R&D戦略におけるロードマップ(TRM、MRM、PRM)の考え方と策定、事例に学ぶシナリオプランニングのポイント【グループ討論会付】

★研究開発戦略を明確にするための社内ロードマップ作成に必要なシナリオプランニング、TRM、MRM、PRMを元トップマネージャーが直々に解説!
★ロードマップをテーマとした受講者によるグループ発表・討論会を予定!
★従来の長期固定型のロードマップ戦略から、より社会課題解決を目的としたバックキャスト的な事業開発戦略を解説!


講師


第1部 滋賀医科大学 バイオメディカル・イノベ-ションセンター 特任教授 小笠原 敦 氏
(元科学技術動向研究センター長)

第2部 (株)AndTech 顧問 兼 経営アドバイザー 古藤 健二郎 氏
(元スリーエムジャパン(株) カスタマーテクニカルセンター長、元スリーエムジャパンヘルスケアカンパニー(株) 代表取締役)

第3部 公益社団法人 高分子学会 常務理事 工学博士 平坂 雅男 氏


受講料


1名につき32,400円(税込、テキスト費用を含む)
※特別割引とポイント割引など、2種類以上の割引は、同時には適用されません。


第1部 R&D戦略、事業戦略に寄与する予測手法
 ~技術ロードマップ、技術予測、シナリオプランニング、ホライズン・スキャニング~


【12:30-14:00】 
講師:滋賀医科大学 バイオメディカル・イノベ-ションセンター 特任教授 小笠原 敦 氏
   (元科学技術動向研究センター長)


【経歴】
1988年ソニー株式会社 超LSI研究所入所。SOI-MOSデバイス、SRAMの研究に従事。その後CD、MD用AlGaAs系半導体レーザ、DVD用AlInGaP系半導体レーザの研究・開発、Photo IC/LSIの研究・開発等を経て本社R&D戦略部シニアR&Dマネジャー、CTO補佐を歴任。2000年より科学技術庁に転じ、科学技術政策研究所第一研究グループ、第四調査グループ、文部科学省科学技術政策研究所科学技術動向研究センターを経て、2004年~2011年経済産業省/独立行政法人産業技術総合研究所ナノ電子デバイス研究センター主任研究員、イノベーション推進本部総括主幹、つくばイノベーションアリーナ推進部総括主幹、2005年~2008年立命館大学大学院理工学研究科/テクノロジー・マネジメント研究科/経営学部 教授、2011年~2012年独立行政法人理化学研究所研究コーディネーター、2012年~2015年文部科学省文部科学事務官、科学技術政策研究所科学技術動向研究センター長。2015年12月1日より国立大学法人滋賀医科大学特任教授、現在に至る。

【キーワード】
1. ロードマップ、技術予測、ホライズン・スキャニング
2. AI、IoT、ロボット
3. R&D戦略、経営戦略、イノベーション戦略

【講演主旨】
R&D戦略、事業戦略立案に寄与する技術ロードマップ、技術予測、シナリオプランニング、ホライズン・スキャニングの手法を、国レベルの戦略から企業レベルの戦略まで具体的にお話しする。
現在は従来の長期固定型のロードマップ戦略から、より社会課題解決を目的としたバックキャスト的な戦略、ビジョンオリエンテッドな戦略に変化しており、それに対応した新世代のホライズン・スキャニングの手法、シナリオプランニングの手法等、最新の予測手法を含め網羅し、実践的なR&D閃絡、企業戦略の構築につながる手法を修得する。

【プログラム】
1.R&Dの現状と将来
 なぜ今イノベーションが求められるのか、日本企業のR&Dの問題はどこにあるのか?
 ・日本を巡るR&Dの現状
 ・国際競争力の推移
 ・交易条件指数の推移
 ・経済システムの大きな変化
 ・2020年、2030年に向けての技術の進展
 ・Industry4.0、Industrial Internet
 ・AIとIoT、ロボット時代への対応

2.技術予測とロードマップ
 中長期R&D戦略の基本となるロードマップ策定の考え方とポイントについて、具体的な事例をもとに学びます。
 ・ビジョン戦略とロードマップの必要性
 ・技術予測
 ・技術予測のロードマップへの展開
 ・技術戦略マップ
 ・ロードマップの具体例

