ポリイミドの材料設計と応用展開【Live配信セミナー】
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 電子デバイス・部品 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | ZOOMを利用したLive配信※会場での講義は行いません |
5G、フレキシブルディスプレイへ向けた
フィルムの合成、製膜技術について詳解!
ポリイミドの加工性、吸湿性の改善に役立つヒントが得られます!
セミナー講師
1.岩手大学 理工学部 化学・生命理工学科 化学コース 教授 大石 好行 氏
2.東洋紡(株) コーポレート研究所 主幹 前田 郷司 氏
【略歴】 IEC/TC124国内審議委員会幹事長、SEMI FLEX Japan Program Advisory Committee Chair
セミナー受講料
1名につき55,000円(税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。 - パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
セミナープログラム
【10:00-14:45】(途中、お昼休憩含む)
1.ポリイミドの合成と機能設計
●講師 岩手大学 大石 好行 氏
【習得できる知識】
ポリイミドの合成法、分子設計、機能設計
【講座の趣旨】
ポリイミドは耐熱性や機械特性に優れていることから、スーパーエンジニアリングプラスチックとして広く利用されてきた。しかし、近年のオプトエレクトロニクス分野などの著しい進展に伴って、さまざまな機能を有する耐熱性のポリイミドが、その要求特性に応じて開発されてきた。
本セミナーでは、ポリイミドをどのように分子設計して合成したらよいのか、またどのように機能化を行ったらよいのかについて、それぞれの機能性ポリイミドの合成と機能設計について平易に解説します。特に、熱特性、可溶性、透明性、屈折性、誘電性、感光性などの機能性をポリイミドに付与するための分子設計の指針を示します。また、機能性ポリイミドの例として、トリアジン系ポリイミドをとりあげ、その分子設計および材料設計についても紹介します。
1.はじめに
2.ポリイミドの合成法
2-1 二段階法
2-2 一段階法
3.ポリイミドの機能設計
3-1 熱特性ポリイミド
3-1-1 耐熱性
3-1-2 熱可塑性と熱硬化性
3-2 可溶性ポリイミド
3-2-1 線状構造と多分岐構造
3-3 透明性ポリイミド
3-3-1 可視光透明性
3-4 屈折性ポリイミド
3-4-1 高屈折率
3-5 低誘電率ポリイミド
3-5-1 一次構造と高次構造
3-6 感光性ポリイミド
3-6-1 ネガ型とポジ型
4.トリアジン系機能性ポリイミド
4-1 トリアジン系ポリイミドの機能設計
5.おわりに
【質疑応答】
【15:00-17:00】
2.高耐熱性ポリイミドフィルムの特性とその応用展開
●講師 東洋紡(株) 前田 郷司 氏
【習得できる知識】
・ポリイミドフィルム物性制御の基本的な考え方
・ポリイミドフィルムの製造方法
・ポリイミドフィルムが適用される用途における要求特性と達成技術
(高密度実装基板、高周波回路基板、フレキシブルディスプレイ)
【講座の趣旨】
高耐熱性高分子フィルム「XENOMAXR 」の基本特性を紹介し、高密度実装基板、高周波回路基板、ディスプレイ等への応用例について紹介する。
1.ポリイミドフィルム基板材料のプロセシング
1-1 高分子フィルム用材料
1-2 ポリイミドの基本構造とフィルム化プロセス
2.ポリイミドフィルム基板の寸法安定性
2-1 CTE:線膨張係数
2-2 高分子材料の熱特性と制御手法
2-3 高分子の非可逆熱変形
3.ポリイミドフィルム基板の表面特性
3-1 高分子フィルムの表面制御
4.耐熱・低CTEポリイミドフィルムの応用
4-1 高密度実装基板
4-2 高周波回路基板
4-3 フレキシブルディスプレイ
5.まとめ
【質疑応答】