プラズモニクス・メタサーフェスの徹底理解 ~基礎から応用技術、最新研究事例まで~ <東京会場受講/オンライン受講選択可>

○わかりやすいと毎回大好評!ご質問や相談も歓迎です。
○「基礎から学びたい」「理論が難解で独学では理解できなかった」「応用分野や期待される効果を知りたい」「最新動向・先端研究を学びたい」など幅広い方にお勧めです。

セミナー趣旨

  本講座は、既存の光産業技術に対して、プラズモニクスの応用可能性を探っていただくことを目的として、プラズモニクスの知識を持たない方にも分かりやすく解説するセミナーです。プラズモニクスに加えて最近注目されているメタサーフェスの歴史と応用例、その機構についても分かりやすく解説します。
  本講座を通じて、プラズモニクス技術の産業応用に貢献したいと考えています。プラズモニクスの研究は古くからありますが、実用化された技術はまだまだ少ないと言えます。近年ナノ加工技術の進展および計算処理能力の向上に伴い、プラズモニクスの研究が盛んに行われるようになりました。光産業の市場規模が増大してきている昨今、これらの研究成果を活かした実用化が期待されます。
  参考書では理解が難しいような内容においても、本講座ではプラズモニクスおよびメタサーフェスを概念的に学んでいただき、理解を深めることのできる内容となっています。プラズモニクスやメタサーフェスがどのように応用されているのか、最新の研究動向を紹介すると共に、期待される効果とそのメカニズムについて分かりやすく解説します。

受講対象・レベル

・プラズモニクス、メタサーフェスに興味のある方
・光技術、熱技術に携わっておられる技術者、研究者
・光熱電変換技術の新たな展開を模索されている方

必要な予備知識

光学分野に興味のある方なら、特に必要ありません。

習得できる知識

・プラズモニクス、メタサーフェスの基礎知識
・プラズモニクス、メタサーフェスの応用技術
・金属ナノ構造作製技術
・プラズモニクス、メタサーフェス研究に関する国内外先端技術の動向
   など

セミナープログラム

1.金属の色
 1)光の三原色
 2)金属反射の原理
 3)ナノサイズの金属の色
2.プラズモニクス
 1)表面プラズモンとは
 2)プラズモニクスの歴史
 3)プラズモニクスの実用化への課題
3.伝播型表面プラズモン
 1)伝播型表面プラズモンの励起原理
 2)伝播型表面プラズモンにおける電場増強効果
 3)伝播型表面プラズモンの伝播長
 4)長距離伝播型表面プラズモン
 5)金属回折格子構造における表面プラズモン
4.局在型表面プラズモン
 1)局在型表面プラズモンの励起原理
 2)局在型表面プラズモンの共鳴現象
 3)金属ナノ粒子の合成技術
 4)金属ナノロッドの局在型表面プラズモン
 5)局在型表面プラズモン共鳴を応用したナノイメージング技術
5.メタマテリアル、メタサーフェス
 1)メタマテリアルの起源
 2)メタマテリアルの歴史とメタサーフェス構造への変遷
 3)負の屈折現象、スーパーレンズ、クローキング(透明マント)
 4)メタマテリアルの実用化への課題
6.プラズモニックデバイス、メタサーフェス作製技術
 1)プラズモニクスに適した金属材料と誘電率波長分散
 2)電磁場解析による金属ナノ構造の設計
 3)金属ナノ構造作製技術
7.プラズモニクス、メタサーフェスの先端技術の動向
 1)イメージセンサ用プラズモニックカラーフィルタ
 2)LED発光デバイスの光取り出し効率の向上
 3)表面増強ラマン、バイオセンサ
 4)ホログラフィックメタサーフェス
 5)熱輻射制御
 6)メタレンズ
 7)プラズモニクス、メタサーフェス分野の最新トレンド
<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>


※途中、お昼休みと小休憩を挟みます。


・参考書では理解できなかった、基礎部分を詳しく解説頂き腹落ちしました。
・様々な応用事例を幅広く知る事が出来て良かったです。会社に持ち帰り展開したいと思います。
・基本から最先端の研究までお話しくださり、とても勉強になりました。
・小野先生のご説明が大変わかりやすく理解が進みました。本日はありがとうございます。
・事前に提出した講義へのリクエストに沿って進めてくださったので、とてもわかりやすく有意義なセミナーでした。
   など、ご好評の声を多数頂いております!

セミナー講師

 静岡大学 工学部 電子物質科学科 教授  小野 篤史 氏

■ご略歴
2006年3月 大阪大学大学院 工学研究科 応用物理学専攻 博士後期課程修了(博士(工学)取得)
2006年4月~ 2008年12月 独立行政法人理化学研究所ナノフォトニクス研究グループ所属。基礎科学特別研究員。
2009年1月~ 2013年3月 静岡大学若手グローバル研究リーダー育成拠点所属.特任助教(テニュアトラック)。
                                     第22回安藤博記念学術奨励賞 受賞(2009年6月20日)。
2013年4月~2021年5月  静岡大学大学院工学研究科電子物質科学専攻所属。准教授。
2021年6月~現在 静岡大学大学院工学研究科電子物質科学専攻所属。教授。
■ご専門および得意な分野・ご研究
・近接場光学
・プラズモニクス
・光加工、光計測
■本テーマ関連学協会でのご活動
・日本光学会 ナノオプティクス研究グループ 運営委員
・日本レーザー学会 中部支部 幹事
・電子情報通信学会 システムナノ技術に関する特別研究専門委員会 副委員長
・応用物理学会 ナノフォトニクス分科会 幹事

セミナー受講料

【オンライン受講または会場受講:見逃し視聴なし】 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンライン受講または会場受講:見逃し視聴あり】 1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

【会場受講ご選択の方】

  • 感染拡大防止対策にご協力下さい。
  • セミナー会場での現金支払いを休止しております。
  • 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
  • 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
  • 希望者は講師との名刺交換が可能です。
  • 録音・録画行為は固くお断り致します。
  • 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
  • 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
    場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)

【オンライン受講ご選択の方】

  • 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
    お申込みは4営業日前までを推奨します。
    それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
    テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
    資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです
    →環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
    →こちらをご確認ください

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

東京都

MAP

【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

金属材料   光学技術   ナノ構造化学

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10:30

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47,300円(税込)/人

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