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QUESTION 質問No.281

直交表における交互作用について

設計・開発品質工学(タグチメソッド) |投稿日時:
L16直交表で交互作用のでる列を成分記号から求めていますが、
①成分aの列と成分bの列の交互作用は成分abの列にでる。
②成分cの列と成分abcの列の交互作用も成分abの列にでる。
この場合①と②どちらの交互作用のが効いているのか判別することは可能でしょうか?

また、3成分以上の相互作用はほとんどない、または小さいため無視できるという記述を見ますが、上記②は3成分以上のものとの交互作用なので無視してしまっていいものでしょうか?

どのように解釈すればよいかご教授お願い致します。


補足1 投稿日時:2017/03/24 16:19

因子A、B、C、D、Eがあります。
それぞれの交互作用は分かりません。
成分a列に因子A、成分b列に因子B、成分c列に因子C、成分dに因子D、成分abc列に因子Eを割り付けています。
因子A×Eの交互作用はbcの列に出ますが、因子B×Cの交互作用もbc列に出ます。

・bc列に交互作用がでた場合
どちらの交互作用かは別に実験をして確かめる。

・bc列に交互作用がでない場合
交互作用A×D、B×Cはない、もしくは(A×D)×(B×C)はあるかもしれないが解釈が難しく無視する。

という認識で宜しいでしょうか?
また、全ての交互作用を確認しながらするにはL32直交表を使用するのがいいでしょうか?

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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

「超実践品質工学」をコアとしたデータエンジニアリングで、設計・開発をお手伝する、
株式会社ジェダイトの鶴田(つるぞう)と申します。

 直交表の交互作用の問題ということで、品質工学(タグチメソッド)ではなく実験計画法の範疇ですが、ご回答いたします。

 一般には低次の要因のほうが効果が大きく信用しやすと考えられますので、ご質問の場合では、①で解釈するのがふつうです。

 3因子間の交互作用は小さいことが多く、仮にあったとしても技術的に解釈がしづらく、対策に結びつきにくいので、実践的には無視することが多いです。3因子交互作用にこだわって別の主効果の検討を犠牲にするくらいなら、3因子間交互用列に、別の主効果を割り付けたほうが効率的です。

 3因子交互作用列に主効果を割り付けてしまって大丈夫だったかどうかは、直交表に出てこなかった組み合わせ(最適条件など)について、実験結果から推定される結果(工程平均)と、直交表とは別にその組み合わせを実際に実施した結果(確認実験)とを比較します。両者の値が近ければ交互作用を無視しても大丈夫だったということになりますし、値があっていなければ、主効果と交互作用がまじりあって(交絡といいます)、見たい効果が正しく見れていなかったということになります。

 L16直交表実験の目的がご質問では明確でないので、これ以上答えにくいですが、また具体的な事例のご質問が可能であれば、投稿してくださいね!




ANSWER
回答No2 | 投稿日時:

村島といいます。村島技術士事務所主宰で、SQC特に、実験計画法や多変量解析、品質工学をコンサルしているものです。さきの鶴田先生のご回答は、そのまま異論もなく、その通りだと私も思うわけですが、質問者のかたの文面からして、若干の補正をさせて頂いた方がいいのではと思いましたので、下記に説明させてください。
まず、成分記号というのは、交互作用がどこに現れるか、簡単に割り出せるツールだとわりきってしまったほうがいいです。2水準系の場合、同じ成分記号の二乗が1になるという約束を守れば、かんたんに割り出せます。ご存知のことでしょうが、これは単に「演算」の一種です。ご質問の②はそういうことで、成分abの列にでるということです。別に成分abcが3因子交互作用かどうか、関係ありません。逆に言えば、ご質問の①と②は、もし主因子を同じだと仮定したら、まったく同じ効果になります。判別はできません。どの列に割り付けても、でてくる交互作用の列は成分記号の掛け算に似た演算により単純に出てきます。たとえば、abcの列に因子Aを割り付けても構わないと考えれば、理解しやすいです。abcの列にAを割り付け、aの列にBを割り付ければ、AとBの交互作用はbc成分の列にでます。
ご質問後半につきましても、3成分交互作用と成分記号の混同から来ていると思われます。鶴田先生のご回答のとおり、3因子交互作用は、めったに起こらないとされているので無視するわけですが、このことと成分記号abcは関係ありません。
通常、割り付けをする際には、割り付けミスを防ぐため、成分記号と対応させて割り付ける場合が多いですが、上述のように、abcにAやBを割り付けても全く問題ありません。これに対応した交互作用効果は別のところにでてきます。
 以上です。余計混乱させたなら申し訳ありません。




ANSWER
回答No3 | 投稿日時:

さきほどの村島です。乗りかけた船で、回答させていただきます。
単純にお答えしますので、よろしくお願いします。
1.「bc列に交互作用がでた場合どちらの交互作用かは別に実験をして確かめる。」
 これは、ある意味正しいですが、本来、このような割り付けが間違っています。このようなことをしなくてもいいように割りつけるべきです。線点図を参考に割り付けられることをお勧めします。
2.「bc列に交互作用がでない場合」
 実験結果が交絡してしまっている以上、1と同様、あまり意味がない情報です。
1でも2でも間違ったわりつけですので、情報価値はありません。割り付けからやりなおすべきです。

3.すべての交互作用をみるには、2因子間として、32通りですから、L32をつかう値打ちはありません。使ってもよいです。L16ではできません。
 以上です。よろしくお願いします。




ANSWER
回答No4 | 投稿日時:

村島です。先ほどの回答への補足です。L16では、すべての交互作用(2因子間)の割付ができないかのような書き方をしましたが、割付は可能です。ただ、自由度からみて、いっぱいですので、誤差の自由度が確保できません。平均変動が小さいものを適切にプーリングして誤差変動とするという方法を使えば、L16で5因子とその交互作用割付は可能です。




ANSWER
回答No5 | 投稿日時:

村島です。一般的には、L32のほうで誤差列確保して行ったほうがいいです。単純繰り返しより実験間誤差で検定したほうがいいからです。