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バッテリを長期に渡り安全に使用するために、各セルを適切に管理する方法を解説!
充電制御、電圧監視、電流・電圧保護、充電状態推定、セルバランス回路
セルの固体差に起因してセル電圧にアンバランスが生じる課題を解消するには?
過充電や過放電、蓄電池の早期劣化や性能低下のような悪影響への対策に!
セミナー趣旨
再生エネルギーや電動車両の普及に伴いリチウムイオン二次電池や電気二重層キャパシタ等の蓄電源の利用が急速に拡大している。用途に応じて複数の蓄電セルを直列に接続しバッテリを構成して使用するが、バッテリを長期に渡り安全に使用するためには各セルを適切に管理する必要がある。
そのためにはバッテリマネジメント技術が必要不可欠であり、その中でも特に重要となるのがセルバランス技術である。蓄電システムでは各セルの固体差に起因してセル電圧にアンバランスが生じるが、これはセルの過充電や過放電のみならず蓄電システム全体としての早期劣化や利用可能エネルギーの低下といった各種の悪影響を及ぼす。このアンバランスを解消するのがセルバランス技術であり、近年では蓄電源の利用拡大に伴い盛んな研究開発が行われている。
本セミナーではバッテリマネジメントならびにセルバランス技術について解説する。
習得できる知識
- バッテリマネジメントとセルバランスに関する基礎知識
セミナープログラム
- 背景
- 蓄電池の用途拡大に伴う課題
- リチウムイオン電池と電気二重層キャパシタの特性
- バッテリを使用する際の課題
- 過充電と過放電
- 過大電流
- 温度管理
- セルアンバランス
- 充電状態推定
- バッテリマネジメントシステムの役割
- 充電制御(定電流 - 定電圧充電)
- 電圧監視
- 電流・電圧保護(過大電流、過充電・過放電)
- 温度管理
- 充電状態推定
- バッテリマネジメントシステムの構成
- セルバランスの概念
- 受動方式(損失型)
- 能動方式(非損失型)
- 受動方式のセルバランス回路
- 能動方式のセルバランス回路
- DC-DCコンバータの基礎
(チョッパ、フライバックコンバータ、スイッチトキャパシタコンバータ) - 隣接セル間バランス
- ストリング - セル間バランス
- セル選択方式(ストリング - セル間)
- セル選択方式(中間貯蔵方式)
- DC-DCコンバータの基礎
- まとめ
- 各種セルバランス方式の長所と短所、用途
- 大規模システムにおけるバランス回路
□質疑応答□
セミナー講師
茨城大学 工学部 電気電子工学科 准教授 鵜野 将年 氏
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )
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2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
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※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
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- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
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特典
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(※原則編集は行いません。3営業日以内を目途にZoomのURLまたは当社サイトのマイページからご視聴いただけます。)
配布資料
- 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
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