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用途・目的に応じた磁性材料の選定と
使いこなすための基礎
■磁性と磁性材料の基礎知識
■種々の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴
■実務につながる磁性材料の知識を包括的・体系的に学ぶ
セミナー趣旨
磁性材料は、モーターや変圧器、電源などに用いられる各種インダクタ、センサー、磁気記録装置などの様々な用途で用いられています。磁性材料には軟磁性材料(磁心材料)と硬磁性材料(永久磁石)があり、その性質は全く異なります。また、軟磁性材料にも硬磁性材料にも特性が異なる材料が数多く市販されており、その中から用途に応じて最適な材料を選定する必要があります。
本セミナーでは、最初に磁性と磁性材料の基礎について、特に磁性材料の性質を理解するうえで欠かせない磁区とヒステリシスの関係について説明いたします。次いで、各種の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴とその応用について説明いたします。これらの知識は、磁性材料選定の手助けになります。
受講対象・レベル
- 磁性材料を用いた製品、または磁性材料の研究開発に従事する予定の方
- 磁性材料全般についての基礎知識を取得したい方
習得できる知識
- 磁性と磁性材料の基礎知識
- 種々の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴
これらにより、用途に合わせた磁性材料選定に必要な基礎知識が得られます。
セミナープログラム
- 磁性に関する物理量と単位
- 磁性の種類
- 反磁性
- 常磁性
- 強磁性
- 反強磁性
- フェリ磁性
- 温度の影響
- 強磁性体の磁区構造
- 反磁場と静磁エネルギー
- 磁気異方性
- 磁気ひずみ
- 磁区の分割
- 静的磁化機構
- 磁壁の移動とヒステリシス
- 微粒子の磁区構造とヒステリシス
- 磁壁移動と損失発生機構
- 渦電流と渦電流損
- 鉄損
- 複素透磁率
- 軟磁性材料とその応用
- 軟磁性材料の特徴
- ケイ素鋼(Fe-Si)
- パーマロイ(Ni-Fe)
- センダスト(Fe-Al-Si)
- ソフトフェライト
- アモルファス合金
- ナノ結晶合金
- 硬磁性材料とその応用
- 硬磁性材料の特徴
- エネルギー積
- アルニコ(Fe-Al-Ni-Co)磁石, Fe-Cr-Co磁石
- ハードフェライト
- Sm-Co磁石
- ネオジム磁石
- 最近の磁性材料の開発動向
- 軟磁性材料
- アモルファス合金のモーターへの応用:技術の進歩と発想の転換
- アモルファス合金粉末のインダクタへの応用:温故知新!?
- 硬磁性材料
- モーター用ネオジム磁石:進化する王者vs新たな挑戦者
- 軟磁性材料
- まとめ
□質疑応答□
キーワード:軟磁性、硬磁性、透磁率、保磁力、磁束密度、鉄損、エネルギー積
セミナー講師
秋田県立大学 システム科学技術学部 機械工学科 材料構造工学講座 教授 博士(工学) 尾藤 輝夫 氏
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
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※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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※他の割引は併用できません。
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1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
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受講について
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