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メタサーフェスの原理・特徴、作製方法と応用を解説!
誘電率と透磁率、透過スペクトル制御、偏光制御、位相制御など、メタマテリアルの基礎・メタサーフェスの各種制御機構からディスプレイ、カラーフィルタ、メタレンズ・スーパーレンズ応用まで、幅広く充実した情報をお届けします。
メタサーフェス実用化に向けた鍵とは何なのか!?新規研究・開発テーマの検討にもおススメです。
このセミナーは2021年6月に開催したセミナーの【オンデマンド配信】です。
※お申込み日から14日間ご視聴いただけます。
2022年1月28日(金)まで申込受付中
【収録日:2021年6月17日】※映像時間:3時間4分
セミナー趣旨
自然界にない光学特性を示す人工物質であるメタマテリアルは、製作の困難さから光の波長における製作例は少ない。一方リソグラフィ技術の進展によって、平面的な構造を容易に製作することが可能となった。金属や誘電体ナノ構造の配列によって極薄の光学素子を形成する研究が近年進展している。この分野はメタサーフェスと呼ばれ、メタマテリアルの中でも特に実用化に近い分野として期待されている。代表的な例として、メタレンズ・偏向素子・ホログラムなどがある。本セミナーでは、メタサーフェスの原理・特徴、作製方法と応用について述べる。
セミナープログラム
- メタマテリアルの基礎
- メタマテリアルとは
- 物質の電磁場応答
- 負の屈折率と左手系物質
- 誘電率と透磁率:4象限の分類
- なぜ自然界に負の屈折率はないのか
- メタマテリアルの歴史
- メタマテリアルの応用と作成方法
- スーパーレンズ
- 光クローキング
- マイクロ波メタマテリアルの作成方法
- 可視メタマテリアルの作成方法
- メタマテリアルからメタサーフェスへ
- メタマテリアルとは
- メタサーフェスの基礎
- メタサーフェスによる光制御
- メタサーフェスでなにができるか
- メタサーフェスの分類
- 透過スペクトル制御
- 偏光制御
- 位相制御
- 位相遅延原理によるメタ原子の分類
- 起動角運動量制御
- 位相遅延原理によるメタ原子の分類
- メタサーフェスの設計・製作法
- 電磁場シミュレーション(FDTD,RCWA,FEM)
- リソグラフィとリフトオフ
- トップダウン加工法
- ボトムアップ加工法
- メタサーフェス評価法
- メタサーフェスによる光制御
- メタサーフェスの応用
- メタサーフェス光学素子
- メタレンズと最近のトレンド(高効率・高NA・色消し・大面積・魚眼)
- 機能性メタレンズ(分光・偏光分離・測距・複眼)
- 可変焦点メタレンズ
- キラリティと光相反性・アイソレータ
- 位相子・波長板
- ホログラフィと立体ディスプレイ応用
- 可変メタサーフェス
- 透過強度変調
- カラーフィルタ
- 位相変調器
- メタサーフェス光学素子
- まとめと今後の展望
- メタサーフェス実用化へのキーはどこにあるか
セミナー講師
東京農工大学大学院 工学研究院 准教授 博士(工学) 岩見 健太郎 氏
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
1名 35,200円( E-mail案内登録価格33,440円 )
2名で 44,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり22,000円)
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり22,000円で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
受講について
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配布資料
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