PIC/SGMPに対応した製薬用水の製造・品質管理の基礎【LIVE配信】
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 医薬品技術 医薬品・医療機器等規制 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS) |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます |
WHOの製薬用水の製法と管理の要点を基に
PICSで求められる諸項目を詳説!
ー品質管理において指摘されないための留意すべき管理項目とはー
※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
セミナー講師
平原エンジニアリングサービス(株) 特別顧問 村上 大吉郎 氏
《専門》 ・医薬品製造設備のエンジニアリング 製薬用水システム
・CSV
・空調設備
・除染装置
・製薬設備のバリデーション
《学位》
1964年3月 国立北見工業大学応用科学科卒(BS)
1974年6月 ロンドン大学経営工学修士(Master of Engineering in Industrial Management)修了
《職務歴》
1964年4月~1980年3月 ヘンケルジャパン株式会社原薬事業部次長で退社
1980年4月~1994年8月 フィン・アクア・ジャパン株式会社 (副社長で退社)
1994年9月~1997年12月 野村マイクロ・サイエンス株式会社 (FDプロセス部長で退社)
1998年1月~2001年12月 ファーマデュール日本事務所長
2002年1月~2005年3月末 堀硝子株式会社 経営顧問
2005年4月~2015年3月末 株式会社大気社 環境システム事業部 技術顧問
2015年4月~ 平原エンジニアリングサービス株式会社 特別顧問
《最近の主な研究業務等》
①厚生労働省厚生科学研究「日本薬局方第15改正製薬用水研究班」班員
②厚生労働省厚生科学研究「無菌医薬品製造ガイドライン作成班」班員
③厚生労働省厚生科学研究「最終滅菌法ガイドライン作成班」班員
④厚生労働省厚生科学研究「無菌医薬品製造ガイドライン改訂班」班員
⑤厚生労働省JICA Tokyo 2012年度GMP Training Program, 11月13日、教育訓練講師
《学会及び公的機関での他の活動》
・一般社団法人日本PDA製薬学会代議員、
・日本PDA・GMPジャーナル副編集委員長
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
受講について
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- 「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、
Zoom をダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。 - お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
LIVE配信のみのセミナーです。 - お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。 - 後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
- セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
ご自宅への送付を希望の方は備考欄にご住所などをご記入ください。 - ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。 - タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- 講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの
権利者の許可なく複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
セミナー趣旨
WHO Technical Report Series, No.970, Annex 2が2012年に出たが、医薬品開発から製造まで、施設の保全や製剤の品質管理においても欠かせない製薬用水のGMPに関して記述されている。
このWHOの製薬用水のGMPはPIC/Sの査察時に基本的資料として参考にしているもので、EU-GMPにおける製薬用水の規制要件と三局薬局方及びICH-QT,8,9,10,11,12,13との関連づけ、それらとの比較やその解釈、歴史的背景から製造設備の維持管理などを解説する。
PIC/S GMPアネックス1改訂案にも製薬用水の言及があり、製薬用水は、医薬品の主要な出発原料の一つであり、その用水製造及び品質管理は、PIC/Sの査察において、環境アセスメントの重要性に絡む空調管理と共に非常に重要な要素である。
最近のFDAやEMAなどの査察時の指摘事項の30%近くが製薬用水の設備とその管理法になっており、PIC/Sメンバーである日本における査察対応において国内査察でも必須事項の知識と準備が求められる。
本講では、来春予定されているJP18改正の動向を含め、EPが注射用水の製法をUSP及びJPに調和した超濾過法を許容することが、決定している。
これに対応して三局の関連条項と合わせてUSPを含めたWHOの製薬用水の製法と管理の要点を基にPICSで求められる諸項目を詳説する。
習得できる知識
・ 製薬用水設備の維持管理:ルージュの発生とその種類別対応
・ 菌とエンドトキシンの管理/サンプリングおよび迅速測定法
・ 局方における製薬用水の新たな動向
セミナープログラム
1.製薬用水の管理基準:Annex 1とWHOおよび三極の基準比較
1.1 水質規格
1.2 用水精製システム
1.3 貯水および配水システム
1.4 製薬用水システムのバリデーション
2.製薬用水設備の管理と維持
2.1 WFIおよび精製水製造法と今後の超濾過法の考え方
2.2 製薬用水設備の設計時の留意点
2.3 製薬用水設備の装置と付帯設備の特徴
2.4 製薬用水設備の維持管理:ルージュの発生とその種類別対応
2.5 サニテーションおよび滅菌処理
3.製薬用水の品質管理
3.1 微粒子管理
3.2 菌とエンドトキシンの管理
3.3 バイオバーデン管理
3.4 サンプリングおよび局方対応の迅速測定法
3.5 アラート・アクションレベルの設定と科学的管理手法
4.製薬用水の管理装置
4.1 導電率計
4.2 TOC計
4.3 新技術による迅速菌管理法
5.査察時の製薬用水に関する必須準備項目と留意点(最近の指摘事項からの考察)
【質疑応答・名刺交換】
キーワード:製薬用水、微生物、設備、設計、GMP、セミナー、研修、講習会