二酸化炭素(CO2)の吸収・回収及び吸収材技術
開催日 |
13:00 ~ 17:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 化学反応・プロセス 環境負荷抑制技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます |
CO2の吸収・分離・回収と貯蔵(CCS)について解説します!
セミナー講師
中央大学 理工学部 応用化学科 教授 大石 克嘉 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
本セミナーでは,これまでのCO2吸収・分離・回収技術の紹介とCO2吸収・分離・回収・貯蔵(廃棄)のブームの起こり方に関する考察と今後の行方について解説する。
近年,環境問題の1つである地球温暖化の原因の1つとされる二酸化炭素(CO2)の吸収・分離・回収がクローズアップされる時期がありますが,場合によってはクローズアップされない時期もあります。クローズアップされている時のCO2の吸収・分離・回収技術の中で,CO2吸収材は固体,液体,膜系という形態を問わず注目されてきました。これは,多少ブームに依存しているのかもしれません。この変動は,地球温暖化の本当の原因がCO2なのか否かについては,まだ明かな結論が出ていない事実に依存している様に思えます。
本講座では,まず,ブームであるか否かにかかわらず,CO2の吸収・分離・回収と貯蔵(CCS)について解説します。これまで研究されてきた固体,液体,膜系を含むCO2吸収材の一般論からスタートし,それら吸収材の利点や欠点を指摘していきます。その後,欠点を改善するための新機能をもつCO2吸収材の構造と予想される性能及び,応用が期待される分野について述べます。最後に,CO2吸収・分離・回収と貯蔵に関する近未来的な展望について少し考察します。
受講対象・レベル
これから,CO2吸収・分離・回収技術について知識を得ようと考えている方々及びCO2吸収・分離・回収のブームの起こり方について興味を持っている方々を対象とします。
習得できる知識
CO2吸収・分離・回収の基礎知識と応用分野及び,これら技術の今後の予想について学ぶ事が出来ます。
セミナープログラム
1.はじめに
1.1 地球温暖化と温室効果ガス
1.2 二酸化炭素(CO2)排出量の増加と地球温暖化の相関
1.3 もしも,第一の温室効果ガスがCO2であるとするならば
2.CO2回収・除去の方法
2.1 膜分離法
2.2 吸着分離法
2.3 吸収分離法
2.4 その他の方法
3.吸収分離法に用いられるCO2吸収材
3.1 アミン系吸収材
3.2 ソ-ダライム系吸収材
3.3 リチウム複合酸化物系吸収材
4.リチウム複合酸化物系CO2吸収材の作製方法と吸収特性
4.1 合成・作製方法
4.2 CO2吸収特性と温度
4.3 CO2吸収特性と結晶構造
4.4 問題点
5.自己発熱型CO2コンポジット
5.1 素材
5.2 構造
5.3 期待されるCO2吸収特性
5.4 その応用分野
6.多量に排出されるCO2の吸収・分離・回収・貯蔵
6.1 CO2の吸収・分離・回収工程
6.2 貯蔵場所と化学反応
6.3 CO2吸収ブームの発生とその行方
CO2,分離,回収,気体,貯蔵,オンライン, WEBセミナー