【延期】粉粒体ハンドリング技術の基礎とトラブル対策

※都合により延期となりました。新規日程は決まり次第ご案内いたします。

代表的粉粒体ハンドリング技術のポイントと
設計方法・トラブル事例等を写真や動画に基づいて説明!


粉粒体の物性の特徴や測定法などの基礎知識から、
ハンドリングにおける各種要素技術まで、粉粒体ハンドリング技術を学ぶ1日セミナー!


~貯蔵・排出・混合・空気輸送等、代表的粉粒体技術のポイントおよびトラブル対策事例~

セミナー趣旨

 「粉は魔物」という言葉があるように、粉粒体のハンドリングは理論にのりにくく、思わぬトラブルが発生することがあります。
 本セミナーでは、豊富な経験や実績をふまえ、代表的粉粒体ハンドリング技術のポイントと設計方法・トラブル事例等を、写真や動画に基づいて説明します。 なお、現在お困りの事案があれば、ご相談にのります。

受講対象・レベル

粉粒体ハンドリング装置の運転や設計に携わっている中堅の技術者

習得できる知識

粉粒体ハンドリング技術のポイントと設計方法・トラブル事例等

セミナープログラム

Ⅰ.粉粒体について
 1.古代からの粉粒体
 2.身の回りの粉粒体の例
 3.粉粒体にちなんだ語句
 4.粉粒体を表す言葉
 5.粉粒体の意味(辞書・辞典の表記)
 6.粉粒体の定義 
 7.粉粒体関係の学会、団体、雑誌類

Ⅱ.粉粒体物性の特徴と測定
 1.粉粒体の分類の仕方
 2.粉粒体特有の物性
 3.粉粒体物性の測定方法と装置の例
  (1)簡易的な圧縮テストによる方法
  (2)パウダーテスターによる方法
  (3)パウダーベッドテスターによる方法

Ⅲ. 粉粒体処理装置と粉粒体ハンドリング装置  
 1.粉粒体処理装置と粉粒体ハンドリング装置の関係
 2.主な粉粒体ハンドリング装置

Ⅳ.粉粒体の貯蔵・排出装置
 1.貯槽について
 2.ヤンセンの法則
 3.フローパターン
 4.排出口径と排出能力
 5.排出不良と各種排出促進策
 6.サイロの強度計算(参考)

Ⅴ.粉粒体の混合装置
 1.粉粒体の混合装置とは
 2.粉粒体の混合の目的
 3.混合装置の形式と種類 
  (1)容器回転式
  (2)容器固定式(機械攪拌型,気流攪拌型,重力式)
 4.粉粒体の混合性能の表し方
 5.混合度の定義
 6.容器回転式混合機および重力式混合機の実施例と性能

Ⅵ.粉粒体の空気輸送装置
 1.代表的な粉粒体の空気輸送特性
  (1)粒体の場合(流動化ダイヤグラムのD区分に属する粒体)
  (2)粉体の場合(その1:流動化ダイヤグラムのA区分に属する粒体)
  (3)粉体の場合(その2:流動化ダイヤグラムのC区分に属する粉体)
 2.空気輸送の分類と特徴および実施例
  (1)輸送形態による分類 (a)分散流 (b)プラグ流
  (2)輸送方式による分類 (a)浮遊輸送 (b)プラグ輸送
  (3)輸送濃度による分類 (a)低濃度(高速)輸送 (b)中濃度(中速)輸送 (c)高濃度(低速)輸送
  (4)輸送システムによる分類 (a)圧送式輸送 (b)吸引式輸送 (c)吸引圧送式輸送 (d)N2循環式輸送
  (5)供給機による分類 (a)供給装置とは (b)供給装置の主な形式と特徴 (c)ロータリーバルブの種類と特性
            (d)流動化応用装置の種類と特性(ブロータンク,エアスライド,垂直気送)
            (e)その他の方式(エジェクター(インゼクションフィーダ),閉塞防止型)
 3.空気輸送システムの選定と計画の基本事項
  (1)設計条件の確認項目
  (2)実務設計の手順と項目
  (3)気体流量,気流速度,輸送能力等の計算方法
  (4)浮遊輸送システムの設計方法 (a)理論 (b)実験例,計算例
  (5)プラグ輸送システムの設計方法 (a)理論 (b)実験例,計算例

