圧電MEMS材料の開発と応用について紹介!
インクジェットヘッド、マイクロミラー、振動発電素子への応用とは?


富士フイルムにて圧電材料そのものの開発、製造装置の設計さらにはMEMS事業をゼロから立ち上げてきた筆者が、経験を元に学術的な視点だけではなく実際に使える現場視点から解説!

セミナー趣旨

富士フイルムにて圧電材料そのものの開発、製造装置の設計さらにはMEMS事業をゼロから立ち上げてきた筆者が、経験を元に学術的な視点だけではなく実際に使える現場視点から、圧電MEMS材料の開発と応用を、R&Dの進め方、事業化のための考え方、ノウハウを伝授いたします。圧電材料、MEMS研究者だけではなく、研究企画の参考になります。

セミナープログラム

0.自己紹介
1.はじめに
 1-1 圧電材料とは?
 1-2 圧電材料とMEMSの関連
 1-2 国内での圧電材料の開発の歴史
2.圧電材料の形成方法の違い
 2-1 ゾルゲル法、MOCVD法、スパッタ法、アロゾルデポジション法
 2-2 なぜスパッタ法を選んだか?
     価格、タクト、品質などに対する考え方
3.スパッタ法における課題と対策
 3-1 ブレークスルーのポイント(何が問題で実用化が難しかったか)
 3-2 組成ずれに関する考察
 3-3 安定性に関する考察
 3-3 パーティクルに対する考え方
 3-4 MEMS用圧電体膜形成装置はいかにあるべきか?
4.Nb-PZT材料の開発
 4-1 材料開発のコンセプト
 4-2 スパッタ法における材料開発のテクニック
 4-3 Nb-PZT膜の特徴
 4-4 分極レスの特徴によるメリット
5. 圧電膜のMEMS応用
 5-1 応用を考える際にどうするか?
 5-2 インクジェットヘッドへの応用
 5-3 マイクロミラーへの応用
 5-4 超音波利用素子への応用
 5-5 振動発電素子への応用
6. 終わりに

セミナー講師

藤井技術士事務所長 博士(工学)藤井 隆満 氏
【略歴】
・山口大学院博士後期課程物質工学専攻  博士(工学)
・セントラル硝子株式会社 ガラス研究所:開発から工場生産まで経験。量産までのイメージを持って開発を行うことの必要性を実体験として学ぶ。
・株式会社KRI 50社以上の企業様へR&D提案を行い、~1億円/年のプロジェクトを推進。提案のいくつかは事業化成功。ゼロから1を産むアイデアの出し方、事業化につながりやすい筋の良い研究テーマの選定に強みもつ。
「MOCVD法によるPZT膜の形成およびMEMSへの適用」プロジェクトリーダー
「ゾルゲル法によるPZT膜の形成」
・2000年 富士フイルム株式会社
 高性能な圧電体薄膜(Nb-PZT)を開発し、圧電/MEMS業界にて世界的に評価されている。この材料をシリコンバレーにて実用化。同時に量産性の高い新しい成膜装置を開発。社内にてMEMS分野の新しいテーマを立ち上げ事業化推進。
・2008年 技術士(応用理学部門)取得
・2019年 4月 藤井技術士事務所設立

セミナー受講料

27,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:30

受講料

27,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

神奈川県

MAP

【川崎市川崎区】カルッツかわさき

【京急】京急川崎駅 【JR】川崎駅

主催者

キーワード

薄膜、表面、界面技術   電子デバイス・部品   ナノマイクロシステム

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