3.ロードマップとビジョン
 ・ロードマップとは
 ・ロードマップの基礎
 ・技術戦略マップへの展開
 ・ビジョン立案の重要性
 ・ビジョンに立脚したロードマップの作成
 ・IBM GTO(Global Technology Outlook)に見るビジョンとロードマップの統合

4.技術予測とシナリオプランニング
 ・技術予測とは
 ・日本の技術予測
 ・技術予測からシナリオプランニングへ
 ・分野別のシナリオ戦略

5.不確実な時代を予測するホライズン・スキャニング
 ・ホライズン・スキャニングとは
 ・微弱な変化(Weak Signals)、予期せぬ変化(Wild Card)の概念
 ・その把握の仕方

6.イノベーションへの展開
・まとめ

【質疑応答・名刺交換】


第2部 技術ロードマップを踏まえた市場ロードマップの作成と世界R&D企業の事例


【14:05-15:35】 
講師:(株)AndTech 顧問 兼 経営アドバイザー 古藤 健二郎 氏
(元スリーエムジャパン(株) カスタマーテクニカルセンター長、元スリーエムジャパンヘルスケアカンパニー(株) 代表取締役)


【キーワード】
1.イノベーション戦略
2.コア技術

【講演主旨】
未来の顧客ニーズは不確実である。経産省の委託調査では、5年先までの顧客ニーズを把握している日本企業は、600社のうち、15%に過ぎない。将来ニーズが見えないなかでのロードマップの作成は困難を極める。グローバル企業としての取り組みはどのようになされているかについて事例紹介する。

【プログラム】
1.グローバル企業1000社のR&D活動動向
 1-1 イノベーション戦略
 1-2 イノベーティブカンパニー
 1-3 イノベーションを起こす為になすべきこと

2.イノベーションケーススタディー
 2-1 ビジネスモデルとイノベーション
 2-2 イノベーションロードマップパターン
 2-2-1 コア技術のロードマップ
 2-2-2 要素技術のロードマップ
 2-2-3 アプリケーションロードマップ

3.ロードマップの活用事例
 3-1 ロードマップの役割
 3-2 コア技術ロードマップの公開、開示
 3-3 コア技術の公開・開示による効果実績

4.まとめ

【質疑応答・名刺交換】


第3部 科学技術予測と製品ロードマップの作成・ポイント、その事例


【15:40-17:10】 
講師:公益社団法人 高分子学会 常務理事 工学博士 平坂 雅男 氏

【キーワード】
1. 技術戦略
2. 情報解析
3. マッピング

【講演主旨】
企業は長期的な戦略の必要性を認識しているが、事業収益を追求するために短期的視点で事業戦略に重点が置かれている。一方、社会環境が変化し将来予測が難しい時代では、環境認識を誤ると、企業はカタストロフィー的に苦境に陥るなど企業にとって将来予測は欠かすことができない時代となっている。将来予測と共に、その情報をどのように戦略に落とし込むが実務上の課題であり、本講演では製品ロードマップ化に至る要点を解説する。

【プログラム】
1. 将来予測
 1.1 情報収集の考え方
 1.2 情報ソース
 1.3 情報拠点構築

2. 情報解析
 2.1 情報の確実性と不確実性
 2.2 データマイニング
 2.3 統計処理

3. 製品ロードマップ
 3.1 活用するためのロードマップ
 3.2 戦略への落とし込み
 3.3 社内体制

4. 最近の話題
 4.1 社会環境の変化
 4.2 顧客意識の変化
 4.3 技術と産業

5. まとめ

【質疑応答・名刺交換】


第4部 演習:グループ討論会・発表会


【17:15-18:00】
参加者のグループ分けによるロードマップをテーマとした討論会・発表会
講師3名はファシリテーターまたはコメンテーター


講師を交えての懇親会(任意参加)


【18:15-20:15】(多少、時間が前後する場合がございます。予め、ご了承ください。)
【会費】 4,000円(税込み) ※2時間(飲み放題、中華料理かイタリア料理を予定)
・ご参加はあくまで任意となっております。
・会場周辺のお店(2h:コース料理・飲み放題)で予定。
・予約の都合があり、3日前(7月25日)までに基本的には締め切ります。
※参加ご希望の方は、セミナー申込みフォームの備考欄に「懇親会参加希望」とご記入ください。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

32,400円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【千代田区】CMC+AndTech FORUM

【JR・地下鉄】神田駅 【地下鉄】大手町駅

主催者

キーワード

事業戦略   技術マネジメント総合

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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事業戦略   技術マネジメント総合

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