「等価交換法」とは

等価交換法とは、対象となるものをほかのものと一旦置き換えて、そこからアイデアを膨らませていく発想法です。 例えば新しいバケツを考えるときに、同じ水を入れるという点でコップをイメージして、コップに特有の性質を考えます。 「透明である」「6個入り販売」「取手付き」「模様付」などの特性を持っていますから、これらをバケツに取り入れたらどうなるだろうと考えるわけです。 非常にシンプルで、自然にやっている人もいるかもしれませんが、手法と捉えることでシステマチックに考えることが可能となります。

アイデア発想法には次に示すように、大きく分けて4種類あります。

  1. 自由な連想によって刺激を受けることを目的とした方法で、ブレ-ン・ストーミング法はこれに相当します。この他にはチェックリスト法ゴードン法などがあります。
  2. 情報の組合せによって発想を得る事を目的とした方法で、形態分析法、欠点列挙法、属性列挙法、系統図法、KJ法などがあります。
  3. 他の分野の仕組み等を当てはめて発想のヒントを得ようとする方法で、焦点法、バイオニクス、NM法、シネクティクス法などがあります。
  4. 発想の枠組みを切り替えさせることを目的とした方法で、仮想状況設定法、ポジショニング法、キャスティング法などがあります。

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等価交換法の基礎と業務への活用

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