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透明遮熱/電磁波シールド/
防汚/耐傷付き性/外装のフィルム加飾
電気自動車、自動運転車で求められる新たな塗料の開発
講師
1.日本ペイントホールディングス(株) R&D本部 次世代技術研究所 川島 裕司 氏
2.藤倉化成(株) 電子材料事業部 技術部 開発1課 工学博士 菅 武 氏
3.サスティナブル・テクノロジー(株) 代表取締役 緒方 四郎 氏
4.BASFジャパン(株) コーティングス事業部 製品開発部 マネージャー 角田 剛 氏
5.布施真空(株) 代表取締役 三浦 高行 氏
受講料
1名につき 60,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕
プログラム
【10:00-11:10】
1.可視光透過・赤外線反射塗料の遮熱技術と塗料設計
日本ペイントホールディングス(株) 川島 裕司 氏
1.当社におけるイノベーション創出の紹介
2.自動車業界における遮熱技術
3.可視光透過・赤外線反射塗料の遮熱技術と塗料設計
3.1 遮熱技術のコンセプト
3.2 効果検証
【質疑応答】
【11:20-12:30】
2.電磁波シールド塗料の設計、特性とその自動車部材への応用展開
藤倉化成(株) 菅 武 氏
【講座の趣旨】
“塗料”の特長である形状や膜厚の高い任意性を活用することにより、これまで電磁波シールドにおいて課題とされていた複雑形状や細部に至るまでのわずかな隙間からの漏洩を効果的に抑制することができる。更に、現在広く利用されている様々な電磁波シールド技術と複合的に用いることにより、総合的にシールド効果を向上できる可能性について論じる。
1.シールド塗料の設計
2.電磁波シールドのメカニズム
2.1 電磁波シールド塗料の紹介
2.2 電磁波シールド塗料のシールド特性
2.3 電磁波シールド塗料の適性基材
2.4 電磁波シールド塗料の使用例
3.部品シールド用導電性ペーストの紹介
4.磁気シールドのメカニズム
4.1 磁気シールド塗料の紹介
4.2 磁気シールド塗料のシールド特性
4.3 磁気シールド塗料の適性基材
4.4 磁気シールド塗料の使用例
5.ミリ波吸収塗料の紹介
6.“塗料” のEMI/EMC対策における有効性
7.今後の展望
【質疑応答】
【13:10-14:20】
3.無荷電化膜防汚技術の開発と車載センサ・自動車関連機材への応用の可能性
サスティナブル・テクノロジー(株) 緒方 四郎 氏
1.開発の背景
2.基体表面保護技術に用いる機能化原理
2.1 正電荷・両性電荷(親水・撥水)膜の形成・機能化原理
2.2 無荷電化膜の形成および機能化原理
3.正・両性電荷膜および無荷電化膜による車載部材(基材)への基体保護機能付与
3.1 防汚機能評価例
3.2 高分子樹脂表面劣化低減評価例
3.3 評価例
4.車載部材(基材)への各種基体保護機能評価
4.1 防汚機能評価例
5.今後の技術開発について
【質疑応答】
【14:30-15:40】
4.自動車用クリヤーの要求品質と耐傷付き性、屋外暴露外観の両立
BASFジャパン(株) 角田 剛 氏
【講座の趣旨】
自動車用クリヤーに求められる塗膜性能の変遷について説明し、従来の技術では到達困難であった、優れた耐傷付き性と屋外暴露外観を両立させる有機・無機ハイブリッドクリヤーを紹介する。
1.自動車用クリヤーについて
1.1 自動車車体の塗膜構成
1.2 塗膜性能の要求品質
1.3 塗装に関わる要求品質
1.4 クリヤー塗料組成
1.5 日本の自動車外板塗装の技術変遷
2.耐酸性雨性クリヤーについて
2.1 酸性雨について
2.2 耐酸性雨性クリヤーの硬化システム
3.耐傷付き性クリヤーについて
3.1 傷発生のメカニズムと対策
3.2 耐傷付き性クリヤーの硬化システム
3.3 耐傷付き性クリヤーの量産例
4.有機・無機ハイブリッドクリヤー
4.1 有機・無機ハイブリッドクリヤー設計のコンセプト
4.2 塗膜性能試験結果
4.3 屋外暴露試験結果
5.今後の自動車用クリヤー技術について
5.1 環境対応型クリヤーについて
5.2 自動車用クリヤーの開発技術動向
【質疑応答】
【15:50-17:00】
5.Neo−TOM工法による自動車外装への加飾
布施真空(株) 三浦 高行 氏
【講座の趣旨】
真空成形法から誕生した3次元表面加飾方法「TOM工法」は自動車内装品の新しい工法として広く採用されるに至っているが、此の工法を進化させ自動車外装加飾 (塗装代替) への応用を目標とした「Neo-TOM工法」について解説し、さらに進化させた「Neo-TOMⅡ」を紹介する。
1.TOM工法 (Three dimension Overlay Method)
1.1 基本概念
1.2 基本構造
1.3 プロセス
1.4 TOM工法の特徴 1.5 実用化例
2.TOM工法に使用される表皮材 (フィルム)
2.1 フィルム構成
2.2 被覆形態
3.加飾における位置付
4.Neo-TOM工法
4.1 装置
4.2 プロセスⅠ 車体ルーフの場合
4.3 プロセスⅡ ドアー・ボンネット等の場合
4.4 加飾イメージ写真
4.5 Neo-TOM工法の特徴
4.6 さらなる進化形「Neo-TOMⅡ」
【質疑応答】
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