Ⅶ.空気源(ブロワ,コンプレッサー)
 1.性能曲線と作動点
 2.送風機の流量制御法
 3.各種風量源の種類
 4.配管(SGP,SUS-TP,サニタリー管)
  (1)管の規格
  (2)輸送管布設の注意点
  (3)管摩擦係数λの求め方
  (4)継手の種類

Ⅷ.分離器(サイクロン,集塵機)
 1.サイクロン(構造,圧力損失,最小分離径)
 2.集塵機(バグフィルタの構造と特徴,性能,圧力損失,サクション/ラインフィルタ)  

Ⅸ.安全対策
 1.圧力容器規格
 2.安全弁とブリザー弁
 3.粉塵爆発対策

Ⅹ.粉粒体ハンドリング装置におけるトラブルと対策例 
 1.輸送元ホッパーからの排出トラブルと対策例
  (1) 吸引輸送における輸送元ホッパーからの排出トラブル
  (2) 浮遊輸送における輸送元ホッパーからの排出トラブル
  (3) 付着性粉体の排出不良と輸送閉塞トラブル
  (4) 吸湿・固着性粒体の貯蔵排出トラブル
  (5) 薄片状原料の輸送元ホッパーからの排出トラブル
 2.供給機におけるトラブルと対策例
  (1) ペレット噛み込みトラブル
  (2) “かじり傷”の発生トラブル
  (3) 異音発生トラブル
  (4) 回転停止トラブル
 3.粉粒体の空気輸送に伴うトラブルと対策例
  (1) 微粉の受入配管と供給配管における付着堆積トラブル
  (2) 合成樹脂ペレットの空気輸送での異物発生トラブル
  (3) フレキシブル継手端部の摩耗破損による金属コンタミ発生トラブル
  (4) PETボトル粉砕品の空気輸送によるベンド部摩耗トラブル

 □質疑・応答□

セミナー講師

二村技術士事務所 代表 技術士(機械部門、総合技術監理部門) 二村 光司 氏 
【講師詳細】
略歴
1974年 富山大学工学部卒業
1974年 民間企業に入社
1995年 工学博士号取得 
1997年 技術士登録 
2013年 同社 定年退職
    二村技術士事務所を開設,現在に至る
資格
◇技術士(機械部門,総合技術監理部門)
◇労働安全コンサルタント
専門
◇粉粒体ハンドリング技術の研究開発・設計
◇労働安全に関する教育
◇アルミニウム材料関連の技術支援,生産技術管理支援 等
活動
 民間企業にて約40年,粉粒体ハンドリング技術の研究開発・設計および実機納入等の業務に従事。特に,各種粉粒体の基礎物性の研究や空気輸送装置・異物分離機・混合機・流動化装置等装置構造の改良や設計開発を専門とする。
 また,学協会での発表や専門誌への投稿,特許出願などの実績多数。「粉粒体ハンドリング技術」(日本粉体工業技術協会編),「粉体の上手な取り扱いとトラブルシューティング」,「押出成型の条件設定とトラブル対策」の著書がある(いずれも共著)。
 各種粉粒体ハンドリング技術への取り組みにより,「高濃度空気輸送の実機装置への適用に関する研究」で学位取得。
 日本技術士会,大阪技術振興協会,京都技術士会,日本労働安全衛生コンサルタント会の各会員。

セミナー受講料

49,500円( S&T会員受講料46,970円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

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【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

機械技術一般   化学反応・プロセス   生産工学

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