光学用透明樹脂の基礎と高性能化【LIVE配信・WEBセミナー】

★2024年5月23日WEBでオンライン開講
公立千歳科学技術大学の谷尾 宣久氏が光学用透明樹脂の基礎と高性能化について詳解!

■本講座の注目ポイント
★光技術分野へ透明ポリマーを応用する際、重要となる光学特性(透明性、屈折率、複屈折)について、高分子構造と関係づけて定量的に解説! 
★ポリマーを構成する原子の種類とその数をパソコンに入力するのみで、屈折率および透明性が計算できる『透明ポリマーの光物性値予測システム』について紹介!

セミナー趣旨

★各種光学部材(光学レンズ、光ファイバーなど)に用いられている透明ポリマーは次世代光技術の実用化においても、大きい役割を担っている。
★各種光学部材の機能を高め、次世代技術を実用化させるには、屈折率制御、複屈折制御、高透明化などポリマーの光学特性を高性能化する必要がある。
★光技術分野へ透明ポリマーを応用する際、重要となる光学特性(透明性、屈折率、複屈折)について、高分子構造と関係づけて定量的に解説!
★ポリマーを構成する原子の種類とその数をパソコンに入力するのみで、屈折率および透明性が計算できる『透明ポリマーの光物性値予測システム』について紹介!
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透明ポリマーが、ディスプレイ用光学フィルム、光ディスク、光学レンズ、光ファイバーなど各種光学部材に用いられている。さらに、次世代照明、フレキシブルディスプレイなど次世代光技術の実用化においても、透明ポリマー材料の果たす役割は大きい。
各種光学部材の機能を高め、次世代技術を実用化させるには、屈折率制御、複屈折制御、高透明化などポリマーの光学特性を高性能化する必要がある。
本セミナーでは、光技術分野へ透明ポリマーを応用する際、重要となる光学特性(透明性、屈折率、複屈折)について、高分子構造と関係づけて定量的に解説し、理想的な光学特性を実現するにはどのようにして構造を制御し、どのような分子設計を行ったらよいのかについて理解していただく。光学用透明樹脂の開発、設計に必要な基礎知識を理解していただくことが本講座の目的である。また、ポリマーを構成する原子の種類とその数をパソコンに入力するのみで、屈折率および透明性が計算できる『透明ポリマーの光物性値予測システム』についてもご紹介させていただく。

受講対象・レベル

光学透明樹脂を扱う製品設計に携わる方 光技術分野の研究・開発に携わる方で透明樹脂の光学特性についての基礎知識を必要とする方

習得できる知識

 透明樹脂の光学特性(屈折率、複屈折、透明性)に関する基礎知識 光学特性の高性能化技術(屈折率制御、低複屈折化、高透明化)

セミナープログラム

第1講 透明樹脂の基礎
1.透明になるポリマーとは
2.非晶構造とガラス状態

第2講 屈折率制御と低複屈折化
1.屈折率制御
 1.1 屈折率と分子構造
 1.2 屈折率の波長依存性
 1.3 屈折率の温度依存性
 1.4 屈折率の制御
 1.5 透明ポリマーの屈折率予測
2.低複屈折化
 2.1 複屈折と屈折率楕円体
 2.2 配向複屈折
 2.3 応力複屈折
 2.4 複屈折の低減化

第3講 光吸収・散乱メカニズムと高透明化
1.光吸収損失
 1.1 電子遷移吸収
 1.2 原子振動吸収
 1.3 ポリマーの分子構造と光吸収損失
 1.4 光吸収損失の低減化
2.光散乱損失
 2.1 光散乱法による高次構造解析
 2.2  屈折率不均一構造と光産卵損失
 2.3 高透明化のための高次構造制御
 2.4 ポリマーの分子構造と光散乱損失
 2.5 光散乱損失の低減化
3.高透明化
 3.1 高透明ポリマーに要求される分子特性
 3.2 高透明化のための分子設計
 3.3 透明ポリマーの透明性予測

第4講 透明ポリマーのエイジング
1.ガラス状態とガラス転移温度
2.高分子ガラスの物理的エイジング
3.エイジングによる光学特性変化
4.光学特性の安定性・信頼性


第5講 透明ポリマーの光物性値予測システム
1.透明ポリマーの屈折率予測システム
2.透明ポリマーの透明性予測システム

【質疑応答】

セミナー講師

公立千歳科学技術大学  理工学部 応用化学生物学科 教授  谷尾 宣久 氏

セミナー受講料

【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

 


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード


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