今日からできる自主保全！エフ付け実習セミナー

自主保全活動を効率的に推進するために必要な「不具合を見抜く力」「復元・改善できる力」「守るべきことを自ら決められる力」を、実機を用いたエフ付け実習を通して習得することをめざします。導入準備段階の職制モデル活動や自主保全の初期ステップの学習に有効です。

【研修の狙い】５Ｓ・自主保全、

　TPMは、あらゆるロスをゼロにするために全員参加 によって行う活動であり、特に第1線のオペレーターに よる自主保全活動が特色のひとつにあげられます。

　製造部門における自主保全活動を効率よく推進するに は、実際に製造に携わっているオペレーターの方がたの 不具合を発見する能力をのばす必要があります。

　そこで、本セミナーでは、実機を用いた実践的な学習 を中心に自主保全の基礎段階である第1～第3ステップ の内容と展開方法を理解していただき、自社で展開して いただくことをねらいとしています。この機会に“不具 合を不具合としてみる目”そして“不具合を改善できる 力”を養い“守るべきことを自ら決められる”能力を身 につけていただき、TPM推進の一助にしていただけれ ばと存じます。

自主保全初期ステップの概要

〔第1ステップ〕初期清掃（清掃点検） 〔第2ステップ〕発生源・困難個所対策 〔第3ステップ〕自主保全仮基準の作成

【受講対象者】製造現場の管理･監督者、スタッフ、リーダー、ＴＰＭ推進担当者

【講師】安部孝 （日本能率協会ｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ TPMｺﾝｻﾙﾀﾝﾄ）

【プログラム】

１．自主保全の考え方と進め方
２．初期清掃の手順
 ・どのような個所を清掃するか
 ・清掃しないとどうなるか
　　　　　　（微欠陥の重要性）
 ・不具合の見つけ方（レベル別）
 ・エフの記入方法と付け方
 ・復元と改善
３．清掃エフ付け実習
４．エフの層別
５．不具合（エフ付け）マップの作成
６．ワンポイントレッスンの作成
７．実習成果の発表
８．発生源・困難個所対策
９．自主保全仮基準の作成
１０．質疑応答・まとめ