Q&Aサービスは終了いたしました。過去のQ&Aの閲覧のみ可能となっております。
新規に質問をする場合は上記「コミュニティ」より投稿してみましょう。


QUESTION 質問No.97

IoTの背景と目指すもの

企画情報マネジメント |投稿日時:
 大型の昇降機を製造・販売している企業で、経営企画部門のスタッフの者です。
当社は、サービスと、メンテナンスで収益を上げている企業ですが、今後、IoTにより
ビジネスモデルが大きく変化するのではないかと考えております。

 Iotは、まだ、霧の中であることも事実ですが、IoTが広がると外とのつながりが
ビジネスを決めることになるはずです。そこで、改めて、次のようなことなど専門家の
レビューをお願い致します。
     1、 IoTの背景と目指すもの。
     2、 IoTが注目される理由。 など。
よろしくお願いします。


spacer
ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

実は、IoTの言葉の定義は(個人的には)はっきりしません。
ご想像の範疇だと思いますが、いわゆる流行語であり、「IoTと言えば、なんだか先端技術行ってるぞ」以上のものはないと感じています。

しかしながら、実用的、実物はたくさんあるのも事実です。以下私見です。
【質問】IoTの背景と目指すもの。
【回答】目指すものは製品によって異なります。防犯であったり、農業であったり、バラバラです。あえて一般論化すれば、「今まではPCを人間が触って、インターネットの先の人間とCommunicateできた。ファイル転送もできるし」「今からは、小さいセンサーが勝手にインターネットにDataを流し、それを受けたPCが勝手に処理し、他のPCにもその情報流し、みんな機械がやてくれる」というところでしょうか。他にもAmazonの大量倉庫から人間がいなくなり、センサーのついた商品と搬送ロボットで発送まで処理する、なども含まれると思います。

【質問】IoTが注目される理由。 など。
【回答】ただ、流行ってるからだけです。来年は違うバスワードが出てきます。製造メーカー様でしたら、言葉に惑わされず、何に付加価値を見出し、そのために何が必要かを考える方が本質的です。結果、それが他所様からIoTと言われたら、IoTです。
「こういうのやりたいんですが、適切な部品は?」等のご質問は、 info@SilBurg.comまでお願いします。




ANSWER
回答No2 | 投稿日時:

他の専門家の方が回答されていますが、私の方からも私見を述べさせて頂きます。

【ご質問1】IoTの背景と目指すもの。

IoT (Internet of Things)は直訳すると、「モノのインターネット」となります。
ここで言うところの"モノ"とは、「現在、インターネット接続されていないモノ全般」というニュアンスです。
例えば、炊飯器や冷蔵庫といった家電から、ゴミ箱やサッカーボール、ビジネス靴に至るまで、本当に思いつくものならば何でもアリです。
この対象範囲の広さが、IoTの定義を曖昧にしている原因です。

IoTという概念が勃興してきた背景は、センサ技術や通信技術の発展によるところが大きいでしょう。
特に、センサや通信デバイスの小型化とコストダウンが進み、今まで搭載不可だったモノに組み込むことが可能になってきます。

IoTの目指すものは、少々乱暴な言い方ですが、下記のとおりとなります。

(1). IoT対応デバイスを大量生産し、とにかく、世界の至る所に大量のセンサをばらまきたい。
(2). ばらいまいたセンサで収集した計測データを、インターネットのクラウド上に吸い上げたい。
(3). インターネットのクラウドに吸い上げたデータを統計的に分析したい。 (いわゆる、Big DataやData Miningの考え方)
(4). クラウド上からIoTデバイスを遠隔で操作したい。

【ご質問2】IoTが注目される理由。 

現在、この世界に存在するデバイスの85%がインターネットに未接続と言われています。
この85%の全てがインターネットに接続すると仮定すると、センサや通信デバイス、組込型マイコンなどのハードウェア製品の需要が増大し、
更には、今まで未収集だった(ブラックボックスであった)データを活用したサービスを提供可能となります。

IoTのマーケットは、日本の国家予算を超える規模になるという予測も出ています。
(参考URL:http://logmi.jp/58243 )

極論すれば、「インターネット経由で、森羅万象を計測し、遠隔で分析や管理を行う」ことができる時代になってきています。
IoTを実現する技術が整いつつあるので、次は、IoTのビジネスモデル(IoTでどうやって稼ぐか?)を考えるのが課題となるでしょう。

IoTの基本は、「センサで計測したデータを収集し、統計分析や遠隔管理を行うことで価値を生み出す」ことに尽きます。
この基本の段階で手探り状態のところが多いですが、IoTの応用範囲は広い故に、画期的なアイデア1つで大当たりする可能性を秘めているとも言えます。




ANSWER
回答No3 | 投稿日時:

IoT、すなわち、様々なものがインターネットに接続することは手段のひとつであって、それ自体が目的ではありません。ただ、IoTという新たな手段が実用化されることによって、今まで実現困難と思われていた目的が達成されそうだと期待が集まっているというのが現在の状況です。

● IoTの背景と目指すもの

IoTが実用化の段階を迎えるに至った背景には、以下の要因があります。
・センサーなどのデータ収集のデバイスの性能向上と低価格化
・インターネット、特に、無線のインターネットの高速化
・収集した膨大なビッグデータに対する人工知能や統計処理を使用した分析の実用化

つまり、大量にデータ収集ポイントを設置でき、それらが収集したデータをインターネット経由でリアルタイムに一か所に集め、集まったビッグデータを分析して、ビジネスに役立つ情報を抽出することができるようになったということです。

このことによって、需要者と供給者との距離が縮まり、より需要に合った商品やサービスの提供が可能になります。

たとえば、電力・ガスなどのエネルギー産業では、ネットに接続されたスマートメーターが普及しつつありますが、これによって、検針員が不要になるだけでなく、個々の顧客の需要動向に合った料金プランや供給計画を作ることができます。

あるいは、自動車の車載センサーから送られる運行データを分析することによって、自動走行システムの精度を向上させることができる他、保険や車のシェアサービスを最適化することができます。

昇降機にも多くのセンサーが搭載される日も近いでしょう。そうなれば、保守サービスの提供の形態も変化すると思われます。センサーが不具合を検知すれば、すぐに、保守センターに通知され、定期点検を待たずに対処できるようになります。さらに、センサーが収集するデータの変化などのビッグデータを人工知能で分析することにより、事前に障害発生を予知することも可能になるでしょう。そうなると、人手による保守・点検サービスを収益源としている今のビジネスモデルも変革を余儀なくされるかもしれません。

● IoTが注目される理由

IoTが注目されているのは、その影響範囲が広い分野に及び、新たなビジネスを生み出す可能性を持っているからです。

前述のエネルギーや自動車だけでなく、たとえば、製造・販売では、顧客情報、販売・在庫情報、生産設備の稼働状況など、今まで以上に多様な、そして、大量のデータをリアルタイムに収集・分析することにより、製造・流通・販売のサプライチェーン全体を効率化することができ、顧客にニーズの変化に即応した供給が可能となります。また、医療では、血圧などの生体情報をリアルタイムに収集し、病気の早期発見や予防、健康指導などができるようなります。

そして、このようなIoTによる変革の中で、ビジネス上優位に立つのは、大量のデータを収集し、それを分析して付加価値を生み出すことのできる企業です。このため、多くの業界で、IoTの波に乗り遅れまいと様々な取り組みが行われているのです。