表面・界面の考え方と分析の基礎と実践応用【大阪開催】

技術的テクニック、コツやノウハウなど
応用アプリケーションの事例を交えて解説!

セミナー講師

ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 氏
兼 大阪産業大学 情報システム学科 非常勤講師
  京都産業21 相談員
  滋賀県産業支援プラザ 相談員
  知財管理技能士
専門
表面・界面、接着、高分子、ナノ粒子、分析、ハイブリッド材料、等

セミナー受講料

55,000円(税込、昼食・資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
  備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
  消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。

セミナー受講特典コンサルティング
 セミナーに受講して名刺交換をさせて頂いた方への特典サービスとして、初回限定で限定特別料金にてコン
サルティングをご利用いただけます。技術的な相談はもちろん、戦略相談、オンサイトセミナーなど、依頼条件を満たす限り原則として実施内容、方法に制限はありません。
 技術コンサルティングには興味があるが利用したことがないので、どのようなものか良くわからず正式依頼
に踏み切れない、決裁を取るために一度ディスカッションしたいという方は、是非この機会に、JRLのコンサル
ティングを御体験ください。限定特典ではありますが、必ず満足のいただける内容でお応えします。
依頼条件
 ・初回1回のみ
 ・セミナー実施日より3カ月以内に依頼が成立
 ・コンサルティング実施時間:4時間程度まで
 ・費用:場所、内容によらず定額の限定受講特典

セミナー趣旨

表面、界面はあらゆる技術や製品の基盤となるものであり、現在扱われる材料やプロセス、技術、商品で表面や界面が関与していないものは無いと言っても過言ではない。これは言い方を変えると、現代は表面、界面に支配されているということになる。これほど重要なものであることから、分析手法一つにしても多種多様なものが開発され、利用されている。しかし、一方で表面や、特に界面はまだ未解明な部分も多く、その本当の姿を明らかにして利用することは容易ではない。
 本講では、表面、界面の基礎から、分析評価を中心にして、その姿を明らかにして利用するためのアプローチについて、技術的テクニック、コツやノウハウから、考え方、アプローチに方法まで応用アプリケーションの事例を交えて解説する

受講対象・レベル

・研究開発部門、分析部門、製造部門、品質保証部門など技術部門全般
・若手から中堅を中心とした担当者
・部署マネジメント、部下を教育する管理者、マネージャー

習得できる知識

・表面分析の基礎
・表面分析の考え方と活用法
・各種表面分析手法の使い方
・表面、界面の可視化法
・研究開発、問題解決へのフィードバック

セミナープログラム

1.【表面に支配される現代社会】
2.【表面とは】
  2.1 表面(薄膜)とは?
  2.2 表面・界面が代表的事象
  2.3 表面の要素
  2.4 表面における現象

3.【界面とは】
  3.1 界面における現象
  3.2 多層膜による界面形成 
  3.3 薄膜化による界面の変化 

4.【表面・界面を支配するもの 】
  4.1 界面形成 
  4.2 界面を形成する力
  4.3 表面・界面形成を支配するもの
  4.4 界面形成因子と評価法

5.【表面分析成功のキーポイント 】
  5.1 表面分析の心構え
  5.2 サンプルの取り扱い
  5.3 サンプリング
  5.4 裏表の表示
  5.5 汚染の例 : 両面テープによる汚染

6.【代表的表面分析手法】
  6.1 表面分析の分類 
  6.2 表面分析に用いる主な手法と選び方 
  6.3 表面・微小部の代表的分析手法
  6.4 手法の選択

7.【X線光電子分光法(XPS,ESCA)】
  7.1 XPSの原理
  7.2 XPSの検出深さ
  7.3 XPSの特徴?
  7.4 ワイドスキャン(サーベイスキャン)
  7.5 ナロースキャン(代表的な元素)
  7.6 元素同定
  7.7 化学状態の同定
  7.8 角度変化測定による深さ方向分析
  7.9 ハイブリッド分析
  7.10 チャージアップ
  7.11 化学状態による違い
  7.12 チャージアップへの工夫
  7.13 イオンエッチングとダメージ
  7.14 エッチング条件とスパッタレート
  7.15 イオンエッチングによるクロスコンタミ
  7.16 界面で正体不明のピークシフト
  7.17 ちょっと便利なサイトやソフト

8.【オージェ電子分光法(AES)】
  8.1 微小領域の元素分析手法
  8.2 AESの原理
  8.3 AES測定例
  8.4 界面拡散の分析
  8.5 AESによる状態分析例
  8.6 チャージアップ抑制
  8.7 絶縁体上の異物
  8.8 化学状態マッピング
  8.9 XPSとAESの手法の比較

9.【X線マイクロアナライザ(EPMA)】
  9.1 EPMAの原理
  9.2 元素分布分析(被着体金属基板の断面)
  9.3 積層膜の分析例
  9.4 観察領域(入射電子の拡散シミュレーション)

10.【化学構造を知る】
11.【フーリエ変換赤外分光法(FT-IR)】
  11.1 赤外分光法(IR)の原理
  11.2 FT-IRの長所・短所
  11.3 測定法
  11.4 主な吸収帯
  11.5 赤外分光の構造敏感性
  11.6 指紋領域の利用
  11.7 カルボニル基の判別
  11.8 系統分析
  11.9 帰属の考え方
  11.10 全反射法(ATR法)
  11.11 In-situ FT-IR

12.【飛行時間型二次イオン質量分析法(TOF-SIMS)】
      12.1 SIMSの概念
  12.2 TOF-SIMSの概要
  12.3 TOF-MSの原理
  12.4 TOF-SIMSによる化学構造解析

13.【グロー放電分析(GD)】
  13.1 GD-MS
  13.2 特徴

14.【形態を知る】
  14.1 形態観察

15.【SEM、TEM】
  15.1 SEM像
  15.2 表面形状と組成
  15.3 SEM-EDS組成分析

16.【走査型プローブ顕微鏡(SPM)】 
  16.1 SPMとは
  16.2 主な走査型プローブ顕微鏡
  16.3 形態観察におけるAFMの位置づけ
  16.4 位相イメージング

17.【界面分析】
  17.1 【樹脂/金属の界面】
   17.1.1 金属基材の前処理
   17.1.2 金属/樹脂の界面形成パターン
   17.1.3 界面における不良要因
   17.1.4 樹脂/金属界面の分析とは
  17.2 【界面評価の重要性と課題】
   17.2.1 界面の例
   17.2.2 界面の形成と分類
   17.2.3 一般的深さ方向分析
   17.2.4 従来法と問題点
   17.2.5 精密斜め切削法
   17.2.6 斜面角度と深さ方向分解能
   17.2.7 新しいアプローチ

18.【解析の実例】
  18.1 【UV照射による化学構造の評価】
  18.2 【表面構造変化の解析(XPS)】
  18.3 【気相化学修飾法】
  18.4 【化学修飾法を用いたTOFイメージング】
  18.5 【ポリイミドの表面処理層の深さ方向分析】
  18.6 【PI/Cu/Si界面の解析】

19.【仮説思考による研究開発と問題解決】
  19.1 仮説モデルの構築
  19.2 目的→ゴール、そして、仮説
  19.3 仮説の証明と分析
  19.4 課題解決・研究開発とは
  19.5 分析の位置づけ 『悪しき誤解』
  19.6 単なる道具
  19.7 俯瞰視点と仰望視点
  19.8 多面視点

20.まとめと質疑