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降伏現象のメカニズムと強度・耐衝撃性の改善法
GFRPやCNT分散樹脂等を例示しながら解説
高分子複合材料の降伏条件とそれを影響を及ぼす因子について解説
ガラス繊維やカーボンナノチューブ分散複合材料を例として
強度・耐衝撃性改善手法も紹介します
セミナー趣旨
本講義では、現在までに講師が構築してきた理論とその使用方法について解説し、これらの理論に基づいた高分子複合材料の力学特性改善例を数件紹介する。
受講対象・レベル
高分子複合材料に関する研究開発に携わる若手企業研究者
習得できる知識
・高分子複合材料の降伏条件とそれを左右する因子
・ノッチ付衝撃試験で得られる力学特性とその計算方法
・短繊維強化高分子複合材料の耐衝撃性を予測する理論
・ナノコンポジットの降伏条件とその耐衝撃性に関する理論
・高分子複合材料の強度および耐衝撃性改善手法
セミナープログラム
- 力学の基礎
- 解析に必要な高分子材料の物性に関する評価方法
- 1軸引張試験
- 3点曲げ試験
- ノッチ付衝撃試験
- 示差走査熱量解析
- 高分子複合材料の降伏条件-1 界面剥離
- 成形品内部に生じる熱ひずみ
- 短繊維強化高分子複合材料のウエルド強さ
- 高分子複合材料の降伏条件-2 充填材の引抜け
- 充填材に生じる締付応力
- 充填材/母相間に生じる摩擦力
- 充填材の引抜けが降伏条件となる場合の強さ
- 任意の配向角における短繊維強化高分子複合材料の降伏条件
- 短繊維強化高分子複合材料の引張強さ
- 高分子複合材料の降伏条件-3 充填材の破断
- 引張負荷による破断
- カーボンナノチューブ分散ポリプロピレンの強さ
- カーボンナノチューブ分散ポリプロピレンのノッチ付衝撃強さ
- 短繊維強化高分子複合材料の耐衝撃性発現機構
- 充填材の引抜け
- 充填材の破断
- ガラス短繊維強化高分子複合材料のノッチ付き衝撃強さ
- ガラス繊維強化高分子複合材料の強度改善手法
- 反応性添加剤による強度改善
- 無機微粒子添加による強度改善
- カーボンナノチューブ添加による強度改善
- ガラス繊維強化高分子複合材料の耐衝撃性改善手法
- 無機微粒子添加による耐衝撃性改善
- カーボンナノチューブ添加による耐衝撃性改善
セミナー講師
山形大学 大学院 有機材料システム研究科・助教 高山 哲生 氏
【専門】
高分子複合材料やポリマーブレンドの強度、弾性率や耐衝撃性などの
力学特性に関するモデル化を行い、構築したモデルを用いて力学特性の最適化設計を行っている
セミナー受講料
44,000円( S&T会員受講料41,800円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
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※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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※他の割引は併用できません。
受講料
44,000円(税込)/人
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