効率的なCTD-Q・製剤パートの記載法と照会事項への対応
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 医薬品技術 医薬品・医療機器等規制 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区文化センター |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
技術移転/プロセスバリデーション/承認申請戦略…
少なすぎ・書きすぎを防ぐには?
薬事部だけでなく製剤部の方にもオススメです!
~先発・後発メーカーのために~
セミナー講師
神戸学院大学 薬学部 教授 山原 弘 氏
≪略歴≫
1981年3月 神戸学院大学 薬学部 薬学科 卒業
1981年4月 田辺製薬(株) 入社
1992年~1993年 南カリフォルニア大学薬学部
2003年~退職まで 日本製薬工業協会製剤研究会 委員
(06年4月~08年3月 同部会長)
2011年5月 沢井製薬(株) 入社
2013年~退職まで 日本ジェネリック製薬協会 製剤研究会 副会長
2014年4月 神戸学院大学 薬学部 教授
≪専門≫
製剤学、薬剤学、レギュラトリーサイエンス
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
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セミナー趣旨
世界的に見た医薬品品質の保証とは、見た目の品質や規格試験等による評価だけでなく、開発された医薬品製剤の設計から生産に至るまでのすべてのプロセスに、透明でかつ説明責任を十分果たすことのできるマネジメントシステムが適用された状態にあり、そこで開発され、生産された医薬品製剤のみがこれからの品質保証を担保できるものであるという認識に変わりつつある。医薬品の承認申請のための国際共通化資料、CTDには、開発段階で製品の品質を担保するためにどのような過程で医薬品を作り込んでいったかを規制当局に示すものである。これまでCTDは新薬申請に限られていたが、ジェネリック医薬品の申請にまで拡張された。
講演では、ジェネリック医薬品を含む、製剤の設計から生産までの検討すべき事項、差別化のための注意点、並びに承認申請書、特に製剤パートのM2、M3にそれらをどのように記載するかについて、演者の経験を踏まえながら概説したい。
習得できる知識
CTD申請書の歴史的背景、先発品、後発品の製剤設計とその違い、CTD M2、M3(製剤パート)の記載方法、技術移転、プロセスバリデーション、承認申請戦略など
セミナープログラム
1.はじめに
2.国際化時代の医薬品申請
2-1 ICHの歴史的背景と構成
2-2 CTDの構成
2-3 ICH-Qトリオ(Q8,Q9,Q10)誕生までの歴史
2-4 ICH-Qとマネジメントシステム
3.先発品、ジェネリックのCTD申請での注意点
3-1 製剤開発の時期と手法
3-2 原薬調達とその品質
3-3 製剤開発のTPPとスケジュール
3-4 処方設計及び製剤設計
3-5 minimal approachesとQbD approaches
3-6 モックアップとチェックリスト
3-7 ライフサイクルマネジメント
4.効率的なCTD記載方法と実例
4-1 リスク評価
4-2 リスクの洗い出し、ボトムアップ手法かトップダウンの手法か
4-3 重要工程とCritical Process
4-3 リスクコントロール(許容範囲)記載の一例
4-4 DOEを用いたデザインスペース設定の一例
5.工業化検討と市販後対応
5-1 製剤間の同等性と類似性
5-2 目標値と設定値
5-3 スケールアップ検討
5-4 技術移転
5-5 プロセスバリデーション
5-6 変更管理とQ12
6.CTD申請書作成のコツ
6-1 M2とM3の違い
6-2 少なすぎ、書きすぎを防ぐポイント
6-3 照会事例とその対応の一例
7.おわりに
【質疑応答・名刺交換】