“試験室における”データインテグリティ対応のポイント【大阪開催】
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 医薬品技術 医薬品・医療機器等規制 情報マネジメント一般 |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市中央区】大阪産業創造館 |
交通 | 【地下鉄】堺筋本町駅 |
今からでも間に合う! データインテグリティの基礎知識と
紙・電子データ運用管理の具体的ポイントを整理
セミナー講師
武田薬品工業(株) グローバルクオリティ信頼性保証統括部 品質保証部 課長代理 山下 大 氏
≪専門≫
遺伝子工学、生化学
≪略歴≫
2003年4月~:国内大手化学メーカーに勤務し、遺伝子工学的手法を用いた基盤研究に従事。
2004年5月~:国内大手製薬メーカーに勤務し、商用医薬品のQCを担当。
2006年1月~:シェリング・プラウ株式会社に勤務し、商用医薬品のQCを担当。
2007年5月~:日本イーライリリー株式会社に勤務し、商用医薬品のQC、および試験責任者を担当。
2010年6月~:武田薬品工業株式会社にて、治験薬のQAを担当。
2010年6月~現在 武田薬品工業株式会社にて、医薬品GQPのQAを担当。
治験薬/医薬品の品質保証対応、製造/試験委託先およびベンダーやサプライヤーの監査、社内製造所やラボラトリーの自己点検、当局査察/QPやメーカー監査対応、ER/ES,およびCSV対応、コンプライアンス管理や品質メトリクスのモニタリング、文書/教育管理、等に従事しつつ、開発品の承認申請資料レビュー等にも携わる。品質保証関連業務の傍ら、以下のデータインテグリティ対応を主導、推進。現在に至る。
・社内データガバナンス/データインテグリティのライフサイクル管理の構築
・データインテグリティアセスメント手法の設定
・社内コンピュータ化システムのデータインテグリティアセスメントの実施
・試験委託先におけるデータインテグリティアセスメントの実施
・データインテグリティの社内教育(一般オペレーター向け、マネージメント向け、監査者向け)
本テーマ関連学協会での活動
・International Consortium for Innovation & Quality: Data Integrity Working Group
・その他
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。
セミナー趣旨
本講義では、データインテグリティの検討と対応に不可欠である、データインテグリティの背景、データインテグリティの要素であるALCOAプラス、および主要ガイダンス内容を解説するとともに、試験室におけるコンピュータ化システム利用による電子データのみならず、紙データの運用管理に関して、データインテグリティ要件への具体的な対応ポイントを解説させていただきます。
本講義は初級~中級者を対象とした内容やポイントを中心としております。前半では、これからデータインテグリティ対応に携わる方にとって、効率的かつ効果的に学べるよう、ポイントを絞った内容としております。また後半では、試験室において、これだけは押さえておくべき対応ポイントに絞り、具体的かつ実践的な内容としております。
また、実際の各社でのお悩みや課題、懸念事項についても、お持ちいただけましたら、お話をお聞かせいただければと考えております。
受講対象・レベル
・未経験者
・これからデータインテグリティを学ぶ方
・これからQCやQAとしてデータインテグリティに対応する必要のある方
・これからラボを立ち上げる方
・これから査察や監査に対応していく必要のある方
習得できる知識
・データインテグリティの背景と、ALCOAプラスの本質的理解
・データインテグリティの規制動向と各ガイダンスのポイント
・試験室におけるデータインテグリティ要件の対応ポイント(紙および電子データのデータライフサイクル)
・コンピュータ化システムにおける、データインテグリティの押さえておくべきポイント
セミナープログラム
1.データインテグリティとは?
1)「データインテグリティ」って何?
2)背景:なぜ今「データインテグリティ」なのか?
3)背景:なぜ「試験室」に対する指摘事項が多いのか?
4)各規制当局の「データインテグリティ」に対する動向、各ガイダンスの概要
2.データインテグリティの要素
1)ALCOAプラス原則の本質的理解
2)ALCOAプラス原則を用いた原因調査とCAPA立案について
以下の解説も含む
・生データ
・メタデータ
・オリジナルデータ・真正コピー
・ダイナミック(動的)データ/スタティック(静的)データ
・監査証跡
・ハイブリッドな運用
・データライフサイクル
・データガバナンス
3.試験室のデータライフサイクルにおける、要件のポイント
1)データライフサイクルとは
2)各ライフサイクルにおける要件のポイント:紙データについて
3)各ライフサイクルにおける要件のポイント:電子データについて
4.試験室のコンピュータ化システムにおける、押さえておくべきポイント
1)ID/セキュリティ(アクセス)管理
2)監査証跡、およびそのレビュー方法
3)バックアップとリストア、および電子データの維持管理
4)その他(試し打ち、等)
5)スタンドアローンシステムの課題
5.試験室に対するデータインテグリティのアセスメント
1)試験委託先の監査における確認ポイント
2)社内システムにおける、リスクベースのアセスメント手法
◎ 実例紹介あり
6.その他、問い合わせが多かった事項の対応例
1)アクセス管理(少数でのセキュリティ管理、権限の割り当て)
2)監査証跡のレビュー方法や頻度
3)その他、リクエストに応じて
【質疑応答・名刺交換】