メタ・サーフェスの基礎と設計・応用展開
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 応用物理 光学技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】カメリアプラザ(商工情報センター) |
交通 | 【JR・東武】亀戸駅 |
メタ・サーフェスの基礎、応用および最新技術の
動向についてわかりやすく解説します!
製品開発を行う上で必要な最適設計力、
判断基準を身に付けるためには?
講師
福井大学 産学官連携本部 兼 遠赤外領域開発研究センター 客員教授 工学博士(金沢大学) 堀 俊和 氏
・IEEE Life Fellow(米国電気電子学会 ライフフェロー)
・IEICE Fellow(電子情報通信学会 フェロー)
・福井大学 産学官連携本部 客員教授
・福井大学 遠赤外領域開発研究センター 客員教授
<略歴>
1974金沢大・工・電気卒。1976同大大学院工学研究科修士課程了。
同年日本電信電話公社(現、NTT)入社。以来、主として衛星通信、移動通信など
各種無線通信方式用アンテナ及び電波伝搬の研究実用化に従事。
2001福井大・工・教授。大学では、主として広帯域アンテナ及びメタ・サーフェスに関する
研究開発に従事。2016同退職。工博。
<学会活動>
2007~2008年度電子情報通信学会アンテナ・伝播研究専門委員長。
2009同研究専門委員会顧問。
2011~2012年度電子情報通信学会北陸支部長。
2000年度米国電気電子学会APソサイエティ日本支部長。
2009~2010年度同ソサイエティ名古屋支部長。
2013~2014年度同会名古屋支部副支部長。
<著書>
「Handbook of Microstrip Antennas」(共著)、「アンテナ工学ハンドブック」(共著)等。
受講料
49,980円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合47,250円、
2名同時申込の場合計49,980円(2人目無料:1名あたり24,990円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。
受講対象・レベル
メタ・サーフェスを用いて新たな製品開発を行いたい若手技術者や新人の方、
およびメタ・サーフェスの応用開発にあたって、再度、基礎技術から応用までを学び直したい方。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説します。
習得できる知識
メタ・サーフェスの基礎から応用までを関連付けて解説するため、
実際に、メタ・サーフェスを用いた新たな製品開発を行う上で、メタ・サーフェスの
最適設計力が身に付き、また、メタ・サーフェスを用いた場合の具体的効果の予測が可能となり、
製品開発における判断基準を修得できる。
趣旨
メタ・サーフェスは、自然界には存在しない反射特性を持つ人工表面であり、
その表面に入射した電磁波の反射位相および反射振幅を制御できる特徴を有している。
本セミナーでは、メタ・サーフェスの基礎から応用まで連関をもって詳述する。
本講演では、特に、周波数選択板を用いたメタ・サーフェスを取り上げ、
光学近似理論を用いた簡易設計法を紹介するとともに、この簡易設計法を用いて、
人工磁気導体の低姿勢設計、完全磁気導体特性や電波吸収特性を有するメタ・サーフェスの設計、
また偏波変換や反射角制御の可能なメタ・サーフェスの設計について具体的に明らかにする。
さらに、これらの技術をアンテナ・電波伝搬に適用した例について紹介するとともに、
メタ・サーフェスに関する最新技術の動向を明らかにする。
本講演で述べるメタ・サーフェス技術が、次世代ワイヤレスシステム実現のための
基盤技術として、新たな応用面で更なる発展を遂げるきっかけとなることを期待する。
プログラム
1.メタ・サーフェスの基礎知識
1-1.メタ・サーフェスの基本構造
1-2.メタ・サーフェスの反射特性
2.メタ・サーフェスの設計・解析手法
2-1.メタ・サーフェスの設計手法
2-2.メタ・サーフェスの解析手法
3.周波数選択板を用いたメタ・サーフェスの簡易設計法
3-1.周波数選択板の空間フィルタ特性
3-2.光学近似理論を用いたメタ・サーフェスの簡易設計法
4.メタ・サーフェスの具体設計例
4-1.人工磁気導体の低姿勢設計
4-2.完全磁気導体特性を有するメタ・サーフェスの設計
4-3.電波吸収特性を有するメタ・サーフェスの設計
4-4.偏波変換の可能なメタ・サーフェスの設計
4-5.反射角制御の可能なメタ・サーフェスの設計
5.アンテナ・電波伝搬(A・P)への適用例
5-1.アンテナの反射板としての検討例
5-2.モノスタティックRCS低減反射板としての検討例
5-3.伝搬環境改善のための反射板の検討例
6.メタ・サーフェスに関する最新の研究動向
【質疑応答・名刺交換】