輸送 プロフェッショナルスキルを身に付ける(その1)

 

◆ 輸送スキルとは

 多くの会社が物流業務をアウトソースしています。自社で簡単にできるのであれば、わざわざアウトソースしなくても済むのですが、物流の仕事は専門性が強いのでそうなります。今回は、物流の中でも専門性が強い業務、「輸送」についてです。 

 かつては自社でトラックを持ち、社員が運転してものを運んでいた時代もありました。しかし、今や輸送はアウトソースが当たり前の時代になりました。安全面からもコスト面からも、専業者にアウトソースした方が効果があるからです。

 アウトソースするかどうかはともかく、荷主会社でも物流に関するプロフェッショナルスキルは不要であるということではありません。輸送業務の原価構成はどのようになっているのかは、自社が実際にトラックでものを運ぶ、運ばないに関係なく知っておいた方が良いでしょう。

 まずは基本知識として、物流6機能(輸送、荷役、保管、包装、流通加工、情報)に関する知識を身に付けておくことをお勧めします。それぞれの機能の定義は何なのか、その機能の効率化のポイントはどういった点なのかなど、必要と思われる基礎を学んでおくと良いと思います。

 さらに、物流の仕事に携わるからには「プロフェッショナルスキル」の習得も求められます。このスキルとはその仕事を行う、あるいは管理するにあたって必要となる専門的スキルのことです。

 例えば経理部門であれば、簿記の知識や会計の知識がプロフェショナルスキルです。人事部門であれば、給与計算や社会保険の知識などがプロフェッショナルスキルであるといえます。では6機能の内「輸送」に関するプロフェッショナルスキルにはどのようなもの...

があるでしょうか。いくつか例を挙げてみましょう。
  • 輸送モードとその特徴
  • クロスドックやプロセスセンターなど、物流拠点の種類と特徴
  • 鉄道輸送の仕組みと料率の考え方

 これらは一部に過ぎませんが、この項目はさらに細分化されることになります。そこでこれらの必要知識として何があるのか、まずは洗い出しを行うと良いと思います。

 次回に続きます。

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