージング研究チーム 上級研究員 博士(理学) 保科 宏道 氏

【講座の趣旨】
  テラヘルツ周波数帯には,高分子高次構造や吸着水のダイナミクスを反映したスペクトル構造が観測される.本講演では,高分子をテーマにテラヘルツ分光の具体例を紹介する.

【セミナープログラム】
1.テラヘルツ分光の基礎
2.高分子のテラヘルツ分光でわかる事
3.高分子吸着水の分光
4.産業応用に向けたテラヘルツ分光応用
【質疑応答】


【13:10〜14:10】

第6部 メタマテリアルにおけるテラヘルツ波周辺部材への応用の可能性

●講師 東北大学 ロボティクス専攻 教授 博士(工学) 金森 義明 氏

【講座の趣旨】
  メタマテリアルは入射波長より小さいサブ波長構造で構成され,微細加工技術を駆使して実現される新しい人工光学材料として注目されている。本セミナーでは,当研究室で開発してきたテラヘルツ波メタマテリアルを解説する。

【セミナープログラム】
1.はじめに
  1.1 研究室のコア技術
  1.2 メタマテリアル
  1.3 産業応用が期待されるTHz波
2.電磁誘起透明化(EIT)現象を引き起こすEITメタマテリアル
  2.1 デバイス概要
  2.2 数値計算
  2.3 製作方法
  2.4 製作結果
  2.5 光学特性
3.60分の1波長の厚さのサブ波長空間に光を閉じ込める完全吸収メタマテリアル
  3.1 デバイス概要
  3.2 数値計算
  3.3 製作方法
  3.4 製作結果
  3.5 光学特性
4.THz波を100%透過させるサブ波長無反射構造とTHz光源からの光取り出し効率の向上
  4.1 デバイス概要
  4.2 数値計算
  4.3 製作方法
  4.4 製作結果
  4.5 光学特性
【質疑応答】


【14:20〜15:20】

第7部 有機結晶やMOFのテラヘルツ帯振動とその応用について

●講師 秋田大学 地方創生センター 准教授 博士(工学) 丹野 剛紀 氏

【講座の趣旨】
 分子間相互作用が重要な役割を果たす有機結晶やMOF(PCP)の測定例を多く示し, テラヘルツ分光による機能材料の分析・評価について解説する。

【セミナープログラム】
1.固体のテラヘルツ帯振動
  1.1 振動数の特に低い分子内振動
  1.2 分子間相互作用に関する振動
  1.3 テラヘルツ分光装置の紹介
2.有機結晶のテラヘルツ分光
  2.1 結晶多形の識別
  2.2 相転移の観測
  2.3 欠陥(不純物)の影響
  2.4 偏光テラヘルツ波の活用
  2.5 有機伝導体の固相合成
3.MOFのテラヘルツ分光
  3.1 MOFの概説
  3.2 MOFのテラヘルツ振動
  3.3 ガス吸着による振動の変化
【質疑応答】


【15:30〜16:30】

第8部 ミリ波からテラヘルツ波に対応した透明電波吸収シートの開発

●講師 マクセル(株) 新事業統括本部 機能性イノベーション部 開発課 豊田 将之 氏
●講師 マクセル(株) 新事業統括本部 機能性イノベーション部 開発課 藤田 真男 氏

【講座の趣旨】
 電波吸収部材はハード筐体,アンテナ筐体なくしては存在できない技術である。 しかし,不要電波を吸収する手段がミリ波,テラ波帯域になるにつれハード自体の技術では 困難になりつつある。本講義では電波吸収部材の設計からその必要性について解説する。

【セミナープログラム】
1.ミリ波・THz波帯電波吸収部材の現状
2.λ/4型電波吸収シートの開発品紹介
  2.1 λ/4型電波吸収シートの設計基礎
  2.2 λ/4型電波吸収シートの設計応用
  2.3 λ/4型電波吸収シートの2次元シミュレーション
3.電波吸収シートの作製・評価方法
  3.1 電波吸収シートの作製方法
  3.2 電波吸収シートの評価方法
4.電波吸収シートの今後
【質疑応答】

セミナー講師

【第1部】Tera-eyes技術研究所 所長 博士(工学),技術士 (電気電子部門) 尾内 敏彦 氏
【第2部】東京工業大学 科学技術創成研究院 特定教授 博士(工学) 河野 行雄 氏
【第3部】三重県工業研究所 窯業研究室 主査研究員 博士(工学) 新島 聖治 氏
【第4部】同志社大学 ハリス理化学研究所 教授 博士(工学)  彌田 智一 氏
【第5部】(国研)理化学研究所 テラヘルツイメージング研究チーム 上級研究員 博士(理学) 保科 宏道 氏
【第6部】東北大学 ロボティクス専攻 教授 博士(工学) 金森 義明 氏
【第7部】秋田大学 地方創生センター 准教授 博士(工学) 丹野 剛紀 氏
【第8部】マクセル(株) 新事業統括本部 機能性イノベーション部 開発課 豊田 将之 氏
      マクセル(株) 新事業統括本部 機能性イノベーション部 開発課 藤田 真男 氏

セミナー受講料

1名につき77 ,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき71,500円〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
  • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
     → https://zoom.us/test
  • 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
    セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
    Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
  • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

関連記事

もっと見る