商品企画のシステム化、商品企画の七つ道具

 企業の命題は商品を作る,新しいサービスを創り,継続的に売上を上げること,利益を上げることです。

もの作り,サービスにおいて企画は非常に重要でありますが,商品企画というとアイデア出しに焦点を当てがちです。

 

社内の企画会議でアイデア出しの会議を行い,そのアイデアの中から主観でアイデアを絞り商品化してゆく流れは多く見られます。

この流れの中で売れる商品企画が残れば全く問題はありません。社内で生み出されたアイデアを商品化して,売り方を考える企業も多いです。

また,低価格戦略を掲げて安く売る企業も見受けられます。

膨大な費用とエネルギーを掛けて成功率が1割にも満たない商品・サービスが沢山あるのです。この成功の可否は非常に属人的です。

 

一方消費者の視点からすると,長引く不況が続き,消費の縮小が叫ばれています。

ものが満ちあふれている現在,新しいものを購入する意欲は低くなっています。

欲しいものがない時代にヒット商品を生み出す必要があるのです。

従来の商品企画は「ひらめき」,「個人のセンス・才覚」,「度胸」が支配し科学的なアプローチはなじまないといわれてきました...

 

しかし,商品企画七つ道具では定量的な統計解析手法と定性的な調査発想手法を改良して組み合わせた企画方法を提唱します。

利益を生むのは顧客価値を追求した高付加価値商品の創造が目標です。

【関連解説:商品企画七つ道具】

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