専門家「細川 哲夫」プロフィール

細川 哲夫

お客様の期待を超える感動品質を備えた製品を継続して提供するために、創造性と効率性を両立した新しい品質工学を一緒に活用しましょう。

細川 哲夫

専門家A ほそかわ てつお / 神奈川県 / QECompass

保有資格 博士(工学)、品質管理検定1級
対応エリア 全国

かつて日本製造業は、市場で壊れない十分な品質を効率的に確保することで事業を成長させてきました。お客様がどのように使っても機能を維持するロバスト性の高い製品を提供することの重要性は今後も変わりません。しかしながら、それだけでは事業を成長させることが困難な時代になりました。事業を成長させるためには、お客様の期待を超える感動品質の実現が必須です。ロバスト性を確保する技法としての品質工学の有効性は変わりませんが、お客様の期待を超える製品を実現するための新しい品質工学の活用が事業を成長させる原動力となります。



以下のような課題の達成をお手伝いします。

・自社独自技術によってお客様に価値を提供したい

・技術開発テーマの事業化成功率を高めたい

・企画から量産までのものづくりの流れをスムーズにしたい

・市場で品質問題が起きないことを技術開発段階で予測判断したい

・製品化プロセスの最上流の技術開発段階で性能とロバスト性を両立確保したい

・様々な製品設計に活用可能な技術を技術開発段階で蓄積したい

・製品設計段階での手戻りを減らしたい

・最初から高歩留まりを実現したい

・自分たちの技術を最も歓迎してくれる市場を創造したい

H P: https://qecompass.com/

対応分野

商品企画7つ道具
品質表(QFD)
品質工学(タグチメソッド)
品質工学(タグチメソッド) パラメータ設計(ロバスト設計) 機能性評価 損失関数/許容差設計 MTシステム
SQC(統計的品質管理)
多元配置実験 直交表

経歴

・1987年大学院工学研究科修士課程修了

・1987年 ㈱リコー入社
  光ディスクの生産準備に従事 工程で顕在化した様々な問題対策を担当
  工程で顕在化したほとんどの問題は技術開発段階に起因  
  実験計画法に出会い、その効率性に驚き自分の業務に活用開始
  その一方で実験計画法の限界も感じる

・1989年 ㈱ニコン入社
  新規事業開発部門に配属し、光磁気ディスクの技術開発に従事 
  品質工学と出会い、実験計画法の限界を超えると直観し、業務活用を開始
  1991年に矢野先生の直接指導を受ける機会を得て
  品質工学の本質は技術開発プロセスと意思決定の仕組みであるとの理解に至る
  これによりLIMDOW-MO媒体の技術開発を加速し、1993年に技術開発を完了
  さらに生産性を確保できる量産成膜プロセスを確立
  1995年に、当時は実用化不可能と言われていた7層方式のLIMDOW-MOの量産に成功し
  日立マクセル㈱と㈱ニコンの合弁会社を設立。

・1997年 富士通㈱ 入社
  ストレージプロダクト部門に配属し、磁気ディスク、光磁気ディスクの製品設計に従事
  部門内テーマへの品質工学活用を継続
  2004年より本社部門でグループ全体への品質工学推進を開始 課長に就任
  磁気ヘッド、磁気ディスク、半導体、大型プリンタ、カーナビなど
  幅広い分野に品質工学の活用を推進し、業務の効率化に貢献
  関連企業において継続成果と人財育成を実現したが、全社的にハード部門が縮小へ 

・2007年 ㈱リコー入社
  本社スタッフ部門に配属し品質技術の開発、推進、人財育成に従事
  品質工学、SQCの新講座を立上げ、累計2000名以上が受講
  7名の社内エキスパートを育成
  品質工学専門家がテーマの一員となって技術開発を成功に導くスタイルを確立
  上流テーマを中心に活用し、新規技術の事業化に貢献
  2015年 新たな技法CS-T法を発表
  2019年 品質工学で博士号取得
  2019年より品質管理学会と品質工学会の共同研究会「商品開発プロセス研究会」の幹事を担当 
  その成果として,2021年に技術開発プロセスを設計するプラットフォム"T7"を発表
  2020年 品質工学会 理事、事業部会長に就任
  2020年より研究開発部門に異動し、テーマ活動を開始 
  20以上のテーマにCS-T法を活用し、有効性を確認
  2021年11月定年退職

・2021年 QE Compass代表としての活動を開始

【所属団体・役職】
 ・品質工学会 理事・事業部会長
 ・日本品質管理学会
 ・東京工業大学非常勤講師

業務実績

【書籍】
「基礎から学ぶ品質工学」(共著)日本規格協会
「タグチメソッドによる技術開発~基本機能を探索できるCS-T法~」日科技連出版社

【代表的な受賞歴】
2003年 「シミュレーションと品質工学によるSAWフィルタ安定化設計」細川哲夫, 細 
     川由美 品質工学, Vol.10, No.2 pp.96-103 品質工学会 論文賞受賞
2004年 「ROM-RAM同期記録再生可能な光ディスク媒体の実現」細川哲夫 第12回
     品質工学研究発表大会論文集 QES2004 品川区立総合区民会館(東京)
     品質工学会 発表賞受賞
2015年 「パラメータ設計とT法を融合した開発手法の提案」 細川哲夫, 岡室昭男,
     佐々木康夫, 多田幸司  品質 Vol.45, No.2 pp.64-72
     第44年度 品質管理学会 品質技術賞 受賞
2018年 「Quality Engineering-based Management (QEM): ~A Proposal for
     Achieving Total Optimization of Large Systems~」
     品質工学の機能の考え方とCS-T法を活用した技術開発プロセスを提案
     品質管理の国際大会”QMOD”にてBest Paper Awardを受賞
     TQM&BE DOI:10.1080/14783363.2019.1665843 (2019)

【公開された代表的な品質工学活用テーマ】
・40チャネル面発光型半導体レーザーアレイ素子VCSELの技術開発
  平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞(開発部門)受賞
・ジェルジェットプリンタ用インクの技術開発
  以上2テーマの詳細は,
  「タグチメソッドによる技術開発~基本機能を探索できるCS-T法~」参照
・高精度遊星歯車機構の技術開発
  「感光体ドラム駆動に対応した高精度遊星歯車機構における品質工学を用いた寿命予測手法」
  Ricoh Technical Report No.39 (2014)
・小型マルチ用紙折り機構の技術開発
  Ricoh Technical Report No.43 (2018)
・印刷業界向けプリンターの用紙搬送精密制御の設計方法の技術開発
 「非連続かつ多水準の誤差因子に対する制御設計方法の提案
 (クラスター分析とCS-T法の連携)」設計工学、Vol.54、No.2(2019)