絶対に押さえておきたい医療電気機器EMC規格のポイント-IEC60601-1-2の要求事項と対応技術-

IEC 60601-1-2 4版の基礎から4つの要点
(使用環境・リスク・イミュニティ・書類)、
EMC試験の内容と適合のポイント、医療機器に特化した
ノイズ設計技術まで、分かりやすく解説


講師


倉西技術士事務所 所長 倉西 英明 先生


講師紹介


ご略歴:
1990年4月-2016年5月 富士フイルム株式会社にて
・印刷機器のアナログ回路設計
・医療画像診断機器のEMC設計・試験実施
・医療施設の装置不具合解析及び対策
2016年6月- 倉西技術士事務所 開業
2017年4月-2019年3月 横浜国立大学産学官連携コーディネーター(兼業)

ご専門および得意な分野・研究:
・電子機器(特に医療画像診断機器)のEMC設計及び対策
・アナログ回路設計(特にA/D,D/A変換、基板実装技術)

本テーマ関連学協会でのご活動:
・電子情報通信学会 通信ソサイエティEMCJ
・エレクトロニクス実装学会 低ノイズ実装研究会
・iNARTE EMC Engineer, iNARTE/KEC EMC Design Engineer


受講料


 『医療電気機器EMC規格(10月24日)』のみのお申込みの場合
  1名43,000円 + 税、(資料・昼食付)
  *1社2名以上同時申込の場合 、1名につき33,000円 + 税

 『電子機器におけるノイズとEMC(10月10日)』と合わせてお申込みの場合
 (同じ会社の違う方でも可。※参加される方のお名前を備考欄に記載下さい。)
  1名66,000円 + 税、(資料・昼食付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき56,000円+ 税
  *消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
  *学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナー開催にあたって


■はじめに:
 医用電気機器のEMCは、規格そのものも、それに適合する技術も複雑で難度の
高いものとなっています。また、昨年、IEC 60601-1-2:2014に基づく
改訂版JIS T 0601-1-2:2018が発行されました。これを適用する強制化が、
2023/3/31(以降、非対応品は既存品でも販売不可)と決まり、対応が課題となってきています。
 本講座では、医用電気機器EMC規格のIEC 60601-1-2:2014版を元に、規格の基礎的な
理解から、安全規格との関係、強化されたリスクマネジメントや作成ドキュメントの内容、
EMC試験に対応する技術面まで、医療機器メーカーで設計から試験・対策まで経験した講師が
解説します。

■受講対象者:
・医療機器EMC規格について、より詳しく知りたい方
・IEC 60601-1-2:2014(最新版)の情報を得たい方
・EMCに求められるリスクマネジメントでお困りの方
・EMC試験に設計段階から対処する技術を得たい方
・開発装置がEMC試験に合格せず、対策にお困りの方

■必要な予備知識:
・医療電気機器の電気的な基礎知識
・EMC一般の基礎知識

■本セミナーで習得できること(一例):
・医療機器EMC規格 IEC 60601-1-2の内容
・IEC 60601-1-2 4版の4つの要点(使用環境・リスク・イミュニティ・書類)
・IECに基づくEMC試験とその内容、適合ポイント
・厳しい試験レベルに対応する「ノイズを設計する技術」

■過去、倉西先生の医療電子機器EMCセミナーを受講された方の声(一例):
・規格/技術の両面からお話頂いたので、視野が広がりました。
・配布テキストの完成度が高く、理解の助けになりました。
・IEC 60601-1-2.の要点や、リスクマネジメント方法についてよくわかりました。
・メカ設計の立場からの参加でしたが、分かりやすい内容でした。
・ご質問にも丁寧に回答頂き助かります。本日は大変勉強になりました。

 などなど……各回ご好評の声を多数頂いております!


セミナー内容


1.医用電気機器EMC規格
 1.1 EMC規格の基礎
  1.1.1 規格・規制の関係
  1.1.2 規格の相互関係
  1.1.3 QMSとEMC試験の関係
  1.1.4 医療EMC規格の変遷
  1.1.5 基礎安全と基本性能
 1.2 IEC 60601-1-2.の要点
  1.2.1 EMC試験の流れ
  1.2.2 旧規格との差異
 1.3 要点1 使用環境と電磁妨害
  1.3.1 使用を意図する場所と電磁妨害
  1.3.2 使用場所の3類型
  1.3.3 予見可能な最大の電磁妨害
 1.4 要点2 リスクマネジメント
  1.4.1 リスクマネジメントの導入
  1.4.2 リスクマネジメントとは
  1.4.3 リスク分析
  1.4.4 リスク評価
  1.4.5 リスクコントロール
  1.4.6 リスクマネジメントファイル
  1.4.7 リスクマネジメント8つの要求
 1.5 要点3 イミュニティ試験
  1.5.1 イミュニティ合否基準
  1.5.2 イミュニティ試験レベル
  1.5.3 近接電磁界試験の追加
 1.6 要点4 ドキュメント作成
  1.6.1 試験計画書の作成
  1.6.2 試験報告書の記載項目

2.IEC 60601-1-2.試験と対応法
 2.1 エミッション
  2.1.1 雑音端子電圧
  2.1.2 雑音電界強度
  2.1.3 電源高調波
  2.1.4 フリッカ
 2.2 イミュニティ
  2.2.1 静電気放電
  2.2.2 無線周波電磁界放射
  2.2.3 ファーストトランジェント/バースト
  2.2.4 雷サージ
  2.2.5 無線周波電磁界伝導
  2.2.6 電源周波数磁界
  2.2.7 電源電圧ディップ・瞬停
  2.2.8 イミュニティ試験レベル

3.医療機器のノイズ設計技術
 3.1 「ノイズ設計」という考え方
  3.1.1 医療機器特有の事情
  3.1.2 基本的な考え方
  3.1.3 購入品・外部設計品の問題
  3.1.4 ノイズ問題のコスト感覚
 3.2 ノイズ設計の実際
  3.2.1 基本はGNDの強化から
  3.2.2 基板の設計
  3.2.3 ケーブルの設計
  3.2.4 対策部品の適材適所
 3.3 個別対策設計
  3.3.1 静電気対策設計
  3.3.2 放射対策設計
  3.3.3 伝導対策設計
  3.3.4 電源関係対策

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