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QUESTION 質問No.358

製品の製造に活躍する機械の耐用年数

生産信頼性工学 |投稿日時:
アルバイトをしており、頻繁に文房具を購入します。プラスチックなどのペンケースを持っており、先日針金やばねなどの部品が製造される動画を視聴しましたところ、製品の製造に用いる機械は一種類でも様々な形成に対応出来ることが分かりました。

製品が工場で生産される際、製造用の機械はどのくらいの期間活躍されるのでしょうか。製品よりも耐用年数は長期間になるでしょうか。また、機械の点検は、医療器具や車両などの製造と文房具や日用品の製造ではどのような違いがありますでしょうか。

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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

工場ですぐ使える品質改善技法の開発と普及活動を行っている高崎ものづくり技術研究所の濱田と申します。

機械の耐用年数は、税法上の「減価償却資産の耐用年数」として決められています。例えば食品製造設備は10年です。
http://www.tax.metro.tokyo.jp/shisan/info/hyo02.pdf

しかし、これはあくまでも税法上の耐用年数であって、実際にはもっと長く可動させることが可能であり、保守メンテナンスを行うことによって、実際には20年、30年と使用されます。

しかし、長期間使用していると設備メーカーによるサポートが受けられなくなったり、交換部品の販売が終了したり、機高性能維持が難しくなり品質上影響が出ることがあります。故障などの場合は自己責任ということになります。

自働車や医療機器の部品だけを製作する企業の場合、機械の点検については特に制約はありません。完成品を制作している親企業が、それぞれの製品の安全基準、衛生基準等に沿った、機械設備の管理を行うことになります。