以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
ゴム・高分子材料のトライボロジー特性と接触面の観察および評価方法
高分子材料のトライボロジー:トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで
トライボロジーの基礎、メカニズムと表面分析
高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計
高分子絶縁材料の劣化メカニズムと部分放電計測ならびに寿命評価
ゴムの架橋と特性解析・制御
高分子材料における添加剤の基礎知識と分析法、変色の特徴と分析技術
実務で役立つトライボロジーの基礎
ゴム・高分子材料のトライボロジー特性と接触面の観察および評価方法【大阪開催】
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 生産工学 高分子・樹脂技術 |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市中央区】ドーンセンター |
交通 | 【京阪・地下鉄】天満橋駅 |
一般的な摩擦の法則と、その適応限界としてのゴム材料への応用、表面で生ずる現象からそのため接触面の観察まで、実演を交えて分かりやすく解説します!
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
講師
金沢大学 理工研究域 機械工学系 トライボロジー研究室 講師 博士(工学) 岩井 智昭 氏
<ご専門>
トライボロジー・設計工学・機械機能要素、複合材料・表界面工学、高分子材料・ゴム・プラスチック
<ご略歴>
1989年金沢大学大学院自然科学研究科精密工学専攻修了。2001年工学博士取得。ゴムのパターン摩耗に関する研究、摩擦変形を受けるゴムの応力・ひずみ測定など、ゴムのトライボロジーを主な研究分野とする。日本トライボロジ学会教育講習委員、日本ゴム協会研究分科会主査を務める。
習得できる知識
・摩擦の法則のゴムへの適用法
・ゴムの摩擦摩耗の基礎
・パターン摩耗機構の理解
・真実接触面の観察原原理と観察手法の習得
趣旨
タイヤ、シール、ベルト、ワイパー、ゴムローラーをはじめとして、ゴム製品はさまざまなところで使われており、高い摺動性や耐摩耗性を求められています。したがって、ゴム製品を扱うエンジニアは、ゴムの摩擦・摩耗のメカニズムや支配する因子について理解を深め、摩耗の予測や摩耗特性改善などに取組む必要があります。
本講義では、ゴムのトライボロジーを専門とする講師が、その基礎知識をわかりやすく解説します。まず、ゴムのトライボロジーの基礎として、一般的な摩擦の法則と、その適応限界としてのゴム材料への応用を説明します。次に、ゴムの摩耗でしばしば生ずるパターン摩耗機構を解説し、そのメカニズムについて理解を深めます。また、トライボロジーは主に表面で生ずる現象であり、そのため接触面の観察は重要であるということから、光の干渉法および反射法を利用した真実接触面積の観察法を解説し、簡単な実演も実施します。
プログラム
1.トライボロジーの基礎的知識
1-1.トライボロジーの歴史
1-2.アモントン・クーロンの摩擦の法則
2.ゴムの摩擦の基礎
2-1. ヘルツの弾性接触理論
2-2.摩擦の起因
2-3.見かけの接触面積と真実接触面積
2-4.掘り起こし摩擦
2-5.弾性ヒステリシス損失による摩擦
2-6.ゴムの摩擦における摩擦の法則の適用限界
3.ゴムの摩耗の基礎
3-1.摩耗の起因
3-2.凝着摩耗とアブレシブ摩耗
3-3.パターン摩耗と疲労摩耗
4.パターン摩耗機構
4-1.パターン摩耗の基礎
4-2.リッジ形成とき裂進展の測定・実験紹介
4-3.パターン摩耗機構
5.接触面観察手法の紹介と実演
5-1.光学の基礎(反射・屈折と干渉)
5-2.干渉法によるゴム真実接触面の観察
5-3.全反射法によるゴム真実接触面の観察
6.まとめ
キーワード ゴム、プラスチック、摩擦、摩耗、トライボロジー、接触、評価、研究、開発、セミナー