「ワークデザイン」とは

ワークデザインとは、米国のジェラルド・ナドラー博士によって1959年に発表された、システムを最適なものにするための手法です。従来のIE(インダストリアル・エンジニアリング)において、まず現行のシステムに存在する問題点の発見が問題解決の第1歩であったのに対して、ワーク・デザインでは、そのシステムが満たす必要のある機能をそなえた最も簡単で効果的であることを目指し、その機能、インプット/アウトプット、そして手順、方法、設備などを演繹的に決めていきます。

アイデア発想法には次に示すように、大きく分けて4種類あります。

  1. 自由な連想によって刺激を受けることを目的とした方法で、ブレ-ン・ストーミング法はこれに相当します。この他にはチェックリスト法ゴードン法などがあります。
  2. 情報の組合せによって発想を得る事を目的とした方法で、形態分析法、欠点列挙法、属性列挙法、系統図法、KJ法などがあります。
  3. 他の分野の仕組み等を当てはめて発想のヒントを得ようとする方法で、焦点法、バイオニクス、NM法、シネクティクス法などがあります。
  4. 発想の枠組みを切り替えさせることを目的とした方法で、仮想状況設定法、ポジショニング法、キャスティング法などがあります。

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ワークデザイン法の概要や特徴、実施手順

1. ワークデザイン(Work Design)法 とは  ワークデザイン法とは、システムと目的展開(機能展開)を追究し、問題解決や発想につなげる手法...

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