
バリデーション・ベリフィケーション・クオリフィケーションの実務<Zoomによるオンラインセミナー>
実際にどのようなバリデーションが求められているのかを
具体的に紹介!
セミナー趣旨
初期のバリデーションは、構造設備の適格性評価(クオリフィケーション)、次いで実生産規模で3ロット以上のプロセスバリデーションの成立をもって、以後恒常的にロット内・間の品質均質性が確保できるとの考え方であった。
しかし、現実には生産移行後、潜在する品質変動要因の抽出とプロセス改善が必要であり、継続的工程ベリフィケーションが要請されるようになった。また、市場出荷後の流通過程もベリフィケーションの対象となる等バリデーション概念は大きく進展している。
本セミナーは、現在、実際にどのようなバリデーションが求められているのかを具体的に紹介する。
習得できる知識
- 最新バリデーションの考え方
- 輸送のベリフィケーションとは
- 包装のバリデーションとは
- 製造用水システムのバリデーションとは
- 空調システムのバリデーションとは
セミナープログラム
- 初期のバリデーション概念
- バリデーション概念の始り
- 「20世紀のバリデーション」の目的と実施対象
- 進化したプロセスバリデーション概念
- プロセスバリデーションだけで品質の恒常性は保証不可
- 答えを行政に求めず企業自らが考えるリスクベースGMPへ
- Change managementとChange controlの要請
- 「21世紀のバリデーション」の目的
- 21世紀のバリデーションは継続的検証を要請
- 今はGDP+GMP=GMDPの視点が必要
- 製造手順を確立して製品標準書を作成
- 製品設計の根拠を記載
- 製造法の設定根拠欄の記載
- 製造法の特徴と条件設定の根拠記載
- ユーザー要求仕様書(URS)の作成
- DQの判定基準としてURSが必要
- URSの目次例
- URSの留意点
- DQ(設計時適格性評価)
- DQの判定基準
- DQのために必要な資料
- IO/OQ(据付時/運転時適格性評価)
- コミッショニングと適格性評価は別物
- IQ/OQの実施項目例
- 校正とは
- PQ(稼働性能適格性評価)
- PQの基本原則
- チャレンジテストとは
- 包装のバリデーション
- PTP包装機の適格性評価項目
- 密封性の視点だけでなく…
- 包装工程のPQ
- 結局、資材業者管理が重要ということ
- 製造用水システムバリデーション
- 設計に必要な情報
- 設計・施工時の留意点
- 貯水タンクの留意点
- 計測器の留意点
- 配管の留意点
- IQで検証すること
- PQ(フェーズ1、2、3)で確認すること
- 空調システムのバリデーション
- GMPの要請に対応した確認項目
- 重要区域の風速
- スモークスタディは必須
- 設計・DQ時の留意点と検証項目
- 環境清浄度測定の3ステージ
- 沈降粒子の巻き上げリスクに留意
- PQ時の実施項目例
- プロセスバリデーション(PV)
- PVの前提
- コンカレントバリデーション(同時的バリデーション)
- より進んだ手法(QbD手法)
- 連続生産におけるロットとは
- 生産移行後の工程検証
- 製品品質照査とは
- 製品品質照査の具体的方法
- 構造設備の経時劣化に着目
- 設備劣化(標準値変化)要因は多様
- 輸送のベリフィケーション
- GDPガイドライン制定の背景
- GDP対応で実施されていること
- マッピングデータ計測の目的と手順(WHOの保管と輸送に関するガイダンス)
(質疑応答)
セミナー講師
医薬品GMP教育支援センター 代表 高木 肇 先生
NPO-QAセンター 顧問
■主経歴
塩野義製薬(株)にて、経口剤や凍結乾燥注射剤などの工業化検討、無菌製剤製造棟の構築プロジェクト遂行、国内外関連会社への技術指導、無菌製剤棟の製造管理責任者など、製剤開発から工場運営に渡る幅広い任務を実施。
■主要業務歴など
著書:「洗浄バリデーション」、「凍結乾燥のバリデーション」(共著)、「GMP・バリデーション事例全集」(共著)、「現場で直ぐ役に立つ製造指図記録書作成マニュアル」(共著)、「新GMP手帖」(共著)、「現場で直ぐ役立つ実務者のためのバリデーション手法」(共著)、「医薬品製造のトラブル防止と対応ハンドブック」(共著)、「ヒューマンエラー対策事例集」(共著)、「GMP・バリデーション実務バイブル」(共著)、「PIC/S GMP対応ノウハウ集」(共著)、「無菌医薬品製造における三極規制と品質管理・無菌性保証の要点」(共著)、「製薬用水の品質管理と設備/設計・バリデーションノウハウ集」(共著)、「製造プロセスのスケールアップ正しい進め方とトラブル対策事例集」(共著)、「無菌医薬品製造におけるGMP関連規制とバリデーション対応実務」(共著)など多数
■業界での関連活動など
台日製薬工業交流セミナー(台湾経済部工業局主催、医薬工業技術発展センター開催)での講演を始めとする台湾企業への技術指導、および国内食品・医薬品・医療器具メーカーへの技術支援を実施
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
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(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
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受講料
47,300円(税込)/人