5Gの動向とミリ波対応電磁波シールドおよび吸収材料開発のコツ<Zoomによるオンラインセミナー>

今後の高周波へ向かうトレンド、
それに対応する電磁波ノイズ対策について詳解!
5Gの最近の動向についても解説します


基礎からしっかりと解説するので、非常にわかりやすいと評判!

本セミナーはZoomによるオンラインセミナーに変更となりました。
会場での講義は行いません。お好きな場所で受講が可能です。
※PCもしくはスマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。

セミナー趣旨

 第5世代移動通信の電磁波シールド・吸収材料の選定が佳境に入っている。本講義では、今後の高周波へ向かうトレンド及びそれに対応する電磁波ノイズ対策として、電磁波シールドおよび吸収の材料をどのように市場に提案するかを狙った材料開発への方向を示す。

受講対象・レベル

・自社製品の電磁波ノイズ対策への応用展開を考えている材料研究開発者から、ある程度の研究経験を経た方。
・業務に活かすため、電磁波計測方法についての知見を得たいと考えている方。
・電磁波吸収材料開発に取り組んでいるが、電磁波吸収特性のバラツキのような課題があり困っている方。

必要な予備知識

・物理の基礎知識として高校物理レベルの知識。
・書籍「電磁波吸収・シールド材料の設計、評価技術と最新ノイズ対策」(技術情報協会出版・2016/9)、https://johokiko.co.jp/などを一読すると更に理解が深まる。

習得できる知識

・電磁波の基礎知識 
・材料開発のノウハウ 
・計測データバラツキのトラブル対処法 
・電磁波シールドおよび吸収材料のビジネス動向

セミナープログラム

1.  第五世代移動通信(5G)の動向
  1.1 5GMFの概要
  1.2 第5世代移動通信の三つの目標
  1.3 第5世代移動通信のキーコンセプト
  1.4 携帯電話大手と企業連携
  1.5 周波数に対応した電磁波吸収材料の選択のコツと可能性

2.  電磁波の基礎
  2.1 電磁波とは何か(回り込む電磁波と透過する電磁波)
  2.2 金属が電磁波を反射する原理(誘電率のフレネル反射[シールド])
  2.3 電磁波を吸収する原理(吸収はステルスと異なる)
  2.4 電磁波吸収のシュミレーション原理(原子論的考え方と電磁気学的考え方)

3.  電磁波シールド・吸収材料
  3.1 シールド材料の紹介
  3.2 吸収材料の紹介

4.  電磁波シールド・吸収材料設計のコツ
  4.1 電磁波シールド材料設計のコツ
   ①狭帯域電波吸収体への応用
   ②広帯域電波吸収体への応用
   ③ミリ波電波吸収体への応用
  4.2 電磁波吸収材料設計のコツ

5.  電磁波シールド・吸収材料の評価法
  5.1 インピーダンスアナライザー(スペアナ)を用いる評価法
  5.2 ベクトル・ネットワークアナライザーを用いる評価法
   ①導波管法
   ②共振法
  5.3 自由空間法ついて
  5.4 その他の評価法
   ①近傍次回強度分布表示法
   ②反射・伝搬法
   ③空間定在波法
   ④TDR法
   ⑤大型導波菅法
   ⑥マイクロストリップ線路法
   ⑦KEC法
   ⑧容量法
   ⑨トロイダルコア法
   ⑩電波暗室・電波暗箱用吸収体
   ⑪Sパロメータ法の計算モデル

6.  ノイズ抑制材料の商品化
  6.1 ビジネスモデルの構築
  6.2 商品化事例
   ①磁性材料の粉末ビジネス
   ②誘電材料のシート売りビジネス
   ③5G向けシートの製品化検討


■講演中のキーワード:
第5世代移動通信(The 5th Generation Mobile Communication),導電性(Conductivity),誘電率(Permittivity),透磁率(Permeability),電磁波シールド(Electromagnetic wave shielding),電磁波吸収(Electromagnetic wave absorption),負の屈折率(Negative refractive index)


■受講された方の声(一例):
・とても分かりやすく説明頂けたので助かりました。
・事前に送らせていただきました質問についても丁寧にご回答いただきありがとうございます。
・独学でつまづいていましたが、今回で解決しました。
などなど……ご好評の声を多数頂いております!

セミナー講師

山形大学 大学院理工学研究科(工学) 教授 日髙貴志夫 先生

■略歴:
1992年4月-2014年3月 (株)日立製作所 日立研究所にて材料開発に従事
2014年4月-2018年3月 山形大学 地域教育文化学部 教授
2018年4月から山形大学 工学部建築・デザイン学科 教授 現在に至る
■専門および得意な分野・研究:
電磁波環境・環境評価・再エネ利用
■本テーマ関連学協会での活動:
日本建築学会 電磁波研究会

セミナー受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

・本講座は、オンライン受講のみ可能です。セミナー会場での受講はできません。
 *PCもしくはスマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。

・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
 お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
 → 確認はこちら
 *Skypeなど別のツールが動いておりますと、カメラ・マイクなどがそちらで使用されてしまいZoomで不調となる場合があります。お手数ですが同様のツールは一旦閉じてからお試し下さい。

・Zoomアプリのインストール、zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です

・オンラインセミナー受講用のPC貸出について:
受講用PC貸出希望の方は、1台 8,800円(消費税/送料込)でお貸出し致します。備考欄に『オンラインセミナー用PC貸出希望』とご記入ください。またPCの配送先がご登録住所と異なる場合、配送先のご住所も備考欄にご記載ください。

・本講座の配布資料は、PDFにてご送付申し上げます。

・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。

・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
 複数端末から同時に視聴することやプロジェクタ等による複数人での視聴は禁止いたします。

・後日、当日の流れ及び視聴用のURL等につきまして、メールにてご連絡申し上げます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

通信工学   電子デバイス・部品   計測工学

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47,300円(税込)/人

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通信工学   電子デバイス・部品   計測工学

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