以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
現在のタッチパネルに求められる要求特性・機能をふまえ、
必要な技術的課題や対応技術・材料などについて解説!
車載他各種アプリケーションへの課題対応・コロナ対応など、
市場要求に応える各種方式における曲面化・非接触技術やフィルムセンサー・カバー材料・抗ウイルス性付与等の部材技術まで!
セミナー趣旨
タッチパネルの用途は益々拡大しており、FPD向けの単純なタッチパネルだけでなく、車載用途や携帯型(Foldable,Rollable)など、目的を絞った用途向けタッチパネルが注目されている。それに伴い、大型化や可とう性・曲面パネル等、対応する技術が求められてきている。
特に車載用途では、ディスプレイの大型化とともにコネクテッドカーとしてインターネットなどとも接続されるようになりCID(センターインフォアメーションディスプレイ)と呼ばれる装置が導入されようとしている。
タッチパネル市場の大部分を占める静電容量式タッチパネルだが、現在の課題は感度向上と大型化に対応した、可とう性を有するパネル材料(透明電極フィルム)である。
CIDでは車内空間を有効に利用するために、曲面化や異形化が要望されている。これら曲面化や異形化技術は、Foldable,Rollableパネルにおいても同様に必要なキーテクノロジーとなる。
LCDもOLEDと同じように曲面化が可能な開発が進んでおり、タッチパネルではフィルム基板センサーを用いたパネルが開発されている。
ここでは、低抵抗で且つ曲面、可とう性用途に適した材料であるメタル系センサーフィルムについて、その特性や技術動向を述べる。メタル系センサーの種類・作成方法も10種以上が提案されており、その利点、問題点も同時に解説する。
また、タッチパネルの曲面化・異形化のためには、センサーのみならずカバー材料やOCAなどの部材、さらにこれらをまとめて曲面化する技術も必要となってくる。当講座ではセンサー材料から他の部材、曲面化技術まで幅広く紹介する
これらの要求に加え、最近ではコロナウイルスの流行により 接触による感染が恐れられる事態となっている。タッチパネルは基本的に接触が必要なデバイスであるが、このような状況の中、各種の非接触パネルが開発されている。又、接触が避けられないとして、パネルの表面に抗菌・抗ウイルスの特性が付与されたタッチパネルも展開されている。
本セミナーでは、このような現在のタッチパネルに求められる様々な要求特性・機能をふまえ、そのために必要な技術的課題や対応技術・材料などについて解説する。
受講対象・レベル
- タッチパネルの基礎から 最近の具体的用途までを知りたい人
- タッチパネルにかかわる材料・部材メーカー、およびタッチパネルを使用した製品のセットメーカー担当者等
習得できる知識
- タッチパネルに必要な特性が何かをつかみ 実用化する方法
セミナープログラム
- タッチパネルの種類・市場と要求特性、課題等
- タッチパネルの市場動向
- 車載パネルへの要求(曲面、異形等)と動向・課題
- Foldable,Rollableパネルへの要求と動向・課題
- 大型、デジタルサイネージ用途における要求と課題
- コロナ下で求められる要求特性(非接触・抗ウイルス性等)
- 非接触が可能なタッチパネルは何か?
- 静電容量タッチパネルの基礎および対応技術
- 静電容量タッチパネルの原理
- 静電容量タッチパネルの目的別課題
- 大面積化と曲面化に必要な条件
- 静電容量タッチパネルと非接触入力の関係
- 可とう性、曲面タッチパネルに必要なフィルムセンサーの技術動向と要求特性
- 新規透明導電性膜の種類と特徴
- Cuメタルメッシュセンサ、SpiderNetパネルの特徴
- 銀メタルメッシュセンサー
- メタルメッシュセンサー材料の種類
- メタルメッシュセンサーの作成方法
- メタルメッシュセンサーでの検出
- メタルメッシュセンサーの課題と対策
- その他の金属センサー
- 曲面化、フレキシブル化を実現するタッチパネル用カバー材料と要求特性
- カバー材料はガラスかポリマーか?
- プラスチックカバー材の種類と課題
- オールプラスチックタッチパネルの構造
- メタルメッシュに適応した曲面化作成法
(ラミネート法、インモールド射出成型、プレス成型) - 貼り合わせ用光学接着剤
- 反射防止や傷付き防止などの表面処理
- 非接触タッチパネルの原理及び技術動向
- 光学式タッチパネルの原理と非接触入力
- 空間デイスプレイの種類と原理
- 光学式TOF検出法
- タッチの触感付与法
- 現状の感度・性能と課題
- タッチパネルへの抗菌・抗ウイルス性付与技術
- 抗菌・抗ウイルス材料の種類と原理
- 金属系、酸化物系材料
- 抗菌・抗ウイルスフィルム
<質疑応答>
セミナー講師
静岡大学 電子工学研究所 客員教授
NRI 代表 工学博士 中谷 健司 先生
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
動画配信サイトVimeoを用いて同時ストリーミング配信でご視聴頂けます。
(尚、Zoomへアクセスできる方は、Zoomでの受講を推奨します。)
- こちらの形式での受講をご希望の場合は備考欄に【Zoom不可・ライブ配信希望】と記載下さい。
(Zoomまたはライブ配信いずれか一方のみでのご受講となります)
→事前にこちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
電子デバイス・部品 UI/UX/ヒューマンインターフェース 高分子・樹脂加工/成形
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
電子デバイス・部品 UI/UX/ヒューマンインターフェース 高分子・樹脂加工/成形関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
振動発電デバイスの特徴と原理、各方式の利点・制約、用途を解説
振動発電デバイスには、圧電方式、静電方式、電磁方式、磁歪方式という4つの主要な方式があります。これらの方式は、振動エネルギーを電気エネ... -
-
リチウム空気電池とは?リチウムイオン電池との違いや長所を解説
【目次】 リチウム空気電池とは リチウム空気電池は、その名の通り、リチウムと空気中の酸素を使用して電力を生成する次世代型の電池です... -
MEMS技術の新規事業応用:小型化、高感度、低消費電力の鍵要素
【目次】 圧電MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)は、微細な電子機械システムの一種で、圧電効...